武装神姫

評価/★★☆☆☆(28点)


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制作/エイトビット
監督/菊地康仁
声優/阿澄佳奈,茅原実里,水橋かおりほか


あらすじ
武装神姫」と呼ばれる小型ロボット(通称・神姫)が人間のパートナーとして認知され、様々な分野で利用される世界。海外から帰国したばかりの少年・理人も、3体の神姫・「アン」・「アイネス」・「レーネ」を保有していた。父親から新たに送られた神姫・「ストラーフ(ヒナ)」や新しい街で様々な神姫と出会いつつ、理人と神姫たちは毎日を楽しく過ごす。




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フィギュア萌え・・・っていうのあるのか?


原作はフィギュアシリーズで、ゲームやOVAなど
メディアミックスされている本作品。本作品はTVアニメ版だ。

見だして感じるのはキャラクターデザインの独特さ。
「武装神姫」そのものがフィギュアということもあり、
彼女たちのサイズは小さく、関節やネジ穴などフィギュアらしい体をしており、
特に下半身の足の部分と股間の部分の接合描写は、
エロなのかエロじゃないのか微妙な感じの描写だ。

基本的なストーリーは・・・・・・日常系でいいのだろうか(苦笑)
神姫という一般人のパートナーとして小型ロボットが使用されている世界、
彼女たちは自分たちが使える「マスター」のために日々働いている。
そんな中、主人公は海外から日本へ高校への進学のために戻ってくる
そんな新生活を3人の神姫と始めようとした所、
新しい神姫がやってくるという所からストーリーは始まる。

基本的に、この作品のマスターは「戦い」を望まない。
神姫たちは武装神姫として戦いや大会があるのだが、
この作品のマスターは戦いを望まず、彼女たちに日常の世話を頼んでいるくらいだ。

更に言えば、マスターの描写は少ない。
彼が学生であることも台詞の中で登場したからわかるが、
外見はサラリーマンで穏やかな性格、マスター自ら大会や戦いに臨むことはない。
あくまでも神姫たちが大好きなマスターとしての存在でしか無い。
作品自体、武装神姫というタイトルからは想像できない日常ストーリーになっている

神姫達の体は小さく力も弱い、そんな彼女たちが懸命に片づけをしたり
掃除をしたり、料理をしたり、バイトをしたりetc…
本当にそんな日常をたんたんと描いている。
確かに神姫たちは可愛い、小さい体で精一杯動く様子は可愛らしく
マスターの為の行動は健気で、フィギュアの体はなんだか不思議なフェチズムをくすぐり
妙に下からのアングルで尻や足などの下半身が強調されるシーンも多い。

そんな日常の中で一応戦闘シーンもある。
泥棒退治だったり、賞品獲得のためのレースだったり、ご近所さんトラブルだったりと
他の神姫たちと戦うシーンもあり、それなりに激しく動くのだがシーンは短く、
燃える戦闘シーンは少ない、あくまでもストーリーの流れでの戦闘でしか無い。

ストーリー的にも最後にシリアスな展開もあったが、
ほぼ全話神姫達の日常ストーリーで展開されている。
それ以上でもそれ以下でもなく、神姫達のキャラクターが気に入れば
最後まで見ることができる、声優さんたちも無駄に豪華で
次々と出てくる新しい神姫のキャラクターたちは有名声優さんばかり演じられている。
だが、キャラクターこそ確かに愛らしいのだがその反面、
基本的に1話完結で盛り上がりが薄い。

全体的に見て深夜アニメらしくなかった。
序盤に妙にフェチなエロシーンこそあったが、
それさえなければ日曜朝や夕方アニメとして子供向けに毎週展開できる話ができそうで
子供向けとしてのアニメとして悪くない出来栄えになったかもしれない。

しかし、深夜アニメとしてみると「武装神姫」というタイトルと裏腹に
日常萌えアニメになっており、新鮮味のあるシーンは少ない。
毒にも薬にもならないストーリーで、キャラクターを好きになれば
それなりに「萌え」を感じられる感じではあるが、
それ以上でもそれ以下でもない感じが最後までつきまとってしまった。

最初から最後まで「マスター」の存在が微妙だ。
絡ませるならもっと絡ませる、絡ませないなら絡ませないと、
マスターという名前に負けている存在感は
最後まで「あいつの役目は何なんだ」と感じてしまう。

2期はあるのだろうか?
逆に朝アニメや夕方アニメでがっつりと5クールくらいやったほうが
面白くなりそうな作品なだけに、今後に期待したいところだが
売り上げ的に2000枚前後とかなり厳しい枚数なだけに
あまり期待できないかもしれない・・・・