「アズールレーン」レビュー

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評価 ★☆☆☆☆(12点) 全12話

あらすじ アズールレーン」の少女たちは、世界の外より訪れた謎の敵「セイレーン」の大攻勢を退けた引用- Wikipedia

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茶番

原作はソーシャルゲームな本作品。
監督は天衝、製作はバイブリーアニメーションスタジオ

ナーレション


画像引用元:アズールレーン 1話より
©Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc.
/アニメ「アズールレーン」製作委員会

1話早々から萎えさせてくれる。ナレーションだ。
この「アズールレーン」の世界観がどんな設定なのかを長々と御高説くださる。
セイレーンという謎の敵が現れて、そこに人類による4つの組織が
「アズールレーン」という連合を結成し、セイレーンを退けた後の世界。
しかし、戦いは終わることはなかった。

この作品の基本的な世界観の設定をナレーションで片付けてしまう。
物語の中で自然にキャラ同士の会話や流れの中で説明するのではなく
ナレーションベースで片付ける。馬鹿でもできることだ。
「アニメーション」という媒体で言葉で全てを説明するのは悪手でしかない。

1話の冒頭から萎えさせてくれるのはなかなか厳しい作品だ。
そもそもセイレーンとの戦いがどんなものだったのかもよくわからず、
4つの組織もよくわからないため、説明が説明になっていない。

ソシャゲ原作の呪縛


画像引用元:アズールレーン 1話より
©Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc.
/アニメ「アズールレーン」製作委員会

ソーシャルゲームという媒体は「ガチャ」で「キャラクター」を出して
そのキャラで遊ぶというのが基本的なシステムになってる作品が多い。
この作品はガチャと言うシステムは取っては居ないものの、
ソシャゲ特有の「キャラの多さ」は他のソシャゲ原作アニメと変わらない。

この作品は冒頭のナレーション通り「4つの組織」に分かれている。
つまり、その4つに所属するキャラクターが出てくる。
公式HPに記載されている限りだと総勢35名だ(苦笑)

かつて「ディバインゲート」という作品が合ったが、
あの作品でさえ総勢32人だった。
この作品は1クールであり、OPEDをのぞき1話20分として全12話で240分。
もし全てのキャラが平等に出てくるとすれば単純計算で
一人6分半くらいの出番しか無い。裁ききれるわけがない。

明らかに掘り下げるのには無理がありすぎるキャラ数だ。
背景にちらっと映ってるようなキャラや、名前すら出てこないキャラもおり、
大量のキャラクターが画面狭しと登場している。
キャラクターが画面に出てくる度にテロップと共に名前が紹介されるが、
正直、覚えきれる量ではない。

1話からばかすこばかすこ、どんどんどんどんキャラを登場させる。
一人ひとり丁寧に出てくるならまだ印象づけができるが、
本当に馬鹿みたいにどんどんと出てくる。
1話だけでも11人も出てくる。多すぎるキャラ数をさばくのに必死だ。

1話では「はぐれてしまった友達を探す」
という名目で友だちを探しながら、
どこの誰だか一切わからないキャラをダイジェストでどんどんと出す。
作品を「面白くする」ためのシーンづくりではなく、
キャラを「登場させる」ためだけのシーン作りになってしまっている。

説明してるのに説明できていない


画像引用元:アズールレーン 1話より
©Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc.
/アニメ「アズールレーン」製作委員会

ソーシャルゲーム原作特有の「プレイヤー以外」にはまるで
優しくない作りを1話からビンビンに感じさせる。
キャラクターの説明口調な台詞には本当に萎えさせてくれる。
「自然な流れ」で世界観やキャラの設定を説明するのではなく、
全てがあからさまな説明口調だ。

しかも、説明されてもいまいちわからない部分も多く、
説明口調で説明してるのに説明できていないという致命的な説明台詞が
1話では大量に出てくる。
そもそもキャラクターもどこの誰だか知らず、どんな陣営に属してるのかも
わからないままに説明されても混乱するだけだ。

1話から味方側のキャラも敵側のキャラも掘り下げて出そうとするため、
余計に場面が混乱する。
シンプルに1話は味方のキャラ数名とセイレーンとの戦いを描けばいいのに、
味方に相対する敵組織のキャラまで出すためごちゃごちゃだ。

水上スキー


画像引用元:アズールレーン 1話より
©Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc.
/アニメ「アズールレーン」製作委員会

彼女たちは「軍艦の力」を身に宿した少女たちであり、
敵が現れると謎の物質を見にまとい軍艦の装備で戦う。
「艦これ」では水上スキーと言われた戦闘方法をこの作品も採用してる。

ただ「艦これ」と違うのは謎の「召喚獣」のようなものを敵が使うため、
スケール感の大きい戦闘になっており、その「召喚獣」の謎さはあるものの、
迫力のある戦闘シーンを展開している。

兵器で空中に浮いている空母も多く存在するため
水上スキーをシていないキャラクターも多く、
「艦これ」と比べると立体的な戦闘シーンになっている。
ただ戦闘中でも大量のキャラクターを出すことに必死であり、
似たようなデザインのキャラも多く登場するため、
「誰が敵で誰が味方なのか」という根本的な部分がまるでわからない。

「キャラクターの印象づけ」が出来ていないのに、
敵も味方も入り交じるような戦闘シーンを描けば、
ごちゃごちゃになるのは当たり前だ。

2話になっても、いきなりキャラが出てきていきなり出てきたキャラと戦い出す。
何の思入れもないキャラの戦闘を見せられても、
特に盛り上がるわけでもない。

強引スケベ


画像引用元:アズールレーン 1話より
©Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc.
/アニメ「アズールレーン」製作委員会

2話以降、急に作品の雰囲気が変わる。エロである(笑)
戦闘終了後の彼女たちは疲れていて無防備ゆえにか、
服がはだけたり、下着が見えたり、脱げたり、脱がしたりとやりたい放題だ。
1話の説明しまくりな状況に鬱憤がたまり、そのうっぷんを晴らすかのような
強引すぎるセクシーシーンへの持っていき方はギャグにすら感じる。

ただ、そういった露骨なセクシーシーンやコミカルなシーンが入ることで
「キャラの印象付」を行っている部分もあり、
2話以降で相変わらず印象が薄いキャラクターも居る一方で、
きちんと印象がつくキャラクターも居る。

シンプルかつあざとい手法ではあるものの、
「セクシー」シーンに頼ることでキャラを
掘り下げようとしている努力は垣間見える

茶番


画像引用元:アズールレーン 2話より
©Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc.
/アニメ「アズールレーン」製作委員会

1話こそ迫力のある作画で戦闘シーンが描かれているが、
2話から明らかに「息切れ」してくのが見える。
特に戦闘シーンの「スロー」演出の多様はまるで意味がない。

スローにした瞬間にその攻撃が避けられるか、邪魔が入ることは目に見えており、
そのパターンを何度も繰り返す。
相手にとどめを刺そうとする攻撃→スロー演出→仲間が助ける。
このパターンを馬鹿の1つ覚えに繰り返す。

このパターンを使うことで多すぎるキャラの活躍の場を与えているのはわかるが、
無駄かつ、面白みにかけるワンパターンな演出でしか無い。
三度目以降は「はいはい、どうせ邪魔が入るんでしょ」と予測できてしまう。

戦闘中に何もせずに「棒立ち」で戦況を見ているようなキャラも多く、
敵対しているはずなのに武器を構えたまま引き金を引かないような
馬鹿げた状況が続いたりもする。

そもそも「なんで戦っているのか」がわからない。
かつては「セイレーン」という共通の敵が居て、それを退けたが、
その後、考え方や立場の違いから仲違いシた感じに見えるのだが、
どういう考え方の違いで、何が目的で彼女たちは戦っているのか。
戦争における「目的」が見えない。

守るべき「人間」が描写されないため、守っている感じもなく、
「史実」をモチーフにしているのはわかるが、
その史実をきちんと描こうとしているようには感じず、
変なところで史実の流れに沿うようにしているため違和感が生まれており、
史実を再現しようとしてチグハグなシーンになってしまってることも多い。

史実を再現するために、
さっきまで戦場に居なかったキャラが唐突に現れて助けられるパターンを
何度も見せられる。

艦これと圧倒的に違うのは「誰も死なない」ということだ。
艦これは「轟沈」からのロストをアニメでも描いていたが、
アズールレーンにはそもそもそういうシステムがないことも有り、
アニメでは誰も死なない。だからこそ緊張感もまるで無い。

この作品は戦闘が茶番にしかなっていない。
そもそも共通の敵である「セイレーン」も滅ぼしたわけではない中で
争ってる場合ではないと思うのだが、彼女たちはひたすらに戦う。
戦う意味がまるでない。

話の主軸


画像引用元:アズールレーン 4話より
©Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc.
/アニメ「アズールレーン」製作委員会

キャラクターだけでなく話の主軸もとっちらかってる。
一応、作品の主人公とも言えるのが「エンタープライズ」ではあるのだが、
彼女のエピソードを徐々に進めつつ、敵である綾波の話や、
オロチ計画という謎の計画だったり、セイレーンの新たな動きだったりと、
色々な話がとっちらかって描かれる。

「アズールレーン」と「レッドアクシズ」という人類の2大連合が
争ってる中で、それぞれの陣営の中で彼女たちの悩みや迷いが描かれつつ、
人類の共通の敵であるセイレーンの動きも描かれている。と言う感じだ。

これが2クールのアニメならこれくらいの要素があっても良いのかもしれないが、
1クールではきちんとさばききれる要素ではない。
しかも総勢35名のキャラも出さないといけない。

ただでさえキャラクターが多く、組織も多いのに
「視点」が変わりまくるため、話が進んでるのか進んでないのか、
そもそも彼女たちが一体何をしたいのかというのが
致命的なまでに分かりにくくなってしまっている。
わかりにくいのにどんどんとキャラが増えていき、わかりづらさが増す。

「人類はかろうじて生き延びてるに過ぎない」のに人類同志で争って、
あーだーこーだと悩んでる。
「戦いはいつの世も変わらない」と連呼するのは良いが、連呼するだけで
中身が伴っていない。

「敵は別にいるっていうのにね、人類同士で何やってるんだろうね」と、
とあるキャラがぼやくがまさにそのとおりだ。

戦う戦わない


画像引用元:アズールレーン 2話より
©Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc.
/アニメ「アズールレーン」製作委員会

「綾波」関連の話は戦う、戦わないの繰り返しだ。
戦場以外で出会って喋った同じくらいの年齢の少女たちが
お互いを知ってしまったがゆえに銃口を向けたくない。
「戦う」ということに迷いを持ち、戦えない。
ちなみに互いに会話は5分もしていない。

ならば戦わなければいい。
どちらも戦わなければこの不毛すぎる争いは終わりだ。
一方は「敵の技術」も使って戦おうとするレッドアクシズ、
一方はそんな敵の技術は使うべきではないとするアズールレーン。

この作品で戦ってる理由はこの部分だけ、これだけだ。
別に領地戦をやってるわけでも、互いに憎しみの連鎖が募って
取り返しの使いないところに行ってるわけでもない。
ただの「方針の違い」による「組織の分裂」でゴタゴタ争ってるに過ぎない。

「綾波」の戦うか戦わないかという葛藤自体は悪くないのに、
その戦いの根本的な部分がただの方針の違いであり、
だからこそキャラクターたちの感情にまるでついていけない。
友だちになりたいから戦いたくないという彼女たちに気持ちに対して、
戦ってる理由がただの方針の違いでは釣り合いが取れない。

ずーっと戦ってるが、誰も死なない。
ずーっと戦って、ずーっと「なぜ戦うのか」と悩む。
いいかげんにしろと思うほどキャラがどんどん出てくるばかりで話が進まない。

その割にはいきなり場面が変わる。
本来ならもう少し説明スべき部分、状況の流れを説明しないと
いけない部分を説明せずに急に場面を切り替えて、
戦闘シーンにいきなりつなげるためついていけない。

話が進まないなーと思ってみてると、唐突に一気に話が進んでしまう。
その間がない。

集団戦闘


画像引用元:アズールレーン 7話より
©Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc.
/アニメ「アズールレーン」製作委員会

キャラが多すぎるがゆえに中盤になるとキャラの人数が増えすぎて
戦場にもたくさんのキャラが出てくる。だが基本的に描かれるのは個人VS個人だ。
本来は集団戦で互いを支えつつ「作戦」を考えて戦うべきはずなのだが、
ろくな作戦もなく総当りな総力戦で一人ひとりが一人ひとりと戦う。

この作品の戦争が「茶番」であるがゆえの個人戦なのだろう。
作戦を立てたり、集団戦を描いてしまえばキャラクターが死にかけない。
個人戦で命までは取らない茶番な戦いを描くことで、茶番を維持している。
茶番による茶番のための茶番の戦いだ。草も生えない。

新しく出てくるキャラも出てきてキメ台詞やポーズを決めて撃って終わりだ。
何のために出てきて戦闘に参加してるのだと思うほど、無駄でしか無い。
ファンのためのファンサービス要因にしかなっておらず、
原作をやっていない人からすればどの勢力のキャラなのかも把握できない。

1話の戦闘シーンはきちんと「魅せる」戦闘シーンが出来ていたが、
中盤以降の戦闘シーンは「魅せる」ということができていない。
キャラクターの強さもいまいちわからず、ただバカスコ撃ち合ってるだけで
まるで盛り上がらない。

いきなりエンタープライズが戦闘中に謎の覚醒をされても
見ているこっちは「???」と疑問しか浮かばない。
本来は主人公の覚醒という盛り上がりでさえ、この作品は盛り上げられていない。

オロチ計画


画像引用元:アズールレーン 7話より
©Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc.
/アニメ「アズールレーン」製作委員会

終盤になるとようやく色々と話がつながってくる。
2つの陣営の戦いは「セイレーン」がけしかけてることであり、
セイレーン達は「赤城」たちをそそのかし、彼女たちの姉である天城を
生き返らせるためにと戦闘データを集めている。
2つの陣営はその策略を知らずに戦ってしまっている。

やりたいこと、描きいことは伝わる。
だが、伝わるだけでそれを「アニメーション」という媒体で表現しきれておらず、
説明不足な部分や急な場面展開、戦闘シーンの盛り上がらなさと
大量のキャラクターの存在のせいで伝わりづらくなってしまってる。
脚本としてやりたいことはわかるが、それが脚本としての面白さになっていない

多すぎるキャラクターに振り回されて、
本来はあるはずのストーリーの面白さというのを出し切れていない。
本来ならもっと丁寧にキャラを掘り下げて、丁寧に関係性を構築する所を
キャラを雑に出して雑に関係を作る。

9話になっても10話になっても新キャラが出てくる上に、
11話以降は製作の都合で3ヶ月後に延期になる始末だ。
三ヶ月の間にストーリーを忘れてしまう人も数多く居ただろう。

セイレーン


画像引用元:アズールレーン 9話より
©Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc.
/アニメ「アズールレーン」製作委員会

11話になるとセイレーンの上位個体と呼ばれるキャラが戦場に出てくる。
オロチ計画も完遂し、彼女たちの前にオロチが現れる。

「これはアズールレーンだけの問題ではございません。
オロチは人類にとっての脅威なのです」
「セイレーンの思惑なんかに乗ってたまるもんですか」

と11話になってようやく気づいてくれる。
もっと序盤の段階で気づいてくれれば擁護のしようがあるが、
1クールのアニメの11話でキャラクターたちが茶番だったことに気づくのは
乾いた笑いしか出ない。

共同戦線をはり、セイレーンを倒す。
延々とやっていた内輪揉めが11話にしてようやく終わり、
最初からやっていればいいものの11話でようやく共同戦線を張ってくれる。

今更という言葉をこれほど実感した作品はない。
あまりにもおそすぎる、あまりにも茶番だ。

最終話


画像引用元:アズールレーン 12話より
©Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc.
/アニメ「アズールレーン」製作委員会

結果的に茶番に気づいたキャラクターたちが「オロチ」を
協力してやっつけて終わりだ。
本来は最大限に盛り上がらなければならない最終話、
三ヶ月も延期して描いた最終話の戦闘シーンが「止め絵」だらけだ。
相変わらずの棒立ちも変わらず、アップを多用し、萎えさせてくれる。

本来は「みんなで力を合わせてて戦う」という
それぞれの見せ場を描いて然るべき状況で止め絵だらけなのは残念でしか無く、
結局「俺たちの戦いはこれからだ」でしかなく、
茶番を見せられただけの1クールだ。

最終話の最後にエンタープライズがカメラ目線で
「あなたの蒼き行路に祝福を」といいはなつ。
本当に謎だ。

作中にはプレイヤーたる指揮官の描写はまるで無く、
いきなりプレイヤーである「あなた」を最後の最後で問いかけることで
登場させるのは意味不明でしか無い。

これで作中に艦これのように歪な形でも「プレイヤー」たる指揮官が
描かれてるならわかるが、指揮官の存在など微塵も感じない1クールだったのに
最後の最後で指揮官の存在を匂わせる。

本当に最初から最後まで意味不明な作品だった。

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総評:戦いよりソシャゲ原作アニメが変わらないのをなんとかしてほしい


画像引用元:アズールレーン 3話より
©Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc.
/アニメ「アズールレーン」製作委員会

全体的に見て駄作だ。
結局多すぎるキャラクターに振り回さっぱなしの1クールであり、
戦う理由が薄いのに戦い合いつつ、戦いたくないと叫び叩かに迷う茶番の
ストーリーを1クール見せられて、最後の最後で茶番に気づき
みんなで戦っても遅すぎる。

「セイレーンと戦った後」ではなく「セイレーンと戦う」という
ストーリーで1クール作れば無難な作品になりえたのに、
なぜ4つの陣営がそれぞれの思惑で動き対立する、
複雑なストーリーを1クールでやってしまったのか謎でしか無い。

多すぎるキャラクターでそんな複雑かつ視点が変わりまくる
ストーリーを描けるわけもなく、ただごちゃごちゃし、とっちらかったまま
ちゃぶ台を返して終わっただけの作品だ。

ありとあらゆる要素の見せ方が悪い。
キャラクターも無駄に出すだけ、戦闘シーンも盛り上がらない、
キャラに振り回されてストーリーもきちんと描けていない。
総勢35人のキャラクターにただ振り回され、終わっただけだ。

キャラクターを減らすか、2クールならばもう少し面白くなった作品かもしれない。
だがソシャゲ原作の呪縛たるキャラを出しまくる1クールという縛りがある以上、
こうなることは目に見えていた作品だったのかもしれない。

個人的な感想:ファン向け


画像引用元:アズールレーン 12話より
©Manjuu Co.,Ltd., Yongshi Co.,Ltd.&Yostar Inc.
/アニメ「アズールレーン」製作委員会

原作ゲームをやってるファンの方ならばキャラが出て動いて喋ってるだけで
楽しめるのかもしれない。
だが、何の思入れもないアニメ新規にとっては意味不明でしか無い1クールだ。

最終話できれいに終わらせた感じはあるものの、
思い返せば「セイレーン」はまだいるうえに色々と謎も残っており、
続きはゲームでね!ということなのかもしれないが、
なんともすっきりしない。
結局、ほとんどのキャラクターは印象に残らない作品だった。

「艦これ」も色々と問題は合ったが、「吹雪」を主軸に描いてる部分も多く、
劇場版ではTVアニメ版の汚名返上とばかりの面白さが合っただけに、
この作品も続編や劇場版があれば「汚名返上」をなし得る…かもしれない。

本当にソシャゲ原作アニメはなぜこうなるのか。
頭を抱えてしまう。

コメント

  1. 艦これ被害者の会 より:

    やはりこうなりましたか、艦これ・はいふりの二の舞になるのではないかと予感はしておりました。
    艦これ・はいふりもそうですが、いきなり1話からいきなりキャラクターを多く出すのは結局自縄自縛同然です。もうしばらくはミリタリーものアニメは制作しない方がいいと思う私は思います。