離乳食みたいなアニメ「まけるな!!あくのぐんだん!」レビュー

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評価 ☆☆☆☆☆(3点)全12話

あらすじ 宇宙征服を目指すドン様率いる宇宙人グループ「あくのぐんだん」はまず手始めに地球征服のための行動を開始する引用 – Wikipedia

離乳食みたいなアニメ

原作は声優・徳井青空が月刊ブシロードで連載している4コマ漫画作品。
監督はラブライブなどでおなじみの京極尚彦、制作はタツノコプロ。
主題歌とナレーションをラブライブ!に出ている一部の声優が担当するということでも
話題になった。割とラブライブ!関連でズブズブな作品だ

見出して感じるのは豪華な声優陣だろう。
玄田哲章、山口勝平、石田彰、巽悠衣子、小西克幸、くまいもとこ、千葉繁と
2017年の深夜アニメとは思えないほどの豪華声優陣ぶりは驚く限りだ。
予算の8割を声優に対するギャラに使いましたと言われても納得できる。

そんな豪華な声優陣とは違い作画のレベルは低い。
このアニメは位置づけ的には深夜アニメだ。
どの放送局でも22時45分~深夜2時くらいに放映されており、
決して小さい子供が見れるような時間ではない。

しかし、レベル的には子供向け・・・いや幼児向けアニメレベルだろう。
「しまじろう」でももう少し作画のレベルが高かったと思うほど
びっくりするほど作画のレベルが低い。

キャラクターデザイン的に動物をモチーフにしているのは分かるのだが、
キャラの縁が異様に太く背が低い動物モチーフのデザインは
大きなお友達が見ても何もそそられないデザインだ。
1歳~3歳くらいの子供が見て初めて楽しめるレベルのデザインだろう。

ギャップみたいなのがあるわけでもない。
子供向けアニメみたいな外見でもオトナが楽しめるような
エグいシモネタやってます!みたいなギャップの有るギャグアニメとかならば
まだ分かるが、この作品はそんなギャップがあるわけでもない。

一応ジャンルとしてはギャグ・・・いやコメディだろうか?
宇宙人が会社をやめて侵略者へと転職し、地球侵略を開始するが・・・
というところからストーリーが始まる。

しかしギャグは殆ど無い。笑う要素はどこにあるんだ?と思うほど笑えず、
地球侵略をしようとするが全く持ってうまくいかない宇宙人の様子や、
部下たちがドタバタしてる様を愉しめば良いのかもしれないが、
小さいお子様が見るならばまだしも大きなお友達では全く笑えない。

楽しめるのは石田彰さんや山口勝平さんのファンくらいだろう。
彼らの声を聞ければいい。
そんな熱心なファン以外は楽しめない。

放送時間帯が小さい子供も気軽に見れるような時間ならば、
そういった子ども向けアニメとしても評価できるかもしれないが、
ネタ的に大人ならば理解できるネタだが子供からすれば分かりづらいネタが多い。
日本人の特徴のネタだったり、千葉県関連のネタだったりと、
子供向けと考えるとちょっと子供が理解できないネタが多く子供向けとも言い難い。

玄田哲章さんなどのベテラン声優人だからこそ、
1話5分のストーリーの中でなんとなくコメディアニメの雰囲気が出ているが、
エンディングテーマや原作者も含めて、
色々な意味で声優だよりすぎる作品だ。

総評

全体的に見て徳井青空さんが描いてる漫画でなければ
アニメ化されなかっただろうなと感じてしまう作品だ。
子供向けの作品にしたいのか大人向けの作品にしたいのかも分からず、
中途半端なキャラデザと声優頼りな内容はつまらない。

ストーリー構成も1話完結ですら無い。
5分アニメは1話の中で起承転結しているからこその様式美のようなものがあるが、
この作品はそれすらもできておらず、
いわゆる気になる展開で終わらせるパターンが多い。

ナレーションや主題歌がラブライブの声優陣がやってるので、
ラブライブが好きな方は楽しめるのかもしれない。
といっても5分アニメなのでナレーションと主題歌合わせても
各話30秒にも満たないくらいだが。

内容が内容なだけに嫌悪感を抱かないというのが唯一の救いだろうか。
売上的には663枚と微妙な数字。
短編アニメの場合は元々売上は少ないが、
ラブライブ声優陣が歌う主題歌が収録されて
この枚数というのは厳しいかもしれない。

個人的な感想

個人的には短編アニメは好きなジャンルだ。
1話5分だからこその工夫や、1話5分でも楽しめる作品が多い中で、
この作品はどちらでもない。
貴重な短編アニメ枠でこんな作品を放映するくらいなら
別の作品をアニメ化すべきだっただろう。

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