ハヤテのごとく!!

ハヤテのごとく!!感想

評価/★★★☆☆(45点)

ハヤテのごとく!!感想

制作/J.C.STAFF
監督/岩崎良明
声優/田中理恵, 白石涼子, 釘宮理恵ほか

あらすじ

路頭に迷っていたハヤテを、ナギは執事として雇うことを決め、 ヤクザに1億5000万の借金を現金一括で立て替え払いしてしまう。 こうして、ナギを守るため、そしてナギに借金を返すため、 借金執事・綾崎ハヤテの日々は始まった。

ひな祭り

本作品はハヤテのごとく!の2期。
放送時間帯も朝から深夜に変わり、アニメーション制作もシナジーSPから
J.C.STAFFから変更、監督も変更されている。
一期とは随分テイストが違うのが目に見えている

基本的なストーリーは一期の続き。
借金執事と金持ちお嬢様の日常とラブコメという感じだ
ただ一期とはいろいろな部分がかなり違う。

まず見だして感じるのはキャラデザ、制作スタッフが変更されて
キャラクターデザインも一期より「濃ゆく」なり、
一期を見たあとだと若干の違和感を感じるが、この部分は深夜テイストと考えれば
あまり低評価につながるポイントではない。

もう1つがストーリーの内容。
一期はパロディをこれでもかっ!と詰めこみ、たまに恋愛要素。という感じだったが
今期ではパロディ要素は思い出したかのようにあるくらいで
恋愛要素やキャラクター描写を深めるストーリーが多い。

特にヒロインのひとりである「桂ヒナギク」は優遇されまくりだ(笑)
メインヒロインを差し置いてEDでソロ曲(ちなみにOPは歌手)、
ヒナギク中心の序盤から中盤までラブコメストーリー展開し
終盤でもちょこちょことヒナギク話が出てくる。
他のヒロインの話もあるのだが、明らかにヒナギク中心だ。

確かに桂ヒナギクというキャラは可愛いし人気も高い、
だがあまりにも彼女の話しばかりで、他の多すぎるキャラクターがないがしろになっており
この点に関しては他に魅力的なキャラが居るのだから、
もう少しバランスよくストーリー展開をして欲しいところだ。

だが、逆に言えばギャグやパロディを控えめにし萌えラブコメという
本作品の方向性がきっちりと固まっており、前作よりも面白みはある。
ただ、パロディギャグが好きだった方はあまりにも萌え萌えになってしまった
2期は気に入らないという人もいるだろう。

しかし、一期と比べるとパロディ要素が薄まった分テンポが非常に良くなり
2クールであまり「ダレ」を感じなくなったのは好印象だ
方向性がしっかりとしている分、見やすくなっている。

ただ、2期でもどんどんどんどんキャラクターが増える。
もう・・・覚えることが不可能なくらいキャラが増えて、
使い捨て感の強いキャラや、思い出したかのように再登場し
これだけのキャラ数を使いこなせてるとは言えない。
ネタ切れになると新キャラを登場させるという悪循環にすでに陥っている
一期からすでにその感じはあったが、2期では確実に悪循環だ。

更には主人公の意外な設定も明らかになり・・・
というよりは、いまさらな設定な感じもある。

この先、この作品をどうしたいのだろうか?
原作はまだ続いていおり、週間サンデーなのでいつ完結するのかわからない状態だが
相変わらずストーリーの結末も見えず、2期ではナギの遺産相続問題は殆ど描かれず。
確かにこれだけ桂ヒナギク中心のストーリーをしたので、
桂ヒナギクの恋愛要素は少しだけ進んだ感じもあるが、まだまだこれから。

パロディ中心で日常を描いた作品なら、いくらでも続けるのは問題ないが
ある程度、恋愛要素や遺産相続問題などという結末を求められるストーリーで
物語の終着地点が一期からあわせて6クールもやっておいて、今だに視えない。
というよりもほとんど進んでいない。

全体的に見て一期よりも見やすいが、一期よりも面白みにかける。
一期を見てキャラクターに感情移入できたなら、
一期よりもキャラ描写の深い2期は楽しむことができるが(特にヒナギク)
一期でギャグが気に入っていたなら2期は楽しみづらいだろう。

個人的にはヒナギクが好きなので雛祭りは楽しめたが、
あまりにもヒナギク押しな展開はヒナギク好きでも微妙に感じてしまった。

1期はパロディ、2期はラブコメ。
今のところ3期の情報はないが、3期はどういったテイストでアニメ化するのか
逆に楽しみにも感じる。
3期にきたいしたいところです