ロボットファイト、レディー!ゴー!「世界の国からこんにちは」レビュー

2016年6月29日

評価/★★★☆☆(40点)

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ロボットファイト、レディー!ゴー!

本作品は日本アニメーター見本市という企画の中の1本。
監督は片山一良、製作はスタジオカラー

ストーリー的にはSF。
万博のロボット博覧会で突如、日本のロボットが暴れだす。
各国のロボットは暴走した日本のロボットを止めるために動き出す
というところからストーリーが始まる。

見だして感じるのはロボットの絶妙なダサさだろう。
今時の流線型のロボットとも、昔の無骨な感じのトボットとも違う
どちらかといえば「敵キャラ」のようなロボットのデザインになっており、
そんなダサさのあるロボットがプロレスのような戦闘をく広げることで
普通の「ロボットアニメ」の戦闘シーンとは少し違った面白さが出ている

なんといっても戦っている間にバックで流れているのは
「世界の国からこんにちは」だ(笑)
激しい戦闘シーンをくり火遂げているのに何とも明るい音楽が流れているせいで
妙に締まらず、かっこいいはずの戦闘シーンがロボットデザインと相まって
「ギャグ」のようなシーン描写になっている

ロボット同士の戦闘シーンは非常に面白い。
もはやお約束的な「ロケットパンチ」、そのロケットパンチをただ飛ばすのではなく
ロケットパンチ同士の戦いに展開させたり、
日本のロボットの驚愕の技術と機能が予想外の展開を生む要素は
飽きさせないシーンづくりになっているといえるだろう。

全体的に見てやりたいことは分かる、ロボット同士のプロレスだ。
確かに見ていて面白い戦闘シーンになっており、
それを「世界の国からこんにちは」のBGMと若干ダサいデザインのロボットが
繰り広げることで「プロレス」的なウソっぽい面白さを醸しだしており、
7分ほどの尺の作品をすっきりと見終わることが出来る。

ただ「ロボット同士のプロレス」それ以上でもそれ以下でもない感じが強い
よく考えられた動きはアニメーション的な面白さはあるのだが、
どうにも「専門学生の卒業作品」のような域を出ておらず、
もう1度見ようという感じにはならない。

個人的には少し「Gガンダム」を彷彿とさせる感じが好きだったが、
もう一歩何か欲しいと感じてしまう作品だった。
ただ1度見る分にはロボットアニメが好きな方ならば楽しめる要素も多い、
途中から出て来る「中国」のロボットなどベタな感じがして
私は好きだ(笑)