スカイガールズ

2010年6月22日

スカイガールズ感想


スカイガールズ感想
スカイガールズ
★★★★☆
世界を襲った謎の機械細胞群「ワーム」により人類は人口の3分の1を失うものの、
人類軍の最終破壊兵器により壊滅した。それから10年の年月が過ぎた。
桜野音羽、園宮可憐、一条瑛花の3人は神奈川県横須賀市追浜[1]の基地に集められる。
そこで目にしたものは今までの戦闘概念を根本から覆す新兵器、
飛行外骨格「ソニックダイバー」であった。ワームとの戦いでの負傷によりパイロットを
引退した冬后蒼哉中佐の下、ソニックダイバーパイロット候補生として
3人の訓練の日々が始まる。しかし危機は迫っていた。
10年の時を経てワームが復活したのである。

空をかける少女達
本作品は随所にジャパニメーションの細かさや粋な部分がある
昨今では珍しい非常に丁寧に真面目に作られた作品だ。
3DCGと2DCGを併用しており、5話での刀を用いたアクションシーンは
爽快感と重量感が非常に良く出ており
「優雅」という言葉がぴったりの表現がなされていました。
以前、3DCGは批判しましたが本作品での3DCGの用い方は非常にいい。
他の作品とは違い重量感もあり、細部までこだわっています。
また好感が持てるのが、何故戦うのが年端もいかぬ女性なのかというのが
世界観の中でちゃんとと説明がしています。
10年前、ワームとの戦いで徴兵制度により20代~30代の男性の9割が失われ、
男性が極端に少なく、スカイガールズ達が操るマシンは選り好みまでします(苦笑)
彼女たちでなければ操れない、だから彼女の達の力を借りる。
こういう何故少女が戦うのかというのが蔑ろになっている作品が多いなか、
きちんと空想の世界の中での設定を作っているのは好感が持てます。
(ただ、男性が少ないと言う割りには男性キャラも
 多いという設定の矛盾は気になりましたがw)
また、キャラクターも可愛らしい描写であまり媚ない萌えが多く
キャクター本来の自然な魅力が出ていました。
一部、戦闘時は水着なような格好をしていますが、それはご愛嬌と言うことで・・・w
ストーリーですが、非常に骨太で王道。
悪く言えば地味とも言えますが、一本芯の通った物を感じます。
しかし、残念なことに構成が少しゆったり目な感じで
8話あたりまでは敵であるワームとの戦闘は一切なく、訓練ばかりなのは少しインパクト不足。
またワームとの戦闘はワンパターンな感じ物が多く、
せっかくいい動きが表現できるのに、もう少し多彩なアクションが
見たかったというのが本音です。
しかし26話構成という長めの放映時間を考えると、これは仕方ないかなとも思います。
ストーリー上でシリアスな展開もあまりなく、
「4人のスカイガールによるワームという敵を倒すアニメ。」
と、1行で説明できてしまう地味であるがゆえのシンプルさは欠点とも言えます。
しかし、昨今の複雑すぎる設定と背景でノイズでしかなっていない作品に比べて
シンプルで王道を突き進んだこのアニメは非常に見やすかった。
確かに萌えアニメであるが、萌えアニメが嫌いな方にもおすすめ出来るレベルの
一般向けアニメに仕上がっている点は非常に好感が持てました。
本作品はいい具合に、硬派アニメと萌えアニメが融合している作品です。
故にどちらかに凄いこだわりがある人には受け入れ難い箇所もあります
硬派アニメとしては設定の練不足や生かされてない部分があり、
萌えアニメとしては萌え要素やセクシー要素が若干足りない。
しかし、この作品には制作の愛情を感じました。
見終わったあと、心地のいい疲労感に包まれました。
上記で批判してる部分も褒めてる部分も、
レビューするからという気持ちで見ているため細かいところを指摘してますが、
基本的にすんなり見れて、素直に面白かったと思える作品に仕上がってます。
個人的には横須賀や追浜など、
家から1時間もかからないところの地名が多く出たのは親近感がわきました。
横須賀に実際、米海軍横須賀基地もありますしね。
純粋にアニメを楽しみたい方におすすめの作品です。

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