ToHeart2

ToHeart2感想

☆☆☆☆☆(6点)

ToHeart2感想

制作/OLM Team IGUCHI
監督/須藤典彦
声優/福山潤,長谷優里奈,伊藤静,力丸乃りこほか
全13話


あらすじ

3月――寒い冬を乗り越えて、ようやくたどり着いた芽生えの季節。
幼なじみであり腐れ縁な雄二と一緒の気楽な学園生活も、ひとつの区切りを迎えようとしていた。
新しい季節が近づくにつれ、変わらないと思っていた日々が少しずつ変化してくような気がする。
新学期にウチの学校へ入学してくる、幼なじみのこのみ。
雄二の姉であり、俺やこのみにとっても姉のようなタマ姉のこと。
それだけじゃない。季節と一緒に何かがやって来る、そんな気がするんだ。
もうすぐ春がやって来る。去年とは違う春が――

スポンサーリンク

これが・・・ToHeart2?

個人的には名前だけはしっている作品(苦笑)
原作は2004年に発売されたPS2のゲーム(後に18禁版もあり)
基本的なストーリーは典型的なハーレムラブコメアニメ。
原作は知らないが、非常にまったりしたストーリー展開を基本としており
全体的に盛りあがりに欠ける作品だ。
まず、メインヒロインとして第1話、第2話で主人公の幼馴染の二人が出て来る
「なるほど、主人公とこの2人を中心に展開するのかな?」と思ったら、
3話、4話、5話、6話と幼馴染二人はほとんど出てこない(苦笑)
主人公は他のキャラとのフラグ建てに必死になり、
毎話違うキャラとのラブコメ展開を楽しんでいる。
毎回のように「入学式」に時系列を戻し、主人公とヒロインとのイベントストーリーを展開するが
もう少しキャラクター同士の掛け合いがあってもいいんじゃないだろうか?
これが全26話くらいの余裕のあるアニメなら序盤はキャラクター紹介で消費する方法も
悪くはない。
更に原作がゲームということを考えても、主人公があちらこちらにフラグたてまくって
ハーレム展開になるのも全然構わない。
しかし、キャラクターの同士の絡みがなく、たんたんと作業的に各キャラの固有イベントを
毎話消費していくような展開には何の面白味もない。
ただ、ようやく7話で各キャラとの兼ね合いが見れたと思ったら
特に何も無い、みんなで天体観測をするのみ(苦笑)
更には8話からまた主人公のフラグ建て祭りが始まるorz
そこからの話は苦痛だ。
メインでもない双子の話を3話も費やし、メイドロボットまで出て来る始末、
もうこのアニメで何をしたいいのかが理解しきれ無かった。
特に全キャラが集まり、ようやくキャラクター同士の絡みが見れるかと思った
11話など、何の意味があるの?と問いたくなる。
主人公がフラグ建てしまくったキャラクターを幼馴染の一人が集め、
そのキャラクター達の目の前で
「ウチのタカ坊がいつもお世話になっています」と他のキャラクターに釘をさすような発言をする。
まるでタカ坊(主人公)は私のものよ!と言わんばかりだ。
おぉ、ここから話が面白くなりそうだな?と思ったら
次の話ではその発言がないがしろになり話が展開する。
11話の意味は・・・?
製作陣、特に脚本を書いた人は何を考えてこのセリフを言わせたのか、
なんのための11話なのか・・・全く意味が分からない。
最終話も結局はちょっとしたたきっかけで気まずくなった幼馴染と仲直りしており。
さんざんフラグ建てして、さんざんキャラクターを出して、
結局は最初に出てきた幼馴染と気まずくなって仲直りするだけのストーリーになっています。
ほんと、この作品は一体何がしたいんだ(苦笑)
原因として原作ゲームのキャラクターを出しすぎており、
メインヒロインである「タマ姉」や「このみ」に焦点を絞れず、
うす~くあさ~くの上辺だけのストーリー展開になってしまっていた。
結果としては、原作ゲームの雰囲気やキャラクター紹介だけのアニメ、
ストーリーとか気になった人は原作かってね!という作品だ。
全体的に作画は乱れ気味、特に9話は作画崩壊ともいえるキャラクターの顔の崩れ方をしており
思わず笑ってしまった。
ただ、意外に声優さんは悪くはない。
声優さん目当てで見るアニメとしては最低限のラインになっている
本作品後に多数のOVAが発売されており、そちらのほうが評価高い様子。
それを踏まえても、本作品は「失敗」したアニメ化作品と言えます。
まあただ、制作側としては原作の宣伝になれば良いだけのアニメと踏まえているのであれば
ある意味では知名度が上がったと言えるかもしれません。
個人的には本作品はみずに、OVAだけを見たほうが
「ToHeart2」という作品のイメージが崩れなくてすむと思います・・・(苦笑)

スポンサーリンク