GOSICK-ゴシック-


GOSICK-ゴシック-感想

評価/★★★☆☆(44点)


GOSICK-ゴシック-感想

制作/bones
監督/難波日登志
声優/悠木碧,江口拓也,木内秀信,下屋則子ほか
全24話


あらすじ

時は1924年、第一次世界大戦後のヨーロッパ。ソヴュール王国の貴族の子弟の為の
寄宿学校・聖マルグリット学園に在籍する日本からの留学生・久城一弥は、
天才的な頭脳を持つ同級生の少女・ヴィクトリカと共に様々な事件に遭遇する。

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斎藤千和がよかった、個人的に。

原作はライトノベルな本作品。
原作自体は2003年から発売されており、
富士見ミステリーなどの廃刊に伴い未完のまま絶版になっていたが
2009年9月から角川文庫にフィールドを移し続編を刊行している
2008年からは月刊ドラゴンエイジで漫画版も連載中
基本的なストーリーはミステリー。
第一次世界大戦後の中世ヨーロッパのとある国を舞台とし、
その国に留学生としてやってきた日本人を主人公とする。
黒い髪、黒い瞳が死神を彷彿とさせ周囲からは春に来る死神といわれ忌み嫌われていたが
ある日図書館の屋上でまるで人形のような金髪の少女ヴィクトリカと出会うことにより
様々な事件に巻き込まれていく・・・という感じだろうか?
序盤はミステリーらしく事件を解決する話が多い。
ただトリック自体は既存のミステリー小説で似たようなものがあったり、
探偵役であるヴィクトリカが班員を言う前に視聴者が犯人が分かってしまう場合もあったり
トリック自体のレベルは低い。
だが、事件のストーリーが非常に練られている作品と言えるだろう
特にその事件に関わっている人物の動機や過去、
またその事件に関わる主人公とヴィクトリカのキャラクター性がよく
トリック自体が単純でも、まるで二人と一緒に事件に携わっているように
ストーリーを楽しむことが出来る。
1事件あたり3話と、2クールという尺で余裕を持っている感じだ
どちらかというとミステリーというより冒険活劇的要素が強く
トリックや推理という要素を本作品に期待するのは無駄だ
探偵役であるヴィクトリカが全てをスラスラと解決してしまい
「そうだったのかっ!」というような感覚は薄い。
ただ、中盤の山というべき錬金術師の話はトリックの浅さなどは無く、
内容もストーリーもかなり練りこまれており、見ごたえがあった
この錬金術師の話が後半では重要になってくるのもストーリー構成がうまいと言える要員だ
後半からは戦争が中心となっていく
ヴィクトリカと主人公が離ればなれになるまでのストーリーは見れた、
だが、その後はヴィクトリカと主人公が主軸のストーリーから離れてしまう
ヴィクトリカは囚われの身になり、
逃げ出しても日本に行っただけ、
主人公は日本に送還され丸坊主になり、戦争参加。
と、主人公達を置いておきぼりにして主軸のストーリーを閉めてしまう
確かにこの戦争のストーリーは悪くはない
前途した錬金術師が原因で起こった様々な事件や政治的要素、
キャラたちの心情の変化などがよく現れ、三者三様の思い出ストーリーを進めていくのは
かなり歯ごたえのあるストーリー展開で飲み込み外があった。
特に錬金術師と王妃、王妃の息子の行方、消えたメイドなど
ヴィクトリカや主人公とは直接関係ないものの練りこまれた設定と
ストーリー構成は見ていて純粋に面白い。
ただ、物語の最大の黒幕であったっヴィクトリカの父が
それまでのキャラの重さや存在感などと反比例して
あっさりと主人公達の居ないところで殺されてしまい、
その事で主人公達とは関係の無いところで戦争が終わってしまったのは、
なんとも言えない展開と感じてしまった。
この後半部分の結末は原作が完結していないせいもあり
アニメオリジナルストーリーだったらしいのだが、
2クールで綺麗に終わらせようとしてしまっている感がでてしまっていたのは残念だ
しかしながら全体的に悪い出来ではない。
前半と後半の内容にかなりギャップはあるものの、2クールで最終話を迎えており
作画、声優陣としっかりと作りこまれた作品だった。
特に中世ヨーロッパの背景の作画がきっちりと書きこまれているのは好感が持てる
ただ、個人的には前半のミステリーで2クール観たかったな~という気持ちはある。
あまりにも後半、ヴィクトリカと主人公が傍観者になってしまっていて
せっかく前半でヴィクトリカ可愛い!と印象が付いているのに
他のキャラクターで話を勧めてしまう展開は飲み込みづらいものがあった
一度見ればお腹いっぱい、2回観るのはキツイ作品かもしれない。
BDのほうも角川価格で一巻あたり9000円(笑)
一巻あたり2話収録で12巻という結構ハードルが高いものになっている。
それとこれは超個人的なことになるが、wikipediaによると
ドラマCDの時点ではヴィクトリカのCVは斎藤千和さんだったらしい。
悠木碧さんはヴィクトリカをきっちりと演じられており、
なんの文句もない。
だけど・・・だけど・・・
私は斎藤千和ボイスでヴィクトリカを楽しみたかったっ!!!(笑)

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