乃木坂春香の秘密

乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪感想

評価/★☆☆☆☆(11点)

乃木坂春香の秘密感想

制作/ディオメディア
監督/名和宗則
声優/羽多野渉,能登麻美子,後藤麻衣,佐藤利奈ほか
全12話


あらすじ

白城学園に通う綾瀬裕人のクラスメイトである乃木坂春香は容姿端麗・才色兼備な深窓の令嬢であり、「白銀の星屑(ニュイ・エトワーレ)」・「鍵盤上の姫君(ルミエール・ドゥ・クラヴィエ)」など、数多くの美称を持つ学園のアイドルである。だがある日、裕人が親友の朝倉信長の代わりに図書室に本を返却しに行った際に彼女の秘密(アキバ系であること)を知ってしまい、それがきっかけで裕人と春香の「秘密」の関係が始まる。

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ちぃーっす!オタクについて取材したんでラノベに取り入れてみました!

原作はライトノベルな本作品。
アニメは2期放送されており、本作品は一期目。
また、この作品のレビューはは去年の5月に一度書いたのですが
2期目を見るために1期目を見たので、レビューを書き直しました。
(最初のレビューは感想記事って感じだったので・・・w)
基本的にストーリーは、オタクであるお嬢様と平凡な主人公を中心に展開される。
優秀で何でもできて人気者のお嬢様の秘密を知ってしまった主人公が
その趣味に付き合いつつ、お嬢様との関係性を深めていく・・・という感じ。
また本作品はメイン声優である能登麻美子さんのファンのかたなら問題ないと思うが、
能登麻美子さんが嫌いなら見るのは無理だろう。
本作品がいかに声優だよりであるかが明確になってしまっている
序盤は設定の面白さもあり、軽い気持ちで見れた
自分のオタク趣味に懸念を感じているお嬢様とそれをあまり気にしない主人公との
絡みは順当なラブコメな雰囲気を出しており、いい意味で嫌味のないまっとうな感じだ。
3話ではオタク趣味が周囲にバレそうになった後の展開は
オタク批判を交えつつもしっかりと描かれていた。
しかし、好印象は序盤まで話数を追うごとに、どんどんと微妙なアニメになっていく。
中盤辺りから当たり障りの無い話とベタな展開で、
「ほら、萌えろ萌えろ!」といわれているような描写が多く、狙いすぎている。
ただ、狙いすぎている割には「オタク批判」も多いのでどう受け取られていいか混乱します。
萌えなストーリーの中に、オタクに関する考察や批判を盛り込もうとしているのはわかる。
だが、その方法が弱すぎるうえ、ただの批判にしかなっていない。
ようはオタクという本質を掴みきれていないまま上辺で描いているので、
そんな批判やストーリーにされても「感情移入」ができない
作者ないし脚本家は本当にオタクというのがわかっているんだろうか?
放送時期もまったく違う上、原作は後から始まっているので比べるのはおかしいのだが
普段は優秀に見える女キャラクターが実はオタク趣味を持っていて・・・という設定なら
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」のほうが、オタクという設定をうまく使いこなしている。
あの作品を見た後だと、この作品がいかに「オタク」という設定を
ただ売るためだけの設定として用いているかが分かりやすい。
本作品はオタクという設定を雑にしか扱っていなく、評価を下げる原因になる。
また、上辺だけのオタク設定の他にもキャラクターの心理描写が非常に甘く、
上辺だけのキャラクター設定、上辺だけのキャラクター像で物語が進行するため
キャラクターたちに一切魅力がなく、感情移入できない。
基本的に私はこの作品のキャラクターはどうでもいいとすら思ってしまった。
キャラクターに感情移入できない状態で普通のラブコメを展開されたり、
上辺だけのオタク要素ストーリーが展開されてもしらけるだけであり、
話数を負うごとにストーリーに対してどうでもいい気持ちがどんどん増えていく。
もっとうまく設定を生かし、キャラクターに感情移入できる状態であれば
普通のラブコメでもそれなりに楽しめるはずなのですが・・・
中盤から、主人公と何度もぶつかった少女が登場し
三角関係になるのか?!と思いきや中途半端な描写で三角関係の状態にすらならず、
結局は主人公とヒロインのぬるいラブコメ一直線。
あの少女はなんのために出てきたんだろう?と思ってしまう。
2期では活躍するのかもしれないが・・・1期ではあえて出す必要があったか謎だ
個人的には最後まで主人公とぶつかって1期は終わり、2期で改めて登場し
三角関係に発展していくような構成のほうが、キャラの使い方としては面白かったかもしれない。
また終盤の展開も先が読める。という感じのオンパレードで
身分の違いを表現するために出た当て馬キャラクターなど
評価をどんどんと下げる原因になっていた。
全体的に見て、3話までのOVAならもっと評価できた作品だ。
だが、3話以降の展開はどんどんと評価を下げる要因になっている
話数が進むほどオタク批判なども過剰になっていき、
登場人物の行動や言動が「どうでもよくなる」内容は1つの作品としてどうなんだろうか?
これは個人的に感じたことなので、本当にそうなのかはわかりませんが
オタク要素の内容が「取材してそのまま作品に取り込んだ」という感じが強く出ており、
取材したであろうオタク要素の内容の本質まで踏み込んでいない。
基本的に典型的なラブコメが楽しめるなら見れる作品ではある、
ただ話としては弱く、先が読める展開も多くキャラクターに感情移入しにくい。
しかし、私のようにレビューする気持ちで見るのではなく、
何も考えず何となく見る分には楽しめる・・・かもしれない(苦笑)
能登麻美子さんのファンには必見な作品です。

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