鉄子の旅

鉄子の旅感想

評価/★★★☆☆(41点)

鉄子の旅感想

制作/グループ・タック
監督/永丘昭典
声優/檜山修之,富坂 晶,川島得愛,太田哲治 ほか


あらすじ

鉄道にまったく興味のない作者が鉄道好きのトラベルライターの横見に”嫌々”日本全国の鉄道に連れ回されるという、ノンフィクション作品。
売れないマンガ家キクチは、出版社の編集者から、トラベルライターと旅するマンガの企画を持ち込まれる。
経費は全て編集部持ち。その上、トラベルライター(横見浩彦)が旅の計画を立ててくれるので、面倒な手間は掛からないとの触れ込みに、その場で快諾の返事をする。
全国のグルメと温泉にどっぷり浸れると、胸を躍らせて取材当日を楽しみにしていたキクチを待ち受けていたのは、想像を絶する驚愕の旅であった…。

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これぞ鉄オタの世界

本作品は恐らく世界初の鉄道アニメ。
貴重な作品ではあるが、全体的にマンネリがつきまとっていた。
重度の鉄道オタクである横見と、漫画家の主人公を中心に話は展開する。
まったく鉄道に興味がない主人公に対し、ハイテンションで鉄道について熱く語る
横見の存在は本作品で大きなものだった。
最初の方は私のような一般人が知らない面白い駅や、鉄道の知識などを楽しむことができ
「なるほど、これが鉄道オタクの世界か」と自分の知らない世界観を知ることのできる
面白味のあるストーリーだった。
特にトンネルの中にある駅や、130円で一都六県回る方法など興味深いものだった。
しかし、後半になるにつれて超マンネリ化。
やっていることは電車に乗り、駅に降り、また電車に乗る。
珍しい駅などは確かに面白いが、それは情報としての面白味であり
アニメで伝えるべき情報としての面白味ではない。
せめて作画にこだわり、駅弁のウマさや景色の美しさ。
電車から見える景色や電車のデティールにこだわっていたら評価できたが
いくら画面の中で「綺麗だろ!」「すごいだろ!」と言われても
作画の質が高くない絵面を見ても、似たようなもので面白味がない。
ただ、こっちが飽きる頃に主人公も飽きてるので共感できる部分はある(苦笑)
4話を過ぎたあたりから本当に同じ展開で、
鉄オタじゃなければ楽しめない部分が増えてしまったのは残念。
本作品こそ実写化すれば面白いはずだ。
実際の駅の映像や景色の映像はアニメという媒体で表現しきれ無い物がある。
この作品のテイストで、アニメの景色や駅などの作画を向上すればという意見は無理があるし
アニメ化に向いていない作品と言えるかもしれない。
逆に1話30分構成じゃなく、15分構成ならテンポよく進むので
マンネリ化を感じなかったかもしれない。
日曜日の昼などに見るのが最適なアニメ作品です。