戦国BASARA

戦国BASARA 其の壱 [DVD]

制作/Production I.G
監督/川崎逸朗
声優/中井和哉,森川智之,保志総一朗 ほか


あらすじ
時は、群雄割拠の戦国時代――。越後の軍神・上杉謙信との雌雄を決するべく、川中島に陣を敷く甲斐の虎・武田信玄。『啄木鳥の戦法』による奇襲の命を受けた真田幸村は、妻女山にある上杉本陣へと疾走する。



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Let’sParty!


原作はPS2のゲームな本作品。
現在もシリーズ化され、多くの続編が作られている
本作品は2009年に放映されたアニメ一期。

始まって早々、伊達政宗が「Are You Lady Guys?」と叫ぶ(笑)
今から見る人はDVDで見る人が多いと思うが、
多くの方が「あれ?音声設定英語にしちゃったのかな?」と思うかもしれないが
全然間違っていないw
更にそのあとに軽快な曲とともに足軽が踊りだすOPが始まる。

第一印象で「ワロタw」となるか、「ないわー」になるかで
この作品の印象はだいぶ違ってくるだろう。
更にこの時点で多くの方が気づくはずだ
「このアニメは歴史アニメじゃない、ギャグアニメなんだ」と。

各武将のキャラもかなり極端になっており、
伊達政宗は英語を口走ったり、真田幸村と武田信玄は熱く殴りあってるわ、
武将同士が戦えば爆発、雷は当たり前、
最も笑えるのは「本多忠勝がモビルスーツばりのロボット」という意味不明な要素w
と・・・もはや、まじめに捉えてはいけない内容をテンポよく描く(笑)

ストーリー的には戦国時代を基盤に、
脅威となっている織田信長をみんなで倒そうというストーリーを軸に
史実の話もいれつつ展開するが、かなり雑なストーリー構成だ。
ある程度「歴史の知識」がなければついていけない展開も多く、
キャラクター描写に専念するあまり、ストーリーが若干雑になっている点は残念だ

キャラクターの勢いで雑なストーリーをごまかしている部分も多く
キャラや戦闘シーンの面白さはあるものの「ストーリーの面白さ」というのは
本作品では感じられなかった。
難しいストーリー展開にしないために極力簡略化した
戦国時代ストーリーといえばわかりやすいかもしれない。

ただ、そういった雑さや強引さも「ギャグアニメ」と捉えると笑える、
もはや細かいことはどうでもいい、キャラクターの熱さや設定の無茶苦茶さ、
そういった本作品らしさを邪魔しないようにストーリーを簡略化したとすれば納得できる

また本作品の特徴とも言えるのは「豪華すぎる声優陣」だろう。
特に男性声優陣の豪華さは声優さんについて知っている人なら驚くべきラインナップだ
若本規夫、保志総一朗、中井和哉、森川智之、玄田哲章、子安武人etc…
と、アニメを見たことがある方なら確実に聞いたことのある男性声優陣だ
これらの声優さん達の熱演があったからこそ、細かい部分を吹き飛ばし
最後までノリノリで「Let’sParty」な戦国アニメを貫き通せたとも言える
裏を返せば声優ファン・・・特に女性向けのアニメとも言える

ただ、その熱さや勢いに足りない部分もいくつかある。
特に作画の面では「キャラクターの作画」に違和感を感じるときもあり、
戦闘シーンの作画はあまりいいとはいえない。
演出面でも音楽や声優さん達の熱演のおかげで見れる物になっているが
ネタ的な面白さはあるものの戦闘シーンの「面白さ」というのはあまりなく、
そういった意味で物足りない部分はある

更にキャラクターの扱いの差。
後半になるほど「え?このキャラ死んだの?」と思うくらいあっさりと死に、
ほとんど出番のないまま死んだキャラもおり、掘り下げすらサれず
掘り下げられていたのにあっさりと1シーンで死んでしまったりと、
キャラによって扱いの差が明らかに出ていたのは明白だった

物語として必要な死ならば問題ないのだが、
明らかに「今後出番無いし無難に殺すとくかー」というようなあっけなさがあり、
キャラ描写が中心のアニメなのに、キャラを安易に殺す部分は納得しにくい部分だ
ただ調べた所、あっけなく死んだキャラ=不人気キャラのようで、
そういった意味では納得できるが・・・(苦笑)
(明らかに死んだように見えて死んでないキャラも居ます)

全体的に見てギャグアニメとして捉えれば笑える部分が多い。
むちゃくちゃな武人たちの設定と勢い任せのストーリー展開、
それを支える声優さん達の熱演といい意味でバランス良くできているが、
欠点も目につきやすい作品だった、かなり好みの分かれる作品といえるだろう。

ただ、個人的には本能寺の変で本能寺に織田信長が居ない。という
それまでの歴史もの作品としてはまさに異例の自体だったのは
個人的にツボだった(笑)
「え・・・?本能寺といえば織田信長なのに!?」と思わず突っ込んでしまった

真面目な歴史物を求めている方や激しいアクションを求めている方、
そういった方にはおすすめできないが、
気軽に楽しめてバカバカしくも面白い作品を探しているなら本作品はうってつけだろう
ある程度大きな心を持って本作品を見てもらいたい。
真面目な態度で見ると損をする(笑)

2肝このテンションで突き進んで欲しい作品ですw

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