劇場版BLEACH 地獄篇

2013年1月9日

評価/★★★☆☆(57点)


劇場版BLEACH 地獄篇 【完全生産限定版】 [DVD]

制作/studioぴえろ
監督/阿部記之
声優/森田成一,折笠富美子,伊藤健太郎ほか


あらすじ
生前、現世で大罪を犯した人間が行き着き、死神の関与も禁じられた世界『地獄』。その地獄に送り込まれた咎人達が現世、空座町にある黒崎家、そして空座一高に襲撃を開始した。彼らの目的は地獄からの解放、その野望成就のため一護を狙っていた。


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ブリーチ最後の劇場版になるのか?


本作品はBLEACHとしては4作品目の劇場アニメ作品
BLEACHの10周年記念作品として作られた
なお、TVアニメが終了しているため、
現在ではBELACHとしては最後の劇場アニメになっている

基本的なストーリーはアクション。
様々な事件を経て死神代行として空座町で活躍していた黒崎一護、
そんな彼に死神でもない虚でもない特別な人間でもない何者かが襲いかかってきた
彼らは妹の遊佐を連れ去り、自らを「地獄の罪人」と名乗った
彼らはイチゴに地獄の門を壊せと言い残した

序盤から激しい戦闘シーンが描写される。
高い作画のレベルを維持しつつ激しく動きまわり戦闘シーンは
序盤から物語への期待感を高めていく。

ストーリーだが、原作では殆ど描かれていない「地獄」が描かれている。
地獄の設定もきちんと作られており、そこに住む地獄の住人たちのキャラも立っており
彼らは「地獄の門」を壊すために一護を追い詰める。
アニメや原作ではお馴染みの一護の暴走も描かれ、
劇場版というスケールにふさわしいほどの激しく迫力抜群の戦闘シーンだ。

ストレートなストーリー展開ではある、だが中盤以降はグダグダになっており
ご都合主義展開もかなり目立つ。
特に妹が生き返った理由や、一護の映画オリジナル形態など
かなりご都合主義が目立ってしまい序盤の期待感を超えることはなかった。

更に映画オリジナルキャラの「黒刀」、彼は一応メインのキャラであり
事情を抱えたキャラなのだが、その事情がふわっとっしか描かれず
設定だけのキャラクターになってしまっているのは残念だ。
彼が罪を犯すシーンなどがあればもう少しキャラへの感情移入を深められただけに残念だ

全体的に見てBLEACHの映画としては平均点以上の出来栄えといえるだろう。
特定のキャラクターのファンのかたは、かなり偏ったキャラクターの出演なので
期待に添えない場合もあるだろうが、その分、メインのキャラ数を限定し
ストーリーをすっきりとストレートに描写しており、
その単調な部分を迫力満載の戦闘シーンで補っていた。
ご都合主義にさえ目をつぶれば完成度は高いといえるだろう。

ただ良くも悪くもBLEACH好きな人のための映画だ。
ブリーチのファンでない方が見てもそれなり以上には楽しめず、
ご都合主義展開が目に入ってしまうだろう。

TVアニメは終わってしまったが、原作は最終章に入っているようなので
もしかしたら最終章部分がアニメ映画として公開されるということもあるかもしれない。
戦闘シーンのクォリティはかなり高いので、BLEACHを完結させる意味でも
原作終了の後、映画化期待しています。

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