派手なだけの戦闘シーンには飽き飽きですよ「ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ」

2017年5月24日

評価★☆☆☆☆(18点)全34分

あらすじ ジマ商事の新型バトルシステムのテストパイロットとして、南の島のニールセンラボに招待されたチーム、トライファイターズ。しかし、新型システムの不具合により宿泊施設で待機する事に……引用 – Wikipedia


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派手なだけの戦闘シーンには飽き飽きですよ

本作品はガンダムビルドファイターズトライの特別編。
本編終了後から約1年半後に放送された。
この手のはBDの特典やOVAになることが多いが、テレビ放送されたのは珍しい。
監督やスタッフなどには変更はない。
時系列的には本編終了後の1年後くらいになっている

見出して感じるのはがっかり感だ。
時系列的に1年経ってるのに主人公チームの機体が変わっていない。
序盤で描かれるのはギャン子チームとの対戦であり、
ギャン子チームの方はしっかりと機体が改造されているのに、
主人公チームには変化がない。

その代わりに追加されたのは「技」である。
演出としては派手なのだが、相変わらず派手なだけで
アニメーションとしては大味であり、
アクションの流れで魅せるのではなく派手なビームや技をぶつけあうだけの
戦闘シーンの大雑把さは1年たっても変わらない。

ビルドファイターズトライの監督である綿田慎也さんは
もともと演出家としては優秀な方だが、
演出家として長い間活躍された方が監督をすると駄作になりやすく、
ビルドファイターズトライは演出家の方が監督をやったときに有りがちな
「無駄な演出」が多く、ビルドファイターズのような
手書き作画の良さを味わえなかった。

しかし、それは前作から七ヶ月しかブランクがなかったというのもある。
設定やストーリーの練り込み不足や制作スケジュール的にも
厳しい面があったのだろう。
だが、特別版は1年半近い時間が開いている。

それにもかかわらず本編でも多すぎると感じたヒロインが大集合で、
ベタベタなハーレムラブコメのようなものも描かれるのだが、
わずか30分しかない尺の中で詰め込みすぎだ。
キャラ萌え、ラブコメ、戦闘、新キャラetc…

30分しか尺がないのならばもう少し描写する内容を絞り込むべきだろう。
新キャラと新システム、そして「前作」に関連する内容など、
30分という尺では画ききれないとわかっている内容がただでさえあるのに、
キャラ萌え要素まで描かれるため状況が二転三転しすぎるうえに、
テンポが早すぎるためしっちゃかめっちゃかになっている。

全体的に見てビルドファイターズトライの欠点を見事に伸ばしている。
本編放送中でも散々言われていた欠点や批判されていた部分を
一切改善せず、むしろひどくなっていると言わざる得ない要素の数々、
監督が「学ぶ」という事をセずに我を突き通しているだけだ。

結局キャラ萌えやハーレムラブコメ要素以外はやってることをは
一期の最終話と同じ事で、もう少し何かあるかと思ったが、
本編と同様の劣化コピーでしかなかった。

戦闘シーンは本当にひどかった。
演出の派手さで魅せるのは構わないが、
ビルドファイターズトライ本編よりも演出に依存しすぎており、
30分尺がないためじっくり描くこともしていない。
抑揚のないあせりまくりな戦闘シーンは本当につまらない。
ビルドファイターズ最終話のあの「お祭り感」の再現すらできていない。

わざわざビルドファイターズの主人公である「レイジ」や
「アイラ」に関連する要素を出したり、
ビルドファイターズでは画ききれなかった「異世界」のことにも触れているのだが、
30分という枠では無理で結局中途半端だ。

ビルドファイターズトライの内容を1クールでまとめて、
もう1クールをこの内容につなげていれば、
ビルドファイターズでは画きkれなかった部分もきちんと画き、
続編としての意味があったかもしれないが・・・

個人的にはビルドファイターズトライ本編よりもがっかりしてしまった。
よくわからない理屈で「召喚魔法」のように凄いガンプラを召喚して、
強敵に勝つという展開は呆れるしか無かった。
これならば便利な次元覇王流のほうがまだましだった・・・