絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク

絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク感想

評価/★★★☆☆(57点)

絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク感想

制作/テレビ東京、dentsu、ボンズ
監督/森邦宏
声優/関智一,山野井仁,阪口大助,山崎たくみほか
全26話


あらすじ

人の住まう土地で無い火星では、ほとんどの人は、広大な海の中の潜水艦で暮らす。その巨大な海を構成する火星の水は、エネルギー源である。その水を巡って地球を巻き込んだ銀河大戦が起こり、終わり、空前の大不況の真っ只中で物語は始まる。うっかり火星海賊と行動を共にする事になった青年グラムと、彼の幼馴染で軍人のベスの戦いと愛の物語。

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俺は海賊王になりません!

原作は一応、PS2のゲームな本作品。
ゲームは「今までにない、全く新しいゲーム」というのが宣伝文句だったみたいです。
基本的なストーリーは火星で活躍する「海賊」を中心としたSFストーリー。
火星といっても宇宙的な描写は殆ど無く、基本的には
潜水艦と水中で動くロボットが中心となっている。
序盤は何やらわけありなロボットに
スラム街のような場所で暮らす主人公に乗り込むところから始まり、
色々合って海賊になり海賊として活躍していくさまを描いている。
ただ海賊と行ってもすごいお宝を毎話のように発見するわけではなく
基本的には海賊の仲間や敵である地球軍などのキャラクター達による
ドタバタ冒険活劇といったほうがわかりやすいかもしれない。
大きな陰謀や大きな伏線があるわけではない、
ある意味、愉快な海賊たちの愉快なストーリーとも言える。
中盤からは人間関係によるストーリー展開や、
火星の宝を巡るストーリーになっていくが、まあ・・・うん・・・地味だ(苦笑)
地味すぎるストーリー展開は抑揚がなく面白みにかけ、
更には萌え要素やセクシー要素も無いのでキャラクターに愛着がなければ辛い。
更に、この作品一番残念なのは「戦闘シーン」だ
この世界でのロボットは基本的には「海中」でしか行動できないという面白い設定なのに、
戦闘シーンは単調かつアクションに見せどころがない、
せっかく水中という舞台を全くもって使いこなせていない。
また基本的に海面や海中といよりは海底での戦闘なので暗い。
主人公達の乗ってるロボットの全体像や動きが暗さで分かりにくく
戦闘シーン全体が面白くない・・・ロボットアニメとしてはある意味致命的だ。
せめて主人公達のロボットが発光するぐらいの演出があれば、
観やすかったかもしれないが、非常に残念です
この盛り上がりにかけるストーリーに盛り上がらない戦闘シーンが掛け合わされ、
全体的に一切盛り上がらない(苦笑)
せっかくキャラクターや声優や設定などは悪くないのに
全てを雑に使ったようなストーリーは制作のやる気が感じられませんでした。
終盤、謎がありそうだった主人公機も一切説明なし、伏線回収を放棄する始末。
更には追い求めていた「神の石」という宝も、
結局は何に使えるとかよくわからない状態で消滅(苦笑)
全体的に2クールという尺を持て余している。
この内容であれば本筋だけでもOVA全6話くらいで描ける内容であり、
サブ的な話を入れても1クールが限界だろう。
しかし、色々言ってしまったが夕方6時半から放送された作品と考えると
子どもが見る作品としては十分、面白味をひめており
「誰も死なない」「鬱展開にならない」ということを考慮すると
子供向けとしては楽しめるSFロボット作品に放っている。
大人が見ても難しいことを考えずに肩の力を抜いて気楽に楽しめる作品だ
ロボットアニメとしてはある意味、珍しい部類に入るかもしれない。
主人公機のロボットの破損も神の石で何とかなってそうですし、
2期を作れる可能性も秘めているので、2期が作られればもしかしたら
傑作になる予感を感じなくもない作品です(苦笑)
あくまでも予感ですが・・・w
ロボットアニメを見たいけど、あまり暗い作品や鬱展開になるのは嫌だ。
そんな方におすすめしたい作品です。

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