テレパシー少女 蘭

テレパシー少女 蘭感想

評価/★☆☆☆☆(14点)

テレパシー少女 蘭感想

制作/NHKエンタープライズ
監督/大宙征基
声優/加藤英美里,植田佳奈,下和田裕貴,折笠富美子ほか


あらすじ

至って普通の中学生・磯崎蘭は超能力を持っているが本人にその自覚は無かった。しかし、転校生・名波翠にテレパシーで話しかけられたことで自分が超能力者だと気づく。それ以来、彼女の周りで奇妙な事件が起こり始める。
蘭は翠や幼馴染の綾瀬留衣と共に調査に乗り出す。

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いろんな意味で時を止める少女

なんというか・・・駄作だな~という作品(苦笑)
色々な要素が古く、原作の小説が10年前の作品ということを考えると
仕方ないのかもしれませんが、もう少し工夫できなかったのかと言いたい。
基本的なストーリーは超能力物。
テレパシー少女と銘打ってますが、序盤からテレパシー以外にも鉛筆飛ばしたり
タイムスリップしたり、バリア張ったり・・・w更には時間まで止めてしまう始末(苦笑)
テレパシーじゃなく、エスパーとか超能力とか他の題名なら別にいいんですが・・・
超能力に関する説明が無さすぎるのもマイナス評価につながりました。
普通の少女のもとに超能力をもつ転校生が来たことにより、
主人公は普通の少女から超能力者になってしまう。
序盤は明るい雰囲気とは裏腹に、転校生をいきなりビンタしたり言い争いをしたりと
子供向けのアニメの割には「修羅場」的展開が多く、
序盤の転校生が昔、超能力のせいで親に見放された的ストーリーも
どこかで見たようなものので、新鮮味はなかった。
制作サイドにとって大切な視聴者を得るための1話~3話が
正直ありがちで微妙な展開は多くの視聴者を離してしまっただろう。
ただ、その修羅場序盤を乗り切れば見れなくはない。
超能力を使いながら不思議な事件を解決していくさまは
子供向けアニメとしては一定上の面白さを保っていた。
しかし、後半になるにつれてマンネリ化。
似たような展開が続き、飽きてしまう人もいるかも知れない。
人間関のに進歩や、主要メンバー以外のサブキャラクターがおらず
同じような話を同じキャラでやるのでワンパターンになってしまっていた。
もう一人くらい主要キャラがいれば物語の応用が効いたかもしれないが、
同じような展開を2クール続けられたのは辛かった。
しかし、制作サイドもそれを自覚していたのか最終話付近では
「人類滅亡」的な話が出てきました(苦笑)
明らかに話を終わらせるために、風呂敷を無駄に広げた煮すぎないのが見え見えで
神様まで出てきてしらけっぱなしの最終話でした。
それまでのストーリーが普通でありきたりでしたが、それなりの面白さを保っていたのに
積み重ねてきたものを全て壊すかのような展開は
いったい何を考えているのか?と制作サイドの小一時間ほど問い詰めたいくらいだ。
全体的にこの作品で何がしたいかわからない。
子供向けの割には序盤の修羅場的展開やバトル要素が暗く重い、
大人向けの割には超能力などのSF設定が甘く単調なストーリー展開で予定調和が多い。
ターゲット層もわからない、伝えたいこともわからない、
ただ淡々とアニメ化しただけに過ぎない作品に終わっている。
原作小説は評判が高いようなので、もしこの世界感が好きならば
原作の小説を読むことを私はおすすめします。