「ありすorありす」レビュー

評価 ☆☆☆☆☆(2点) 全12話

あらすじ 二人のありすであるりせとあいりは仲良しな双子の姉妹。彼女達の面倒を見ているシスコンな兄と、遊びに来る周囲の人々や妖精たちが繰り広げる日常コメディ。
引用- Wikipedia

まるで萌アニメの教科書を見ているようだ。

原作はコミックキューンで連載中の漫画作品。
監督は小林浩輔、制作はEMTスクエアード
1話あたり5分ほどの短編アニメ。

見出して感じるのは古臭いキャラクターデザインだろう。
2000年前半の深夜アニメのようないわゆる美少女系萌えアニメの、
萌え萌えしたデザインは逆に懐かしさすら感じる。
内容も「百回は見た」と言いたくなるような内容だ。

双子の姉妹と「義理」の兄の日常を描いており、
ありがちなシチュエーションかつ、ありきたりなシーンの数々、
萌えアニメを10本ほど見ればこのアニメと
同じようなシーンがあると思うほど、オリジナル性のない内容だ。


引用元:©梱枝りこ・KADOKAWA/シスコン製作委員会

更に5分アニメなのに無駄にキャラが多い。
ありきたりなキャデザとありきたりな設定のキャラがどんどん追加され、
印象に残らないありきたりすぎる内容ばかりが描かれる。
料理してたらクリームかぶったり、メイド喫茶でバイトしたり、
温泉旅行行ったり、海に行ったりと当たり障りのないあるあるシーンだ。
流石に最終話でライブまでしだしたのは笑ったが(苦笑)

そもそも1クールで普通のアニメならば2話分しか尺がないのに、
大量のキャラクターが出てくる。
1話3分ほどなのに大量のキャラをさばききれるわけもなく、
ちょっと考えれば分かるはずなのだが原作に出てるキャラをなるべく
出したかったのかもしれないが、作品としては無意味になっている。


引用元:©梱枝りこ・KADOKAWA/シスコン製作委員会

画面狭しと大量のキャラが1シーンの中に登場し、
毎話1キャラ1セリフはしゃべるためまとまりがなくなってしまっており、
話が進めば進むほど各キャラの印象が薄くなり、
見終わった直後でも全キャラの名前を言えない。

メインの双子の姉妹と義理の兄との日常だけに的を絞って描けば
もう少しマシな作品になったかもしれないが、
正直、この作品をそもそもなぜアニメ化したのか?と
感じてしまう作品だった。


引用元:©梱枝りこ・KADOKAWA/シスコン製作委員会

総評

全体的に見てわかりやすく駄作だ。
古臭く特徴のないキャラクターデザイン、ありきたりなストーリー、
100回はみたことのあるようなシーンの数々、
脈絡なんてものはなく海に行き、温泉に行き、
最終話では唐突に意味もなくライブをする。
雑すぎるストーリーとキャラクターデザインに面白さを見出す事は不可能だ。

一応、胸の描写や下着などの描写もあるのだが、
このキャラクターデザインに「エロ」を求めるのは難しく、中途半端だ。
やるなら毎話お約束のようにパンチラしたりすれば、
評価の仕様もあったかもしれないが・・・

大量のキャラクターを登場させるためにSDキャラも多用しており、
色々と工夫はしてるものの結局何も印象に残らない。
来週にはこの作品のタイトル以外はすべて忘れていそうなくらいの薄味だ。

ちょっと懐かしい2000年代の深夜萌アニメの気分のときに見るには
60分ほどでサクッと見れる作品ではあるものの、
果たしてそんな気分が来るかどうか疑問である(苦笑)


引用元:©梱枝りこ・KADOKAWA/シスコン製作委員会

個人的な感想

個人的にはびっくりするほど無表情で見終わってしまった。
見終わった直後だがキャラクターの名前を殆ど覚えていない。
おそらく来週には内容も「あ~なんか萌えアニメっぽいやつ」くらいの
印象しか残らないだろう。それほど浅い作品だった。

そもそもなんでアニメ化したのだろうか?
原作のAmazonレビューなどを見てみるとそんなに人気の作品とも思えず、
3月に発売された原作の最新刊にはレビューすらついていない。

原作を連載しているコミックキューンは
パンでPeace!、にゃんこデイズ、ひなこのーととアニメ化が続いているが、
正直「ひなこのーと」以外はどれもぱっとしない出来栄えだ。
連載中の作品は30作品近くあるのにもかかわらず、
その中でなぜこの作品をアニメ化したのだろうか。

その疑問だけが残る作品だった。

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