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これぞ大人向けのウルトラマン「ザ・ウルトラマン」レビュー

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      2016/08/05

評価/★★★★☆(78点)

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これぞ大人向けのウルトラマン

本作品はアニメーター見本市という企画の中の一本
監督は横山彰利、アニメーション制作はスタジオカラー

この作品、タイトルから気になってる人も多いだろう。
タイトルから想像する通り、この作品は「ウルトラマン」のアニメ化作品だ
あの声で宇宙でゼットンと戦うウルトラマンが冒頭から激しく
「アニメーション」で描かれる。
ウルトラマンだけではない「ウルトラ兄弟」がヤラれた姿とはいえ描かれる
(余談だがウルトラマンの初アニメ作品ではない)

ダイジェストチックなストーリー構成になっているのが非常に残念だが
メインの「戦闘シーン」の描き方は本当に素晴らしく、
ウルトラマンという巨大な戦士が動き回る様子、
子供向けでは絶対に描かれない、大人向けだからこその「血液」や「暴力」表現が
非常に生々しく、その生々しさが「大人が見るアニメのウルトラマン」の
面白さに直結しており、見ている間、ワクワクが止まらない。

あのゾフィが、あのタロウが、セブンが、レオが!
まるで自分が子供時代に戻ってウルトラマンを見ていた気持ちをわき起こすかのように
激しく戦い、強く、強く少年心を刺激する。
大人向けの劇画タッチに作られているからこそ、
その少年心に加えて純粋な面白さも感じることが出来るため
余計にテンションが上ってしまう。

ストーリー的には非常にベタな感じのウルトラマンらしいストーリーではあるものの
7分という尺ではもったいないと感じるほど
劇画タッチの、大人向けの、「ウルトラマン」という作品本来の面白さを表現していた

全体的に見てウルトラマンファンならばたまらない作品だろう。
声や音、エンディングテーマなどは一切変えずに
劇画タッチでリアルに描かれる「ウルトラマン」のアニメーションは
大人が見ても、いや大人だからこそ面白いウルトラマンのアニメになっている。

短編アニメだからこそ出来るクォリティではある。
これがTVアニメなどでシリーズ化されたら予算的に非常に難しいだろう
あくまでも「ウルトラマンのファンに向けた作品」であることは否めないものの、
ウルトラマンという作品が好きならば、
ウルトラマンを楽しいと思って見た事がある人ならば
この作品を素直に「面白い」と思って最後まで見てしまうはずだ

大ジュストチックなストーリーがほんとうに残念ではあるが
7分という尺の中に詰め込まれた「ウルトラマン」に対する愛情、熱意を
濃厚に味わうことの出来る作品だ。

日本アニメーター見本市は特撮作品のアニメ化が増えてきたが
こういうのを見てしまうとぜひテレビシリーズなどで
こういう「特撮系」のアニメがぜひ見たいとひしひしと思ってしまう。
売り上げのことを考えたり、予算的なことを考えると難しいことはわかるのだが
個人的にはぜひ見たい、この作品を見て余計にそう感じてしまった。

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