格闘美神 武龍


格闘美神 武龍感想

評価/★☆☆☆☆(16点)


格闘美神 武龍感想

制作/トムス・エンタテインメント
監督/鈴木吉男
声優/山崎和佳奈,皆川純子,早水リサ,水田わさびほか
全50話


あらすじ

大阪に住む女子高生・毛蘭(マオ ラン)が「中国拳法」を武器にライバル達と格闘するスポ根作品である。蘭の成長も描いているのも特徴

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ファイティングビューティー伝説(笑)

原作は漫画な本作品、一期と二期合わせて全50話あり
2期ではタイトルが変わっているが本レビューでは
両作品合わせて1レビューとします。
開始5分で主人公である「毛蘭」が真っ裸で鏡の前にいる。
どういったアニメかは大体想像できるだろう
主人公の名前が毛蘭だからなのか、何なのかわからないが
なぜか、「名探偵コナン」の蘭姉ちゃんでおなじみの山崎和佳奈さんが演じられている、
山崎和佳奈さんにはなんの文句もないが、かなり単純な理由で
声優が選ばれたような気もする。
第一話からこのアニメは失望させてくれる。
ストーリーが始まってまもなく、主人公のナレーションによる
自分の父親や憲法について説明をする。
大切な第一話なのにきちんと組み立てられたストーリーではなく、
ナレーションによる解説と説明で組み立て上げられた物語ほどつまらないものはない。
第一話の段階で一切面白いと感じさせず、一切続きが見たいと感じさせない。
明らかに無理矢理「女子総合格闘技」に主人公を参加させるまでのストーリーを描き、
早く「女子総合格闘技」のストーリーしたいんだよ!と言いたいばかりだった
またパンチラも非常に目立つ作品ではあるが、色気のかけらもないので期待しないほうがいい
あくまでオマケ程度のパンチラ要素は、中途半端で逆にフラストレーションをためる
時たまキャラクターが裸になっているが・・・まあ・・・はい・・・
キャラデザ的に萌えもエロも感じにくい。
バキが2001年、エアマスターが2003年、本作品は2006年の作品だ
比べてみるとわかるが、両作品は戦闘描写では評価できる部分が多く
「格闘アニメ」としてある程度の水準以上のものを作り上げている。
しかしながら、本作品は何ともレベルの低い戦闘シーン
同年代ならば武装錬金やウィッチブレイド、コードギアスや銀魂など
戦闘描写のある他作品と比べても、この作品の作画のレベルの低さが伺える。
戦闘描写があるので動きを早く見せるシーンが多いのに、
ここまで作画のレベルが低いと格闘アニメとしては致命的だ
一話だけ見るだけでこれだけの不平不満がつのりまくる。
本来、アニメにとって一話は非常に大切なんじゃないだろうか?
特に全50話もある作品の長い時間放送する作品の一話だ。
そんな一話が、目も当てられない状況で「苦行」がスタートする
ストーリー的には祖父同士が因縁のある主人公とライバル、
その二人が総合格闘技のトーナメント「ラウンドマッチ」に参加するところから
話は始まる。
だが、基本的にストーリーは非常に淡々と進みテンポも悪い。
途中主人公が女子プロレスに入門したりするなど、
一期の序盤の中国拳法話から中盤は女子プロレス話と、二転三転する。
特に一期は印象の薄い話が多く、正直って面白くはない。
2期からは一期を反省したのか、テンポもかなり良くなり
ストーリー的にも見せ場もきちんと作られ、
最終的にストーリーもきちんとまとまっていた。
しかしながら、そこまで到達する道程が長い。
テンポが悪く、はっきりいって面白く無い一期を25話まで見て
初めて2期の標準レベルの面白さのストーリーに入る。
これがもっと圧縮されて、1期、2期あわせて25話ならばテンポよく話も進み
序盤のダレがちかつ、淡々と進むストーリーも飲み込みことができ、
盛り上がってくる2期のシリアスストーリーを楽しむこともできたかもしれない。
2期だけの評価ならば★3つ・・・ギリギリ4つつけられたかもしれないが、
一期がだいぶ足を引っ張ってしまい「格闘美神ウーロン」のアニメとしての総合評価は
このような結果になってしまった。
正直、この作品に「目新しさ」が感じられない。
アニメーションとして動きは普通、声優さんたちも普通、ストーリーも普通。
この試合が凄い!というのも特になく、声優さんたちも普通の演技、
ストーリーは目に見張る部分は特になく・・・
この作品を見る前にエアマスターとバキを見たが、
試合が始まる前の「期待感」や、戦闘中の「緊張感」が欠ける。
「堅実」に作られてはいるが、堅すぎてユーモアさに欠ける。
とてもじゃないが2006年に作られた作品とは思えない。
これが1999年とかに作られた作品ならまだ理解できるのだが、
相当予算が少ない中で作られたのだろうか?
はっきりいって50話見るのは苦痛だった。
強引なストーリー展開や感情移入できないキャラクター、予想の域をでない内容・・・。
このアニメをどうしたいのか、50話見ても掴みきれませんでした。
あえて例えるなら、シンプルなお雑煮。
シンプルにだしもしっかりとってて、具材も3,4種類はいってるんだけど
シンプルすぎて「普通」という感想しか言えない。
せめて毎話、京都風に白味噌だったり、福岡風にアゴだしにかわったらお雑煮でも
50話分食べられるが、一癖加えず普通すぎるお雑煮。
そんなお雑煮を50杯飲まされたような感覚に陥るアニメです。