灼眼のシャナII

灼眼のシャナII感想

評価/★★☆☆☆(22点)

灼眼のシャナII感想

制作/J.C.STAFF
監督/渡部高志
声優/釘宮理恵,江原正士,日野聡,川澄綾子ほか
全24話


あらすじ

御崎市で平凡な日常を過ごしていた高校生の坂井悠二は“燐子”(りんね)と呼ばれる怪物の出現と共に非日常の世界に巻き込まれ、名も無き少女と出逢った。その名も無き少女は、人知れず人を喰らう異世界人“紅世の徒”を探し討滅するフレイムヘイズの1人。彼女は、悠二が自覚のないまま死んでいることを告げ、訳あって“紅世の徒”から狙われるようになった悠二を護る様になる。そんな彼女に悠二は、彼女の刀『贄殿遮那(にえとののしゃな)』から「シャナ」という名前をつける。2人は反発しながらも、少しずつ惹かれ合っていく。

ついていけない

最初の2話まではよかった・・・、本当によかったです(苦笑)
一話目は1期を振り返るようなデジャブを悠二がなんども起こし、
平和な日常と異様な非日常という灼眼のシャナの世界感がよく描かれており、
2期への期待感を高める出来栄えでした。
しかし、それも3話で間違いだったことがわかる
3話からしばらくは完璧なる学園ラブコメ、しかもオリジナルキャラを交えた
シャナ・吉田・ヘカテ似の少女と悠二の三角関係が中心に描かれ、戦闘はほとんどない。
また、その恋愛要素も展開が遅すぎる上に陳腐だ・・・
テンポが早ければ恋愛要素もキャラクターに感情移入してる状態で楽しめたかもしれないが、
正にカルピスを限界まで薄めたようなストーリー展開は苦痛だった。
これを全24話も見るのかと思うと挫折しそうなほどだった
ただwikipeaidaを見ると、1期は原作をベースにしてはいるがアニメオリジナル要素が強い。
しかし2期は原作を所々真似ているだけでオリジナルストーリーで構成されている。
こんな内容で「オリジナルでやれます♪」と脚本を書いた人がよく言えたものだ、
恐らくは1期が予想以上にあたったことを、作品に対しての尊敬という観念ではなく、
自分たちの功績と勘違いてしまったんじゃないだろうか?
ただ、脚本の悪さに気づいたのか後半から幾分かましになる。
だが、作中で「ったく、次から次へついていけねぇな」という台詞を登場キャラの
一人が言っていましたが正にそのとおり。
1期でも付いていくのが辛かった展開だったが、2期ではそれが倍増。
本当についていけない(苦笑)
せっかく学園ラブコメから抜けだしたのに、今度は理解不能ストーリーに変貌する。
全体的に全24話という尺を使い切れていない。
間延びしてダレて、尺は余ってるのに肝心のストーリーにはついていきにくい。
1期でも感じたが、この脚本家はキャラクターの心理描写がへただ・・・
サブキャラの過去話に2話費やしたり、前半部分の陳腐な学園ラブコメも
表現が違えばキャラクターへの愛着を強めることが出来るはずなのに、
掘り下げる話を展開すればするほど、キャラクターに対しての愛着が薄れていく。
その顕著たるは、オリジナルキャラである偽ヘカテーの扱いのヘタさ加減。
アレだけ引っ張っておきながら、結局そこまで重要なキャラクターにはならず、
結局はヘカテーでしたという何とも陳腐なオチ。
偽ヘカテーを出さずに、ヘカテーをいきなり出してものちの展開に問題があったとは思えない。
二期全体のストーリーを見て、一期から何が変わったのかが非常に分かりにくいのも
評価が下がるポイントとも言える。
たしかに悠二は前作とは違い「自分で戦う」事の出来る存在になったが、
基本的な芯となるストーリーがどう進んだのかが本当にわからない。
説明のない専門用語で世界感を構築するのはわかるが、
流石に疎外感を感じるほどのストーリーは雰囲気で察しろ!と言われているようなものだ
ただ一部の戦闘シーンは迫力があった。
強敵「サブラク」との戦いは作戦や登場キャラの成長も垣間見えることができ
力の入った演出や魅せる戦闘シーンは本作品で唯一評価できるポイントだ。
あの話が最終話ならば評価は上がったかもしれないが、
一期と同じような最終話で評価は下がってしまう。
個人的には観るのに物凄く時間がかかった作品です・・・。
専門用語が多く見ていて疲労を感じ、間延びしてさらにダレて・・・
なんやかんやで普通の2クール作品の倍以上の時間がかかったしまったような気がします。
原作は他サイトを見ると訳がわからないことがなっていますが、
TVシリーズでの3期はあるのでしょうか???
あまり期待できませんが・・・w