戦う司書 The Book of Bantorra

2010年4月15日

戦う司書 The Book of Bantorra感想


戦う司書 The Book of Bantorra感想
戦う司書 The Book of Bantorra
★★★☆☆
書館の『本』に死者の全てが収められる世界。
その世界に生きる、記憶を、思考することを奪われ、胸に爆弾を埋め込まれた
少年コリオ=トニスら3人は本の鉱山町であるトアットを訪れる。
彼は、世界最強の武装司書であるハミュッツ=メセタを殺すことだけを
目的に生きていた。しかし彼は、美しい姫の『本』に一目惚れをしてしまう。
ハミュッツ=メセタを殺すために潜む暗殺者達とハミュッツ=メセタとの
戦いが始まり、恋に落ちてしまったコリオもその渦中へと巻き込まれていく……。

伏線の多い作品
人が死ぬと本になる世界で、本を守り管理するために出来た図書館と
その図書館と本を守る武装司書たちのストーリーを描いた本作品。
序盤の分かりづらさや、見る人を拒むかのような
ストーリー展開と圧倒的なまでの説明不足。
しかし、話が進めば進むほど死んでいくキャラクターと、
散りばめられる伏線の数々が、不思議な魅力を醸し出している。
単純なストーリーの中にも、実は伏線が散りばめられており
何話か後にその事実が発覚する展開は非常に面白かったが。
同時期に放映していたアニメの中では伏線が多かった作品かもしれない。
宿屋のおばちゃんが実は教団の一味だったときはあっけに取られた・・・w
しかし、なぜ裏切ったのか?なぜそういう行動をしたのか?
行動やストーリー展開が非常にわかりづらい。
流れとしたはわかるのだが、細かい点を掘り下げる要素がないため
「えっと、どうしてそうなった?」という箇所があり、
全27話の長いストーリーの中でも消化しきれなかった部分は非常に惜しい。
最終話付近では、話の流れに完璧についていけなくなり
結局どうしてそうなった・・・?と、
もう一度見返せばわかるのかもしれないが、見返すには時間がかかる。
面白い要素はたくさんあるのに、生かしきれていない。
ストーリー構成と脚本に若干問題があるような気がします、
作っている側は理解しているかもしれませんが、
原作を読んでいない視聴者には辛い・・・。
ただ、引き込まれる魅力はあるので、原作などで予習してから見ると
もう少し違った印象が得られたかもしれません。
これから見る人は、各サイトや原作を読んだりして見ることをおすすめします。

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