ゆるゆり♪♪


評価/★★★★☆(62点)



制作/動画工房
監督/太田雅彦
声優/三上枝織,大坪由佳,津田美波ほか


あらすじ
われればいいと思うよ。旧・茶道部の部室を不法占拠して勝手に「ごらく部」の活動 (といっても特に明確な活動はなし)を続ける4人組。それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。 愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリー。



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こいゆり


本作品は好評だった「ゆるゆり」の2期。
制作スタッフなどに変更はない、基本的なストーリーは一期の続きで
女子中を舞台とし、娯楽部に所属する4人のゆる~い日常とゆる~い百合を描く

1話からこの作品は叩きこんでくる(笑)
前作の主人公の特徴であった「影が薄い」という特徴を逆手に取った展開は
序盤から強烈なインパクトがあり、
色々な意味で「ゆるゆり」が帰ってきたという感覚になる。

ストーリー的に一期に比べると色々な要素が濃ゆくなっている
例えばギャグ要素、1話から髪に吸い込まれる卓球の球や
主人公である「アカリ」を影が薄い要素を逆手に取ったストーリー、
一期よりも笑いの要素がかなり濃ゆくなっており、キャラクターも活き活きと動いている

キャラクター同士の掛け合い、小ネタ、キャラの設定を生かしたギャグ、
一期よりもテンポよく、一期よりも確実に面白くなっている。

また百合要素も濃ゆくなっている。
3話ではサブキャラである「ひまわり」と「さくらこ」の百合要素は
キャラクターの可愛らしさもあり、ものすごく魅力的な百合要素に仕上がっている
正直、3話は重い話になってしまうのかと思ったが、
そんな心配を吹き飛ばすほど可愛らしい百合展開だった

その後もデート回などもあり、百合要素の面で楽しめる部分も多い
だが、その反面「あざとさ」を感じてしまう部分もあり
そういった部分では賛否両論といえるかもしれない
キャラクター有りきな作品だけに「あざとさ」も必要なのはわかるが
一期以上に濃ゆくなっている分、「あざとさ」も感じやすかった

また、お遊びの要素も増えている、一期よりも制作陣に余裕が見える
劇中劇である「魔法少女ミラクるん」のシーンの増加しており<
シュールな魔法少女ストーリーを展開している(笑)
個人的にこの「魔法少女ミラクるん」に関しては微妙にツボに入っており、
ぜひOVAかTVシリーズでスピンオフとしてみてみたいと思うのは私だけだろうかw

更に8話のEDでは恐怖の絵本で描かれていたりと
お遊び要素や、作画の質の向上などいろいろな面でバージョンアップしていた

一期では声優さんたちが新人ばかりで気になる点も多かった
しかし2期ではかなりこなれてきており、演技は自然だ
そのおかげでメインである4人の絡みも自然に見ることができ、
一期以上に百合百合な様子に悶えられる。

ただ、気になる点もある
一部キャラが明らかに出番が減っていたり、
逆に一部キャラを過剰に出番が増えていたり、
新キャラである「お姉ちゃん達」がせっかく出たのに掘り下げ不足、
若干同じネタを繰り返しすぎる・・・などたしかに気になる部分もある。
ついでにいえば、最終話の話も1クールの作品の締めとしては甘かった

全体的に見て一気よりも味付けが濃ゆくなっていた。
濃ゆくなった百合要素、濃ゆくなったギャグ要素、
そういった濃ゆさを一期が好きだった人の中には受け入れきれない人もいるかもしれない
一期と違いテンポよくガンガンにネタを叩き込んでいるアニメに仕上がっていた

一気に比べると見やすく面白く仕上がっているのだが、
その分、「ゆるさ」が話によってはなくなっているのは少々残念だ
また同じネタをくどく使ったり、百合要素も濃ゆくなっていったりと
やや「ネタ切れ」をところどころ感じてしまった

ただ、よくも悪くも「キャラ萌え」アニメであることは否めない
今作では1年生にスポットがあたったストーリーが多く
1年生キャラクターが好きな人にはたまらないだろうが、
出番の減った2年生のキャラクターが好きな人には物足りなく感じてしまうかもしれない

3期はあるのだろうか?
個人的には2期になってから随分と面白くなったので3期も期待したいところだが
果たして。。。