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最終巻に付属する特別編レベル「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか OVA 」レビュー

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評価★★☆☆☆(24点)全24分

あらすじ 大激戦の末、階層主との戦いに勝ったベルたちは、地上に戻る途中で見つけた温泉のような場所で休憩することに。引用 – Wikipedia


最終巻に付属する特別編レベル

本作品はダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかのOVA。
アニメ本編は2015年に放映、本作品は2016年に発売された。
監督は鈴木洋平、制作はJ.C.STAFF。
監督のみ変更となっている。

序盤から低予算ぶりを感じる。
OPはTVアニメと同じ、止め絵によるセクシーシーン、尺はたったの24分。
タイトルもサブタイトルがついたりもせずにOVAというだけ。
これを普通のアニメの1巻分と同じ値段でOVAとして売り出している。

内容的にはいわゆる「温泉回」だ。
最終話の戦いの帰り道に見つけた温泉にみんなで入る。
まんべんなく女性キャラクターのセクシーなシーンが描かれるが、
止絵が非常に多くアニメーションとしての面白さがない。

しかもOVAなのにセクシーシーンのレベルが普通だ。
他の作品のOVAだと色々と「解禁」されていたり、
表現がきわどかったりするOVAも多いが、
この作品は特にそういった際どさや解禁などはない。

単純に言ってしまうとキャラクターを脱がしてるだけだ。
しかもお着替えシーンでは裸ではあるが、温泉に入る際は水着。
描写的にはOVAといよりTVレベルのセクシーシーンであり、
この作品の相当なファンならば楽しめるが、
それ以外の人にとっては淡々と見てしまう作品だ。

これがOVAとしての単体販売ではなく、
TVアニメの最終巻の特典とかならば問題がない出来栄えと言えるが、
あえてOVAとして発売した作品としてはレベルが低い。

全体的に見て残念な作品だ。
放送当時は「紐」で話題になり、内容もそれなりに面白かった作品の、
久しぶりの新規映像として満を持してOVAとして販売した作品が
特典映像レベルの内容なのはファンならば納得できるかもしれないが、
それ以外の人を楽しまさせるレベルではなかった。

OVAなのだからもう少し過激な描写やぶっ飛んだ何かが欲しかった所だ。
妙にフェチズムめいたアングルの描写は多く、
それ自体は悪くはないのだが、そのフェチズムに対するこだわりや、
フェチズムをセクシーシーンとして描写しきれておらず、
止め絵をカメラアングルで舐め回すように映しているだけなのはつまらない。
とってつけたような戦闘シーンもあまり必要性を感じなかった

ダンまちという作品のファンならば見ても損はないだろうが、
それ以外の人が見ても微妙な感じしか残らない作品だ。
2017年現在、スピンオフ作品が放送されているが、
ダンまち自体の2期はあるのだろうか?
気になる所だ。

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