ギャラリーフェイク


ギャラリーフェイク感想

評価/★★☆☆☆(33点)


ギャラリーフェイク感想

制作/東京ムービー.東京キッズ
監督/西森章,山崎理
声優/森川智之,川澄綾子,雪野五月,堀内賢雄ほか
全37話


あらすじ

表向きは贋作・レプリカ専門のアートギャラリー『ギャラリーフェイク』を舞台に、
オーナー藤田玲司が、様々な登場人物と絡みながら、時に世界を駆け巡りながら、
絵画、彫刻などを通じて「アートとは何か?」を問いかける。

川澄さん

原作は漫画な本作品。
原作者はGu-Guガンモやどっきりドクターなどを描いており、
本作は作品の傾向が少し違うと言えるだろう
全37話という何とも中途半端な話数がなんとも気になる(苦笑)
基本的なストーリーは美術もの。
ずば抜けた作品の鑑定能力と修復能力を持つ主人公、
表向きは贋作を扱うギャラリーを運営している彼だが、
実は裏では秘密裏に入手した美術品を持っている・・・という感じだ。
一話から本作品は盛りあがりに欠ける。
第一話の内容は有名なサザビーオークションで一枚の絵を落とすというものだが、
展開的な面白みや演出にこだわってるとは言えず、
「淡々とストーリー」を展開しているに過ぎない。
全体的にこの作品で一番重要である
「美術品の美しさ」の演出が圧倒的なまでに力不足。
同時に主人公である藤田の凄さも分かりにくく、もう少し演出がうまければ
ストーリー全体の盛り上がりももっとあったはずだ
基本的に一話完結で見やすくはある、毎回美術品を絡めて
主要な登場人物でストーリーを織り成してはいるが、淡々としすぎている点は
ある意味では「大人のアニメ」ともいえるが、面白みにかけるともいえる。
だが、20話だけは別だ。
外人が水墨画を見たときのリアクションは大げさではあるが、
視聴者に伝わりややすく、なぜ他の話数でこれくらいの演出ができなかったのか?と、
20話の宇宙で絵を書くストーリー展開も私は好きだ。
この作品のストーリーは目的がない。
例えば、実写ドラマになるが「モナリザの微笑」という江口洋介主演のドラマがあったが
あれは2枚目のモナリザという目的があり、それを中心に美術関係の
オークションをモチーフにしたストーリーが展開されていた。
だが、この作品ではあくまで主人公を中心とした美術関係の話を淡々とやっているだけで
全37話のストーリーをやっていて、結局この作品の方向性が見えなかった。
美術関係のうんちくを漫画で描写したいだけなのかもしれないが、
美しい、素晴らしいと感じさせるだけのアニメーションの政策能力がなかった
結果として最終話を見ても
「あ~・・・これで・・・終わりか~・・ふ~ん・・・」というような
何とも微妙な印象しか残らず、1つの作品を見終わった後の達成感がない。
あくまでも淡々と、淡々と描いている。
これは漫画という媒体ならまた違うだろう、こう行った作品は動きが少ない分
漫画では面白いがアニメすると微妙というパターンに陥り難い。
決してつまらないわけじゃない。
何話かに一回は面白いと感じるストーリーもあるが、
何話かに一回はつまらないと感じるストーリーがある。
ストーリー的にもブツ切れで終わっているものもあって、
話によってはなんとも言えない感じが残ってしまう。
一期のOPに関しては無駄に印象に残るが、肝心のストーリーは印象に残らない
ある意味表紙詐欺ともいえるだろう(苦笑)
OPが素晴らしい作品は内容も素晴らしいとは言えないという証拠のような作品だ
個人的には川澄さんが出ているので楽しめたが、
アニメとしての面白みが薄いのが残念でならない。
2期の可能性はないだろうが、実写ドラマなどになれば面白い作品かもしれないが
美術作品のうんちくでしか無い本作品をドラマにするのは難しいかもしれない