おねがい☆ツインズ


おねがい☆ツインズ感想


評価/★★★★☆(69点)


おねがい☆ツインズ感想

制作/童夢
監督/井出安軌
声優/浪川大輔,中原麻衣,清水愛ほか


あらすじ
軽井沢での正体不明のUFO騒ぎで、偶然テレビに写った1軒の家を目にしたのは、1人の少年と2人の少女にとって大きな転機となった。3人がそれぞれ持っていた写真の、幼い男の子と女の子が2人で遊ぶ背景には、その家が写っていた。



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妹だっていいじゃない!

本作品は「おねがい☆ティーチャー」の続編。
だが、舞台が同じということと時系列が前作から
1年たっているというだけでメインのキャラは完璧に変わっている。
サブキャラとして前作のキャラが出るくらいなので、
前作を見ていなくても問題ないが、見ていれば楽しめる点もある。

基本的なストーリーはラブコメ。
主人公は孤児で親の顔も知らない、ある日TVに写った家が
唯一持っていた写真と同じ家だということに気づき、その家に引っ越してきた。
ところが、そんな主人公のもとに
「あなたの妹です」と名乗る二人の妹がやってきたところから
ストーリーは始まる。

この二人の妹はどちらかが妹、だがどちらかが他人だ。
本当の妹は1人だけだが、どちらが本当の妹かがわからないという中で
ストーリーが進んでいき、その様は非常に面白い。

最初こそ二人のヒロインは主人公に対して恋愛感情を抱いてないが
話数を重ねるごとに、主人公の男らしい行動や言動に惹かれ
「兄妹かもしれないのに恋をしてしまう」という状況は
非常に自然な心理描写と気持ちの良いストーリー展開をしている

二人のヒロインが恋を自覚しても、それが
「家族として好き」なのか「一人の男性として好き」なのかも
孤児であるため、自覚しきれない。
また、他人と判明してしまえば主人公と恋愛できるが、
「一緒に住む」という状況がおかしい。
二人のヒロインは孤児であるため、帰る場所がない。

というそれぞれの状況の難しさと登場人物たちの感情の変化がうまい。
複雑な状況の中での恋愛が視聴者に「今後の展開」を気になって仕方なく
本当の妹はダレなのか、恋の行方はどうなるのか、
3人の同居生活は一体どうなってしまうのか!?とストーリーの続きが
気になって気になって仕方なくなる。

そして、どちらが妹か判明する。
ここからのストーリー展開も素晴らしかった、
自分が本当の妹と知ってってしまったヒロイン、
同時に妹であるために「主人公との恋愛」ができなくなってしまったことに悩む。

切ない、本当に切ない。
自分のそれまでの気持ちが「肉親への愛情」なのかもしれないと思う様子や
1日限りのデートなど本当に切ないシーンだ。
だが、それを男らしく主人公は支える。

そしてもう一人のヒロイン、妹ではないヒロインは自分が主人公と、
その妹と暮らしていていいのか悩む、他人であるために恋愛はできる。
だが、いざ恋愛できると思うと、「恥ずかしくて仕方なくなる」という
ヒロインの感情の変化は可愛らしく、もう一人のヒロインのせつない応援は
見ていて微笑ましかった。

この作品は重くなり過ぎないのが非常にいい。
設定だけ見ると孤児という設定など若干重い部分もあるのだが、
全話通して明るいギャグシーンやラブコメらしい要素があり、
妹と他人の間で揺れる3人の心理描写が素晴らしかった。

そして結末。
この結末はみんなが幸せなハッピーエンドだ、
主人公の男らしい行動が光り、行動も言動も
「二人のヒロインに惚れられるのにふさわしい主人公」になっていた。

全体的見て最初から最後まで芯の通ったストーリー展開で、テンポが良く
二人のヒロインと主人公にきっちりと感情移入することができ、
妹なのか他人なのか!?というストーリー展開と、
それがわかった後の恋愛の決着の仕方がすっきりと貫かれて、
1クールをいつのまにか見終わってしまう作品だ。

前作が「姉萌え」だったのに対し、今作は「妹萌え」という感じだろうか?
個人的に言えば、前作より登場人物に感情移入でき
すっきりと楽しむことが出来た作品だ。

そして伝統の13話。
最終的に切ないヒロインになっていたはずの本当の妹が
妹キャラを全開にして主人公に迫ったり、
「おねがい☆ティーチャー」のキャラも登場しア○カン祭りになっていたり(笑)
と、萌えつつ爆笑できる特典数だった。

ある意味、13話を楽しむためにそえまでの12話があるのは
おねがいシリーズの伝統になっている(笑)

個人的なことを言えば、重い要素がないおねがい☆ツインズのほうが
私は好きだ。
年下萌えならおねがい☆ツインズ、年上萌えならおねがい☆ティーチャー、
あなたはどっちですか?(笑)

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