となりの怪物くん

評価/★★★☆☆(59点)


となりの怪物くん 4(完全生産限定版) [Blu-ray]

制作/ブレインズ・ベース
監督/鏑木ひろ
声優/戸松遥,鈴木達央,種崎敦美ほか


あらすじ
主人公・水谷雫は、幼少期からトップの成績を取ることしか興味が無く、生き物に対しての慈しみも乏しい。小学生時、クラスで飼っていたウサギが死に、皆が悲しむ中でも宿題を優先する発言をし、周囲から「ドライアイス」とあだ名をつけられるような勉強の虫だった。




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できる女はこういう男に弱いよね


原作は少女漫画な本作品。
同時期に「好きっていいなよ。」や「神様はじめました」など
少女漫画原作のアニメが多く放映された

基本的なストーリーは恋愛青春モノ。
冷血とまで言われた勉強が大事なヒロイン、
そんなヒロインが入学当初流血事件を起こした問題児「ハル」にプリントを届けることに。
だが、そんな彼に友達認定され妙に気に入られてしまったことで
勉強一筋のヒロインの生活が大きく変わってしまう所からストーリーは始まる。

序盤からストレートな表現が多い。
問題児である「ハル」の常識はずれな行動にヒロインはドン引きするのだが、
そんなドン引きするヒロインに対し「ハル」は好意的に接し、
なんか好きかもと言い放ち唐突に「キス」までしてしまう。

そんな彼のあまりに自由な行動や言動にヒロインは戸惑うのだが、
同時にそんな彼に惹きつけられる。
あくまでもストレートに接してくれる彼に対し、ヒロインもストレートに応じてしまう
2話の段階でヒロインも「ハル」に対し好きと言い放っている。

序盤のこの展開はまるで殴り合いのようなストレートな恋愛描写だ。
ウジウジとした展開やひねくれた心理描写など無い。
互いが互いにストレートにぶつかるため、ストレートに感情に突き刺さり
ストレートにお互いが行動をする。

しかし、序盤こそストレートな表現が多いのだが
中盤以降は牽制しあうような展開になってしまう。
二人以外のキャラクターも多く登場し、二人の考えや行動に少なからず影響するのだが
あくまでも少なからずであり、お互いの関係は膠着状態になる。

そんな膠着状態も確かに面白い。
ヒロインがけなげに接する恋愛模様は見ていて歯がゆくも面白く
そんなヒロインが勉強に手がつかないあまり「ハル」への恋愛を封じ
あくまでも友達と接するという展開は非常に興味深いものだった。

しかし、恋愛を封じたとたん「ハル」がヒロインへの恋心を自覚する。
スレ違いというやつなのだが、ヒロインは恋愛を封じているので
「ハル」がストレートに「好き」と言い放っても顔色一つ変えない(笑)

ただ、確かに展開として面白くはあるのだがある程度パターン化してしまっており
ハルは自分の気持に迷うがやっぱり好きという展開と
ヒロインは勉強が大事なのだがハルへの気持ちを振りきれないが、勉強が大事でループと
描写は色々違うのだが展開として同じような感じになってしまっているのは
なんとも言えない。

しかし、そんな展開を「ギャグ」で補っており
サブキャラはゲロ吐くわ、ヒロインは「ハル」に殴られまくりだわと
笑える点もかなり多い。
少女漫画原作ではあるのだが、まるで少年漫画のようなストレートな面白さがあった

全体的に見て殴り合いのような恋愛描写が序盤は面白かったのだが
中盤以降は互いが互いに牽制しあってしまっており展開がワンパターンになっており
1クールで恋愛の決着がつかずに濁した感じで終わってしまっている点は残念だ
ある程度の結末が描かれていれば随分と印象が違っただろう

2期があればこの恋愛模様にも結末がつくのだろうが、
売り上げ的にかなり厳しいようで・・・そう考えると余計に、
濁した感じで終わるのではなくある程度締めが欲しかったと感じてしまう
面白い作品ではあるのだが、序盤の印象と勢いを最後まで活かしきれてなかった印象だ
どことなく物足りなさを梶てしまう点も多かった。

サブキャラに関しても「夏目」など可愛らしいが独特な女性キャラや
ベタな委員長キャラなどもいるのだが、1クールでは掘り下げ不足な点が多く
彼女たちの恋愛模様も描かれずじまいだ。
特に夏目の関してはようやく恋が始まった所で1クール終わってしまったので歯がゆい

色々続きが気になるので2期があれば見たい作品ではあるのだが・・・
原作の売上の伸び次第だろうか。
あれば見たいと思います

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