「天華百剣 ~めいじ館へようこそ!~」レビュー

スポンサーリンク
日常
スポンサーリンク

評価 ☆☆☆☆☆(2点) 全12話

あらすじ 美少女の姿をもつ刀剣「巫剣(みつるぎ)」。世を乱す化物から平和を守るために戦う彼女たち引用- Wikipedia

スポンサーリンク

安易にパロディに頼るな

原作はソーシャルゲームな本作品。
一応メディアミックス作品らしく、漫画やラノベ化もしている。
監督はハシモトダイスケ、制作はライデンフィルム。
1話5分ほどの短編アニメ

いや世界観…


引用元:©天華百剣プロジェクト ©KADOKAWA CORPORATION 2019

この作品の原作は「刀剣乱舞」をもろパクリした作品だ。
有名な刀剣が擬人化し、架空の時代である「銘治(めいじ)」を舞台にし、
悪しき存在を戦い続けているという作品だ。(なおゲーム性は違う子)

なんの前触れもなく彼女たちはなぜか「メイド姿」でめいじ館で働いている。
この手の1話5分のアニメにありがちな日常コメディであり、
それ以上でもそれ以下でもない。

作画


引用元:©天華百剣プロジェクト ©KADOKAWA CORPORATION 2019

見出して感じるのは驚くほど動かない作画だ。
SDキャラクターとリアルな等身のキャラクターを使い分けて入るものの、
本当に「ちょこちょこ」としか動かない。

リアルな等身のキャラクターが動来続けられるのは3秒にも見たず、
口や手など一箇所しか動かないことも多い。
SDキャラクターもSDキャラクターで頷いたり、はねたり、バタバタしたりするが
リアルな等身のキャラクターと変わらないくらい動かない。

アニメーションとして「見ていて楽しい」といえるレベルに達しておらず、
ただ「動いている」だけだ。
リアルな等身のキャラクターの作画のキャラデザは可愛くはあるものの、
ろくにキャラ紹介もないようなキャラにはなんの思入れも抱けない。

そもそも1クール1話5分のアニメで19人のキャラを出しており、
それなのにSDキャラとリアル等身のキャラを切り替えて
出されると余計に誰が誰だかわからない。

薄い


引用元:©天華百剣プロジェクト ©KADOKAWA CORPORATION 2019

本当に1話1話のストーリーが強烈に薄い。
「コレの何が面白いんだろう?」と思わず考え込んでしまうほど、
ボケてるのかボケてないのかすらわからないような
日常コメディは鼻で笑うことすら出来ないほどのレベルの低さだ。

1クールのアニメにおいて「1話」というのは重要だ。
そんな重要な1話の中でこの作品が描いたことと言えば、

「キャラクターがくしゃみをして皿を割った」

これだけだ。恐ろしいほどのつまらなすぎるストーリーで
この1話で何を感じて何を愉しめばいいのだろう?と考えてしまうが、
考えるのをやめたくなるほどつまらない。

おそらくは「くしゃみ」をしてるキャラが可愛い、
それが描きたい部分なのかもしれないが、
ならばもう少し描き用はあっただろうと思うほどに薄すぎる。

キャラクター数


引用元:©天華百剣プロジェクト ©KADOKAWA CORPORATION 2019

この作品には実に19人のキャラクターが出ている。
ソシャゲ原作のアニメ化の場合、原作の多すぎるキャラクター数が
問題になることが多いが、この作品はその問題をそのまま持ってきてしまっている。

だからこそ、ほとんどのキャラクターの印象が弱い。
キャラクターの名前もろくに覚えられず、それぞれの上下関係も
いまいちよくわからない。

ある程度原作をプレイしていて、それぞれのキャラクターを理解していて
関係性などもわかっていて初めて「可愛さ」や「面白さ」を
感じられるのかもしれない。
一言で言えば内輪ネタだ。

アニメに登場するキャラクター数を考えればはじめから
原作未プレイ組の視聴を想定していないのかもしれないが、
それならば地上波でやる意味がない。
キャラクターが出る時に、そのキャラクターの名前が出ることもあるが
読ませる気がないと思うほどに一瞬しか出ない。

パロディ


引用元:©天華百剣プロジェクト ©KADOKAWA CORPORATION 2019

この作品は無駄にパロディネタが多い。
プロフェッショナルのような演出や、ペルソナのような演出があったりと、
「パロディ」ネタを使いまくるものの、
正直、だからなに?と言いたくなるほどの滑り具合だ。

9話では「エヴァ」をパロディしまくっているものの、
エヴァのパロディなど擦られまくっていてなんの新鮮味もない。
原作のキャラクターたちの絡み合いで日常コメディを作れないから、
パロディに頼ってるだけだ。

パロディを使えば使うほどにこの作品の底の浅さが透けて見えてしまう。
多すぎるキャラクターを使いこなせておらず、
きちんとキャラの掘り下げも出来ない。だから安易にパロディに走る。
そしてパロディを使っても別に面白くない。最悪のパターンと言ってもいい。

スポンサーリンク

総評:ファン向け


引用元:©天華百剣プロジェクト ©KADOKAWA CORPORATION 2019

全体的に見て原作ゲームプレイヤー以外は楽しめない作品だ。
総勢19名のキャラクターをきちんと掘り下げるわけもなく、
誰が誰だかわからないままに滑りっぱなしな日常コメディや、
パロディネタを展開するもののそこに面白さはない。

原作ゲームプレイヤーがきちんとこの作品のキャラクターの関係性や
それぞれのキャラを把握して、初めてこの日常コメディが楽しめる。
TVのアニメとしてはあまりにも内輪受けの作品になってしまっており、
新規プレイヤーを原作に呼ぶこむ気がまったくない自己満足的な作りだ。

安易なパロネタの数々は嫌悪感すら感じてしまい、
制作側のやる気も感じない作品だった。

個人的な感想:ソシャゲ原作


引用元:©天華百剣プロジェクト ©KADOKAWA CORPORATION 2019

なぜソシャゲ原作はこうも同じ間違いを繰り返すのだろうか。
日常コメディをやるにしても、もう少し、せめて半分くらいに
キャラを削ればひとりひとりのキャラの印象が残ったかもしれないのに、
それをやらずに無駄に19人もキャラを出す。狂気の沙汰だ。

内容に関しても辟易するほどであり、
安易なパロディや日常コメディは正直飽き飽きしてしまった。
来年はこういう短編アニメが生まれないことを願いたい。

コメント

  1. 天地無用 より:

    妥当なレビューだとおもた
    ゲームはそこそこの期間やってますが
    これは半分で切りました