「人外さんの嫁」レビュー

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日常

評価 ★☆☆☆☆(18点) 全12話

あらすじ 如として謎の生物の妻に選ばれた主人公の青年を中心に、様々な人間と人外のカップルの日常引用- Wikipedia

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出汁を忘れた味噌汁

原作はZERO-SUMオンラインで連載中の漫画作品。
監督はひらさわひさよし、制作はサエッタ

癖のあるキャラデザ


引用元:八坂アキヲ・相川有・一迅社/人外さんの嫁製作委員会

見出して感じるのは癖のあるキャラデザだろう。
主人公はなぜか「襟足だけ」ピンクっぽい髪の色をしており、
その他のメインキャラもロックバンドのごとく、
髪を奇抜に染めている。

原作者の性別は記載されていなかったが明らかに原作者は女性だろう。
沿う感じさせる癖があり、少女漫画チックな雰囲気すらある。
この作品はタイトルどおり「人外」な生物が出てくる。
もふもふで何の動物化もわからないデザインは独特であり、
女性ならば「かわいい」と感じられるデザインかもしれない。

ちょっと好みは分かれそうなキャラデザだ。

男子高校生が妻


引用元:八坂アキヲ・相川有・一迅社/人外さんの嫁製作委員会

ある日いきなり主人公は結婚させられる。
しかも人間ではなく「人外」の生物であり、言葉の意味は分かるようだが
言葉はしゃべらない。
そんな生物の「嫁」にいきなりなる。

しかし、そもそも設定がまるでわからない。
いきなり「嫁」を決められたのに主人公が一応戸惑うものの、
区役所に婚姻届を提出するし、結婚することに違和感を感じていない。
一体、この作品の設定はどうなってるんだ?と感じるほど
設定に関する描写がまるでない。

いきなり結婚させられる、相手は人外という要素をやりたいのは分かるが、
その要素を描く上での舞台がまるで用意されていない。
「こういうものですよ」と察してほしいのは分かるが、
見てる側は唐突すぎる設定や、順応するキャラの感情についていけない。

男性側が妻という設定もわかりやすく女性が考えそうな設定だ。

顔を赤らめる


引用元:八坂アキヲ・相川有・一迅社/人外さんの嫁製作委員会

人外な嫁相手に男子キャラは基本的に惚れており、
一緒に寝たり、オフロに入ったりする際に「顔を赤らめる」描写がある。
BL好きや女性ならば楽しめるシーンは多いのだが、
正直、BLが嫌いな人や男性が見ても楽しめる要素はない。

強烈なギャグがあるわけでもなく、世界観を掘り下げるような
ストーリーがあるわけでもない。
あくまでも人外さんと男性高校生の日常生活を描いており、
それ以上でもそれ以下でもない。

主人公以外にも色々な人外と男性キャラの嫁カップルが出てくるものの、
話が広がるわけでもない。
むしろ、中盤に普通に喋れる人外が出てきたときは、
余計にこの作品の世界観がわからなくなってしまった。

総評:これは形を変えたBLだ


引用元:八坂アキヲ・相川有・一迅社/人外さんの嫁製作委員会

全体的に見て「人外」という要素で隠して入るものの、結局はBLだ。
男性キャラの相手が性別不明かつ意思をあまり感じない人外にすることで、
その相手の姿や形や行動に「萌える」男性キャラに萌える人でなければ楽しめない。
人外さんの性別はよくわからないからこそBLには見えないが、
男性キャラの反応はBL作品と変わらない。

なぜいきなり結婚させられるのか、どうしてそれを男子キャラが受け入れるのか。
そもそも結婚する意味は何なのか、人外さんとはなんなのかなど、
設定にツッコミだしたらキリがない。
しかし、この作品はそういった設定を掘り下げる気がまるで無い。

強いギャグ要素もなく、シュールな要素もない。
あくまでも「もふもふ」な人外さんと、そんな人外さんに萌える男子キャラに
萌えれるかどうかがこの作品を楽しめるかどうかのポイントだろう。

いい意味でも悪い意味でも人を選ぶ作品だった。

個人的な感想:ウズウズ


引用元:八坂アキヲ・相川有・一迅社/人外さんの嫁製作委員会

まるで解説されない舞台設定にもどかしさを感じてしまう作品だった。
こういう「異性物」とのラブコメや日常生活を描く作品は他にも多くあるが、
きちんと世界観を解説してるからこそ楽しめる部分が大きい。

しかし、この作品にはそういった下地がまるでない感じだ。
出汁の効いていない味噌汁でも飲んでいるかのような作品だった。

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