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劇場版 マクロスF 虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~

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劇場版 マクロスF 虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~感想

評価/★★☆☆☆(36点)


劇場版 マクロスF 虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~感想

制作/サテライト、エイトビット
監督/河森正治
声優/中村悠一.遠藤綾,中島愛,小西克幸ほか
全1話


あらすじ

西暦2009年、巨人種族ゼントラーディとの間に勃発した第一次星間大戦において
絶滅の危機に瀕した地球人類は、種の保存のため大規模な移民船団を作り、
銀河系各方面へと旅立っていった。50年後の西暦2059年、銀河系中心宙域を旅する
マクロス・フロンティア船団において、マクロス・ギャラクシー船団の
人気歌手シェリル・ノームのライブが行われた当日、巨大な昆虫型宇宙生物バジュラの
群れが襲来し、人類対地球外生命体の新たな戦いが始まる。




グレイスのセクシーシーン

マクロスFの劇場版アニメ、前後編に分かれており本作品は前編
本作品はTV版7話までのストーリー展開を追う形になり
そこにオリジナルシーンを足したりしている。
基本的なストーリーはTV版とそこまで変わらない、
総集編的な内容ではあるが、大筋のストーリーが同じなだけで
細かい部分では変わっている部分も多く、TV版を見ていても楽しめる内容だろう
キャラクターの設定なども変更されているものもあるので、
逆に言えばTV版との違いに迷ってしまう部分も少しだけある
ストーリーは序盤からランカとアルトが知り合いな状態から始まる
序盤のシェリルのライブシーンではライブという舞台を使った演出をもちいて
歌うシーンなのだが、これが非常にいい。
演出や大きなスクリーンを端から端まで使って魅せる様は
アニメ映画というスクリーンの大きさと音響の良さをうまく使ったであろう構成だ。
私は残念なことにDVDでの閲覧となったが、スクリーンで見た方は余計に惹きこまれたはず
ただランカとアルトのデートシーンからストーリーが間延びしだす。
せっかくそこまではテンポよく、詰め込みすぎてはいたが気持ちのいい感じで
ストーリーが流れていたのにこのデートシーンあたりから話が「つまらなく」なり
ランカが芸歌手になってからのギャグパートなどは微妙のきわまりだ
特にアルトが憶測のスパイ扱い状態のシェリルを突き飛ばして、
関係がギクシャクする場面など、こちらは蚊帳の外状態でキャラに感情移入ができない。
ただアルトの行動や言動にいたっては、TV版とは違いあまりぶれておらず
上記の行動以外はまっすぐなものが多かったのは非常に好印象だ。
逆にランカにいたってはシェリルのほうが目立ちすぎてしまい
メインヒロインのはずがちょっとだけサブヒロイン的な立ち位置になっていた感じが
強いのは少し残念ではある。
逆に言えばシェリルはキャラとしてしっかり立っているのはよく描写されている。
全体的なストーリーを見るとかなり駆け足気味に描かれており、
説明不足な部分が多い、特にクラン・クランなどのサブキャラはちょこっと出ているだけで
ゼントラーディの設定や、他のサブキャラの描写不足などが目立つ。
2時間という尺では仕方なかったのかもしれないが、
クラン・クランなどは結構人気があるキャラなだけにもう少し絡んでも良かったのでは?と
感じてしまった。
ストーリー的にも2部作の作品なので、本編だけではあらゆる伏線は放りっぱなしだ
戦闘シーンは作画の良さもあり、迫力がある。
板野サーカス的多弾頭ミサイルはもちろん、動きは華麗に描かれており
TV晩の戦闘シーンに比べて「見やすい」印象をうけた。
ただ3DCGに関しては少しだけ高画質にしすぎて
キャラのデザインとの差が出すぎてしまっているようにも感じた
それに加え、戦闘で「ここがすごい!」と言えるような戦闘シーンがない。
確かに動きやサーカスはきちんと描かれているが、
戦闘自体の面白みがなく、見た目的には「飛行機が激しく動いてばんばんうってる」という
印象しか残らなかった。
観終わった後に誰かに「あそこの戦闘シーンがすごかったんだヨォ!」と
言いたくなるような印象にのこるような戦闘シーンが欲しかったところだ。
しかし、残念なことにキャラクターの表情の作画がたまに怪しい。
キャラデザ的に崩れやすいのはTV版からおなじみだったが、
たまにかなり違和感のある表情が場合があり、残念でならない。
全体的にいろいろな意味で物足りない作品だ。
たしかに冒頭のライブシーンの演出は目に見張るものがあったが、
2回目のライブシーンはほとんど演出はなく、残念な感じだ。
ランカのライブはストーリー的に実質無いので、
演出と言えるのは歌手になったときの営業のコスプレぐらい・・・
もう一回くらいじっくりと曲を聞かせつつライブの演出が魅せるようなシーンがあれば
この部分ももっと高い評価ができただけに残念だ。
ストーリー的にも序盤と終盤は戦闘シーンのおかげで盛り上がるのだが、
中盤の日常シーンに限って言えばテンポが急に落ちてしまい中弛みしてしまい
終盤は続編につなぐため伏線ありまくりの状態で残るため
観終わった後にすっきりした感じはない。
後編のための前編と考えると2部作という性質上仕方なかったのかもしれないが
もう少し盛り上がる場面を見せて欲しかった、
圧倒的にいろいろな部分が物足りなく感じてしまう。
キャラクターたちの描写もそれぞれバランスよく描かれているとは言えず、
ランカおいてけぼりのシェリル×アルトな描写が多いのは非常に気になる。
個人的に気になったのはグレイスだけなぜ乳首がでていたのかということだ(笑)
シェリルはお風呂シーンもあったがお湯という名の鉄壁ガードがあったが、
グレイスだけはなぜかしっかりと描かれていた、なぜグレイスだけ・・・w
非常にシーンとして浮いていた感じが強く、+というよりどちらかといえば
-評価になってしまう部分なだけに非常に気になる。
なぜ・・・グレイスだけ・・・w

「」は面白い?つまらない?

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