魔法少女の夏休み「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!」レビュー

2016年10月4日

評価★★★☆☆(42点)全12話
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あらすじ 一大イベントである夏休みが始まった。海水浴に備え、水着を選びにやって来たイリヤたち。そんな中、魔力が尽きてきたクロがイリヤを呼び出し…。引用 – Wikipedia


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魔法少女の夏休み

本作品はプリズマ☆イリヤの三期。
基本的にキャスト、制作スタッフに変更はない。
4期も決定している。

見だして感じるのは「セクシー要素」の増量だろう(笑)
2期もその傾向があったが、3期ではセクシー具合が更にましており、
1話から濃厚すぎるキスシーンが描写されるなど、
OVAでもセクシーすぎるシーンは多かったが、
そのOVAのセクシーさが3期にも追加されているような感じだ。

更に序盤から中盤まで日常ストーリーが続く。
1期、2期ともに序盤からきちんとファンタジーストーリーが展開し、
その中で日常の描写はあったものの、
3期はそういった芯となるストーリーが序盤から中盤まで見えない。

お泊りしたり、海に行ったり、BL話だったり、遊園地に行ったりと、
時系列的に夏休みなことも相まって日常ストーリーばかりになっていて
かなりゆるい(笑)
萌え萌えな日常ストーリーはキャラクターに好感を持っていれば
楽しめるのだが、2期のストーリーのテンポの悪さが3期にも響いている。

これが2期と3期を通しての2クール構成の作品ならば
閑話休題的なストーリーとして楽しめるのだが、
あくまで「3期」と分けている以上、日常描写の多さは気になってしまう部分だ。
全10話のうち、6話が日常ストーリーというのは流石に
割合的に多すぎるうえにストーリーのメリハリもなくなってしまっていた。

更に戦闘シーン。
プリズマ☆イリヤは1期にしろ2期にしろ、
かなりレベルの高い戦闘シーンが描かれており、
可愛らしいキャラクターとのギャップも相まって、
この作品の評価につながっている要素だった。

3期では非常に作画枚数が多いことをがわかるほどのヌルヌルさだ。
まるで劇場アニメーションのような動き具合と演出なのだが、
どうにも私個人としては「1期」や「2期」の戦闘シーンに比べると、
何かが足りない感じが強く残ってしまった。

今回の敵が1期や2期に比べるとでかすぎるせいもあるのかもしれない、
派手だしよく動くのだが、どこか大味な感じがあり、
舐め回すようなカメラアングルの戦闘シーンが少なく、
物足りなさを感じてしまった。


全体的に見て残念な3期だ。
ストーリー構成的にも日常描写が非常に多く、
終盤でシリアスな戦闘になるものの、作品全体としてのメリハリがなく、
最終話まで見終わっても、4木につなげるための
ストーリー的にも伏線や謎が残ってしまっている。

4期が決まっているからこそできるストーリー構成ではあり、
3期のストーリーも日常描写の多さは気になるが、
キャラ描写を深めるための日常ストーリーと割り切り
キャラクターに愛着を持っていれば序盤から中盤もきっちりと楽しめる。

1期や2期に比べるとやや物足りなさを感じる部分はあるものの、
1期と2期を見た人ならば楽しめる内容だ。
4期はストーリー的にシリアスとバトルが多いようなので、
3期とは違った感じの雰囲気がありそうなので期待したい。

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