劇場版 そらのおとしもの 時計じかけの哀女神


劇場版 そらのおとしもの 時計じかけの哀女神感想


評価/★☆☆☆☆(18点)


劇場版 そらのおとしもの 時計じかけの哀女神感想

制作/AIC ASTA
監督/斎藤久
声優/保志総一朗,早見沙織,日笠陽子ほか


あらすじ
引っ込み思案で、恥ずかしがり屋の少女、≪風音日和(かざねひより)≫。
自分とは対照的に、元気に学園を賑わす智樹に対し、密かな憧れを持っていた彼女は、意を決して、智樹のいる“新大陸発見部”へと入部。メンバーたちと交流を深め、友情を育んでいく。



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長すぎる総集編

本作品はそらのおとしものの劇場作品。
前売り券の特典が話題になった作品です(笑)

基本的なストーリーはTVシリーズからの続き。
始まって早々パンチラという「そらのおとしもの」らしい展開で
劇場版のストーリーに期待感がつのる、だが、その期待感をすぐに粉々に折られる。

なぜか総集編が始まる。
TVシリーズのストーリーを新キャラクターの視点から回想するという展開なのだが、
確かに新キャラは魅力的で劇場版のメインストーリーに強く絡むが
30分以上総集編というのは長すぎる・・・。

映像に関しても新規映像はあるのだが、TVシリーズからの流用も多く
この作品を見に来たであろう人はTVシリーズを見ていないほうがおかしいくらいなので
30分以上の総集編というのは厳しい。
この30分はDVD特典などでもよかったのではないだろうか?
私はTVシリーズを見返した後で見たので最初の30分は飛ばしながら見てしまった。

確かに新キャラからの視線のストーリーというのは面白い。
TVシリーズを振り返るという意味でも、新キャラを立たせるという意味でも
必要だったのかもしれないが、1時間40分弱の放映時間のうち
30分以上が総集編というのはなんだか損した気持ちになるだろう、
私自身、劇場に見に行かなくて正解だったと思ってしまった。

後半からは新キャラを中心としたストーリー展開を見せる。
このストーリー展開はTVシリーズからの伏線を上手く生かし、
劇場版のストーリーを展開する。
だが、異常なまでに展開が早い。

新キャラクターが魅力的だからこそ、
この展開の速さである程度の感情移入が出来たが
主人公たちの輪の中に入るまでの展開が早く、
そこまでのシーンで「止め絵」が多いのも気になった

総集編で30分も割いておいて、尺が足りないような構成は何とも言いがたい
そのせいでストーリーや新キャラの深みが減っており、
終わった後になんだか物足りなさを感じてしまった。
またストーリーは原作が微妙に改変されているらしくファンの方は注意。

全体的に見て微妙だ。
40分の総集編、展開の早い残りの1時間と劇場版に相応しくないストーリー構成と
あまり動かないシーンの多さはせっかくのスクリーンを無駄にしてしまっている。
ファン作品と見ても原作改変や総集編の長さを考えても微妙だろう

この作品で驚いたのは日笠陽子さんだ。
新キャラクターを演じているのだが、今までの日笠陽子さんの演技とは違い
演技の幅広さに驚いた、最初は全然日笠陽子さんと気づかなかったくらいだ。

内容的には本作品も悪くはなかったが、悪い部分が目立ちすぎていて
低評価につながってしまった。
3期も決定したので3期に期待したいところだ。

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