2時間で楽しめるワンピース「ONE PIECE エピソードオブ東の海 〜ルフィと4人の仲間の大冒険!!〜」レビュー

2017年8月26日

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評価 ★★★☆☆(50点)全90分

あらすじ ルフィの海賊になるきっかけや、東の海での仲間との出会いを主軸にしている引用 – Wikipedia

2時間で楽しめるワンピース

本作品はワンピースの原作20周年記念として作られたTVスペシャル。
エピソードオブシリーズは今までにも「アラバスタ」
「ナミ」「メリー号」「ルフィ」「チョッパー」「サボ」と
作られてきたが今回は東の海での話をまとめたものになっている。
総集編では有るが全編新規映像となっている

見出して感じるのは作画の安定加減だろう。
ワンピースのアニメの第1話は1999年10月だ。
そこから約17年の月日が経っているため流石に絵はきれいになっており、
ワンピースのアニメでよく話題にもなる作画の不安定さもない。
20周年記念作品ということで気合が入っているのがわかる作画だ。

そしてストーリー。
本当に懐かしいワンピースの「1話」からキチンと描かれる。
ルフィが子供時代に悪魔の実を食べてゴム人間へとなる過程など
「あれ?こんなにあっさりしてたっけ?」と少し忘れてるからこそ
逆に新鮮にストーリーを楽しむことができる

ストーリー構成もなかなかおもしろい。
約20分ほどで区切りながら東の海の麦わらの一味の
冒険の始まりを「エピソードオブ」と言うかたちで描いている。
ルフィ、ゾロ、ウソップ、サンジ、ナミの順番で
一人ひとりの物語をテンポよく描いている。

しかし、逆に言うと一人あたり20分ほどしか無い。
当然ながらカットの連続である。
ルフィの部分はかなり丁寧にやっていた印象だが、
ゾロ以降はカットの連続で一回見たことが有る人ならば理解できるが、
全く持ってワンピースを見たことがない人に理解できるかは疑問だ。

ナミのエピソードの前にウソップのエピソードが描かれるため、
ワンピースを知らない人だといきなり知らない女が出てくる感じだろう。
総集編という都合上仕方ないが唐突な感じがあるのも事実だ。

それぞれのエピソードの盛り上がり所だけをまとめたような総集編は、
時折ナレーションを交えながら進んでおり、
原作ファンの方だと「あれ?あのシーンはカットなの?」という違和感もある。
だが5人のエピソードを約2時間でまとめる都合上仕方なくも有り、
逆を言えば盛り上がりどころの連続な2時間とも言えるだろう。

総評

全体的に見てこの時代の「古き良き」ワンピースの面白さを味わえる作品だ。
長期連載で色々と矛盾や中だるみも生まれているワンピースだが、
序盤のこの「冒険が始まる」感じのワクワク感、
ジャンプ漫画特有の友情努力勝利感がぎゅっと詰まった序盤のワンピースの面白さを
2時間という尺の中でうまくまとめている。

ただエピソードオブシリーズで総集編を既にやっているキャラも多く、
今回は東の海というくくりではあったが、
すでにやった総集編をもう1度更に尺を短くしてやるのは微妙だ。

まだ総集編をやっていないキャラも多く、
ゾロやサンジ、ニコ・ロビンなど
先にヤるべきキャラも多いのでは?と感じてしまう。

さらに言えばワンピースを全く見たことがない人が楽しめるかどうか微妙な所であり、
ある程度ワンピースを知ってる人がお手軽にもう1度楽しむための作品になっている。
よくまとまってはいるが端折っている所も多いため、
気になる人は気になるだろう。

ただ当たりハズレの大きいエピソードオブシリーズでいえば、
この作品は当たりの部類であり、
コレくらいキチンと作ってはじめて総集編としての意味合いが出てくる。
前作のサボとか一体何だったんだ(苦笑)

個人的な感想

個人的にはそろそろ空島をまとめた総集編がみたいところだ。
やるとすれば映画とかでやるのかもしれないが、
超個人的にあそこらへんがワンピースのピークだったのでもう1度見たい所だ(笑)