かみちゅ!

2010年3月21日

かみちゅ!感想


かみちゅ!感想

かみちゅ!
★★★★★
心地よい自然が残り、ゆるやかな時が流れる瀬戸内の町。
主人公、一橋ゆりえは普通の中学生。
ある日突然、彼女はひょんなことから神様になってしまう。
人は予想もできない大きな力を手に入れたら、どうするのだろうか?
でも、大切なことは一生懸命がんばること。
みんな持っていた大切なものがきっと見つかる。

こんな神様が本当にいたらいいのに
この作品の雰囲気として近いものは、
「耳を澄ませば」「猫の恩返し」などのジブリ作品だと思う。
非常にほんわかで、のほほんとした空気が漂っている。
神様で中学生なんて、本当はかなり無理がある設定。
しかし、それを一切感じさせない主人公のゆりえ。
中学生より幼い性格や喋り方、癖など本当にかわいらしい。
こんな子が神様なの?wと不安に思ってしまいます。
神様になったからと言って、特別なイベントが有るわけじゃない。
総理大臣に頼まれて火星人と会話したりすることもたまにあるけれど、
ゆりえの日常はあくまでも平和でゆっくりとした時間の中にある。
中学生のゆりえが、中学生の目線で、中学生の発想で
神様の仕事を無理をせずに自分らしくやっていく。
「気楽に頼るなぁ~、神様だって大変なんだ~」
という1話目のセリフはこの作品を象徴しているのかもしれない
この雰囲気を最後まで崩さなかったのは非常に良かった。
ゆりえ以外の登場人物もしっかりと作られており、
友人や八百万の神様などの脇役が、物語を支えていた
また、背景がしっかりと書き込まれているのも印象的だった。
時代背景は現代より少し前だと思いますが、
チャンネルを回すタイプのテレビだったり、戦艦大和がでてきたり
ノスタルジックな背景がこの作品の雰囲気を高めていました
ゆりえが何故神様になったとか、何の神様なのかという説明はなく、
逆に説明がなかったことが、このアニメの良さなんじゃないかと思います。
ある回にいたっては、ゆりえがこたつから一切でない(笑)
こたつから出ずに話しが成立するアニメは非常に珍しい。
個人的にはかみちゅとクレヨンしんちゃんくらいか知らない。
作画のクォリティも高く、音楽もいい。
OPの完成度がかなりよく、OPが気に入ればこのアニメも気に入るはずです。
全16話(12話+テレビ未放映4話)。
疲れきった休日に、なにか悩んでしまっているとき、気分を変えたいとき。
是非、かみちゅを見てください。
ゆりえの神様の力が、少しだけ元気を与えてくれるかもしれません。