花右京メイド隊 La Verite

花右京メイド隊 La Verite 感想

評価/★★★☆☆(46点)

花右京メイド隊 La Verite 感想

制作/野中卓也
監督/井出安軌
声優/甲斐田ゆき,田中理恵,金田朋子,有島モユほか
全12話


あらすじ

ある日突然大豪邸の主になってしまった主人公・花右京太郎と、その豪邸で働くメイド集団・花右京メイド隊との同居生活を描く。

スポンサーリンク

メイド祭

先日レビューした「花右京メイド隊」のリメイク的作品。
リメイクと言っても前回やった話などはなく、
声優はそのままで作画やキャラクターデザインが向上した状態で
新規ストーリーを展開している。
基本的なストーリーは相変わらず、母親が死んでしまい祖父の元を尋ねると
祖父は尋常でないほどの大金持ちで主人公は大勢のメイドさんと
生活するハーレム生活が始まる・・・という感じ。
前期とは違い全てのメイドが「主人公」に対して愛情を持っているわけではなく、
ある者はレズっぽくなっていたり主人公に反感するシーンが増えていたりと
1話15分でやっていた前回の比べるとキャラクターの深みが増し
キャラクターに対しての愛着を深めることが出来た。
しかし、その分前回あった無双乱舞な「裸」シーンは大幅に減少した
たま~に思い出したかのようにパンチラや裸のシーンはあるが
エロという意味では前回よりは中途半端になってしまい
そういった意味でこの作品を見るのはおすすめしにくい。
魅力的な女性キャラクターを豊富に配置し、
9話ぐらいまでは「ドタバタ」の連続、キャラクターに愛着をもてたり
ツボにハマればクスッと笑える微笑ましいストーリー展開だ。
ただ、男性キャラクターは私が記憶する限り、最終話で祖父が出るだけで他は0。
サブキャラクターなどの脇役にも一切男性が出てこないのは
ある意味、ハーレムアニメとしては正解かもしれない(苦笑)
しかし、9話を堺に前回にはなかった「シリアス」要素が追加される。
この「シリアス」が作品の雰囲気にしては重い。
ネタバレしてしまえば主人公が恋心をいだいていたメイドの主人公に対する思いが
「洗脳教育」によるものという、ハーレムアニメとは想えない設定だ。
1クールという短い尺では設定や伏線をすべて回収することはできず、
主人公の祖父が何やら企んでいるのはわかるが中途半端に終ってしまう。
しかし、9話ぐらいまでは前回同様のドタバハーレムコメディであり
シリアス要素も重みがある以外はそこまで悪くはない。
序盤が楽しめれば全12話あっというまに見れる面白さはあるものの
その反面、大量のメイドという以外は「突出」した設定はなく
キャラクター萌え&メイド萌えという視聴者の中の最低限の琴線に触れなければ
普通以上の評価はしにくい作品だ。
全体的にずぅ~っと平坦な作品、後半のシリアス要素までは安定しすぎており
見終わってしばらくした後に
「キャラクターや雰囲気は覚えているが話の内容は忘れている」タイプの作品だ。
今リメイクするなら、過激に作れる作品です。
しかしながら続編の情報などは一切無いのであまり期待できないかもしれませんね・・・
個人的には続編があれば見てみたい作品です。