ひだまりスケッチ×365

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評価/★★★★☆(63点)


ひだまりスケッチ×365 Blu-ray Disc Box

制作/シャフト
監督/新房昭之
声優/阿澄佳奈,水橋かおり,後藤邑子ほか


あらすじ
憧れの私立やまぶき高校美術科に入学したゆの。
親元を離れ、学校のまん前にある小さなアパート『ひだまり荘』で一人暮らしをはじめたゆのは、そこで同級生の宮子、先輩の沙英とヒロの三人に出会う。
美術家の変わり者が集う事で有名なひだまり荘では、毎日がてんやわんやな出来事ばかり。




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時系列シャッフルとシャフトの演出


原作は月刊まんがタイムきららで連載中の4コマ漫画作品、
本作品はTVアニメとしては2期に当たり、
2012年現在4期まで制作されている人気シリーズだ

基本的なストーリーは一期の続き。
主人公である「ゆの」は美術専門高校に通うために一人暮らしをする、
一人暮らしで住むことになったのは「ひだまり荘」という学校のすぐ前のアパートだった
そこには、彼女の他に3人の女の子たちがそれぞれ一人暮らしをしていた
という感じ。

本来、2期、3期と続く作品の場合「一期を見る」という事をおすすめする場合が多いが
本作品はむしろ「2期」からみたほうが世界観に入り込みやすいかもしれない(笑)
なにせ2期1話は、主人公である「ゆの」がひだまり荘に引っ越して来る所という、
なんとも物語の始まりに相応しい1話だ。
本来なら1期の1話にこの話をやっていてもおかしくはない。

本作品の特徴である「時系列の変化」は2期でも続いており、
もし一期を見ずに二期から見始めても全く問題がないというのは
「日常」を描写した作品としてはふさわしい。
二期から見てもキャラクターに感情移入できるのも
キャラクターの魅力の強さをも物語っている。

また、演出のくどさは一気に比べて抑え意味だ。
相変わらずの独特な演出はあるものの、くどさは減りだいぶ見やすくなっている
くどい演出が減ったことで毎話のストーリーのテンポも良くなり、
一期を楽しめたのなら確実に2期楽しめるという安定した内容になっており、
「ひだまりスケッチ」の世界観を保っていた。

更にいえば、2期になってから「ゆの」以外の登場人物にスポットが当たる話が多い。
彼女たちのキャラクターの掘り下げがきっちりと行われ、
彼女たちの日常の最後もゆのと同じ「お風呂」で終わるという
お約束の展開で締めているのも好感が持てるポイントだ
それぞれのキャラクターの魅力あふれるストーリー展開といえるだろう

また演出についても面白い演出が多い。
1期では「奇抜」という表現でしか表現できないようなものが多かったが、
2期では「演出の面白さ」を純粋に感じられる部分が多いだろう。
個人的な意見になってしまうかもしれないが、
4人のキャラクターたちの会話シーンに「彼女たちの名前」が喋る演出が
私は大変気に入っている。
見ている人それぞれが、この演出面白いと思える部部分があるはずだ

ただ、逆に言えばくどい演出で奇抜なシーンの連続だった一気に比べれば
インパクトやパンチは弱い。
人によっては一期よりも少し物足りないと感じてしまう部分があるかもしれない。

ただ一期を見ていれば時系列の変化による伏線を二期で感じることができる。
学園祭の話などそれが顕著で、二期を意識したストーリー構成だったのかはわからないが
「あの時彼女たちが話していた話」を二期で見ることができるというのは、
まるで彼女たちのアルバムを見ているかのような感覚だ

しかし、「主要な登場人物4人の日常」というストーリーだけで
一期、二期と安定した面白さを保っているのは純粋に凄い
「飽きる」という言葉が思い浮かぶことはなく、
彼女たちの日常と「ひだまりスケッチ」の世界観にどっぷりと浸ることの出来る作品だ

全体的に見て安定した出来栄えだ。
ストーリー、演出、声優、音楽が前期に比べてバランス良くなっており、
一期に比べて刺激は足りないものの、より日常描写とキャラ描写が深まっている、
一期を楽しめたのなら確実に二期も楽しめる作品だ。

また、OPやEDのクォリティも安定している。
耳に残るOPは一期から続いており、妙に耳に残る曲だ。
一期のOPがいいとどうしても二期のOPと比較してあまり良くない場合が多いが、
本作品の場合OPも安定している。

何度見ても楽しめる、時間を置いてもう一度見ても楽しめる
凄いおもろい!と言える作品ではないが、「何度でも楽しめる」作品だ
三期も期待したいと思います。

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