「どるふろ -狂乱篇-」レビュー

スポンサーリンク
コメディ
スポンサーリンク

評価 ☆☆☆☆☆(6点) 全12話

あらすじ 2045年4月15日に勃発した第三次世界大戦の終結後、各国政府の統治能力は低下し民間軍事企業(PMC)が安全保障を担うようになっていた。引用- Wikipedia

スポンサーリンク

総勢80名以上のキャラがひしめく短編アニメ

原作はソーシャルゲームな本作品。
監督は周鵬、制作はGreen Monster Team、大火鳥アニメーション
1話5分ほどの短編アニメだ。
癒やし編と狂乱編で監督と制作会社が変更されている。

狂乱


引用元:どるふろ 狂乱編より
©SUNBORN Network Technology Co., Ltd.

癒やし編はカオスかつシュールなギャグが多い作品だった。
パロディネタも非常に多く、ソシャゲ特有のキャラの多さをうまくさばきつつ、
1話5分のギャグとしてしっかりと作られた作品だった。
ただ狂乱編はそういうテイストは有りつつも、
キャラクター数が一気に増加している。

癒やしではメインキャラクターが8人であり、彼女たちを
うまく掘り下げるエピソードと有名な女性声優陣による
印象づけがあり、印象に残るキャラクターも多かった。

しかしながら狂乱編では一気にキャラクターが増えすぎてしまい、
誰が誰かわからないまま終わることのほうが多くなってしまった。
癒やしではうまくキャラをさばききれていたのに、狂乱編ではただ出しているだけだ。
癒やし編で出ていたはずのキャラが一切でない回も多く、
毎話毎話大量のキャラが出ている、あまりにも厄介な作品になっている。

ストーリー


引用元:どるふろ 狂乱編より
©SUNBORN Network Technology Co., Ltd.

癒やし編は荒唐無稽かつカオスでシュールな話も多かったが、
狂乱編ではそれが変な方向に行っている。
本当によくわからないままに終わってしまうことのほうが多い。

ただキャラがわちゃわちゃシてるだけで終わっている話も多く、
ハイスピードで展開されるストーリーに笑いもせず、
出ているキャラがどこの誰だかもわからずに終わる。

ソシャゲ原作アニメにありがちな「原作プレイヤー」にしかわからない
キャラで「原作プレイヤー」にしかわからないストーリーを展開してるだけだ。
癒やし編のあの面白さはどこへ行った?と思うほどにつまらない。

癒やし編はきちんと出てくるキャラを絞って、
そんなキャラたちのカオスでシュールな日常だから面白かった。
だが、狂乱編は出てくるキャラを絞らずに、
カオスなだけの日常を描いており、そこに笑いが生まれない。

印象のついていないキャラのカオスでシュールな日常ギャグなど
ただひたすらにつまらないだけだ。

作画


引用元:どるふろ 狂乱編より
©SUNBORN Network Technology Co., Ltd.

癒やし編では基本はSDキャラで描きつつ、リアルな等身のキャラの絵を
差し込むことで、それがメリハリを生んでいた。
しかし、狂乱編ではキャラクターデザインも変わってしまい作画の雰囲気も変わる。
あきらかに低コストに仕上げているのは目に見えてわかる。

リアル等身のキャラの絵は差し込まれることもほとんどなくなり、
癒やし編で出ていた有名声優たちも殆ど出ていない。
明らかに狂乱編で予算が削られているのがひしひしと目に見えて伝わってしまう。

予算の関係か癒やし編でやっていたこの作品の手法を全て捨ててしまっており、
やり方も面白さもまるで違う。
はっきりいって手抜きだ。

ゲームシステム


引用元:どるふろ 狂乱編より
©SUNBORN Network Technology Co., Ltd.

いわゆる「原作ゲームあるある」みたいなのも入れている。
指揮官を出し、彼女の行動自体がゲームプレイのようなものになっており、
そんな彼女にゲームをプレイしているならばあるあるというような
出来事が起こる。

ただ、これは原作ゲームをやっていないとまるでわからず、
専門用語も多く出てくるため、原作ゲームをやっていなければ
本当に意味不明でしか無い。
ただの「システムの紹介」みたいになってる話も多く、
そんな紹介に面白さなど皆無だ。

癒やし編は原作ゲームをやっていない人も楽しめる作品だったが、
こういった部分も含めて狂乱編は原作ファンしか楽しめない作品になってしまった。

スポンサーリンク

総評:残念


引用元:どるふろ 狂乱編より
©SUNBORN Network Technology Co., Ltd.

分割2クールのような形で癒やし編と狂乱編が放映された作品だったが
明らかに癒やし編と狂乱編では予算の描け方が違い、クォルティも雲泥の差だ。
きちんとしたSDキャラの動きと時おり混ざるリアル等身の絵によるメリハリがあり、
絞ったキャラクター数で描かれる日常カオスギャグだからこそ面白かったのが
癒やし編だ。

だが狂乱編ではキャラクター数をただひたすら無駄に出し、
名前すらわからないキャラクターがワチャワチャと癒やし編の真似事をしているだけだ。
癒やし編がそれなりに面白かっただけに、明らかにクォリティが落ちた狂乱編は
本当に残念でならない。

ファンの方からすれば色々なキャラが出る2期も楽しめるかもしれないが、
癒やし編のような雰囲気を期待してしまうと肩透かしを食らう作品だ。
癒やし編が良かっただけに狂乱編に期待していたのだが、
ここまでクォリティが下がるとは思わなかった。本当に残念だ。

個人的な感想:なんだこれ


引用元:どるふろ 狂乱編より
©SUNBORN Network Technology Co., Ltd.

癒やし編が色々と面白かった作品なだけに
狂乱編でこれだけつまらない作品になるとは予想外だった。
明らかに予算が削られ、明らかに話のクォリティが落ち、手を抜いている。
本当にがっかりとしか言いようがない。

これなら癒やし編だけで良かったのでは?と感じてしまう。
癒やし編だからこんな感じならまだ受け入れられたが、
癒やし編だが「ソシャゲ原作」の割には楽しめた作品だったために、
悪い意味でのギャップが凄い作品だった。

なお癒やし編は2期が決まってるようなのでそちらに期待したい。

コメント