まほらば ~Heartful days

まほらば ~Heartful days感想

評価/★★★☆☆(58点)

まほらば ~Heartful days感想

制作/J.C.STAFF
監督/木村真一郎
声優/新井里美,白石涼子,堀江由衣,浅野真澄ほか
全26話


あらすじ

絵本作家を目指していた白鳥隆士は、実家から専門学校まで電車で3時間かかるため、思いつきで上京するため母親の従姉妹の営むアパート、「鳴滝荘」に引っ越すことに。しかし、鳴滝荘には一癖も二癖もある住民ばかりで白鳥は引っ越し初日から振り回されてばかり。しかし一番の変わり者は大家の蒼葉梢だった。

ふわふわのほほん

原作はガンガンWINGで連載されていた漫画。
wikipediaによると人気NO1タイトルだったらしい
更には現在はとある科学の超電磁砲の黒子でお馴染みの新井里美さんが
メインヒロインを演じているのも注目すべきポイントだ
基本的なストーリーは「めぞん一刻」的な、
綺麗な大家さんや愉快な住人が住んでいるアパートに主人公がやってきて、
綺麗な大家さんとのラブコメ展開を見せつつ愉快な住人に振り回される
ドタバタラブコメディといえばわかりやすい。
「めぞん一刻」と違うのは、ヒロインである大家さんが多重人格という設定だ。
ただ、アニメでは多重人格というのが何かやばいのか「変身」という言葉に置き換えられており
多重人格という言葉は一切出てこない。
何らかのショック(パンチラ見られる、転ぶ)をうけると4つの性格うち
どれかに変身してしまい主人公を困らせる。
序盤から中盤まではこの大家さんの人格が何話語しかに1つずつ現れ
ドタバタしつつ、愉快な住人に振り回される主人公のストーリーを見せている。
中盤までは非常にワンパターンと言えるだろう
3話あたりまで見て「面白くない」と感じてしまえば、その後面白くなる可能性はない。
ただ、3話あたりまで見て面白い!と感じれば最後まで見れる不思議な魅力がある。
全体的に作品の雰囲気が「のほほん」としており、
爆笑できるシーンや強い恋愛要素はなく、あくまでも「のほほん」とストーリーを描き
最終話付近ではシリアス要素はありつつも、きっちりとした最終話を描いている。
ただ、全体的にヒロインの多重人格を生かせていない。
17話あたりまでは、それぞれの人格がほぼ1回出て終わりであり
見ているうちに「あれ?あといくつ人格あるの?使い捨て?」と思うストーリー構成は
やや消化不良を感じてしまった。
もう少し全ての人格をきちんと描くような掘り下げ葉菜しがあれば感情移入できたかもしれない。
サブキャラクターのキャラの濃さがヒロインの多重人格という設定を食ってしまっているのも
若干ながら問題かもしれない。
各サブキャラの掘り下げ話やそれぞれの魅力は多重人格キャラより上で出番も多い、
結果として「多重人格」のキャラよりもサブキャラのほうが印象に残ってしまった。
ぶっちゃけちゃ話、多重人格という設定いらないんじゃないの?と一瞬思ってしまったくらいだw
更に言えば「のほほん」としたストーリーで全26話という尺は若干飽きてしまい
シリアスかつ起伏のある要素は19話あたりからしか無いため刺激に欠ける。
シリアス的展開はもう少し早めに展開してくれれば、飽きた感じも少しは紛れてかもしれないが・・・
全体で盛りあがりに欠けるのは全26話という長さを持て余しているように感じた。
この雰囲気に馴染める方は楽しめるが、馴染めない方は飽きてしまう。
好き嫌いが分かれる作品です。
個人的には序盤は楽しめましたが中盤以降は飽きてしまった。
しかし、癒し系のアニメを見たい方にはおすすめできる作品の1つです。