魔人探偵脳噛ネウロ

魔人探偵脳噛ネウロ感想

評価/★☆☆☆☆(19点)

魔人探偵脳噛ネウロ感想

制作/マッドハウス
監督/神志那弘志
声優/子安武人,植田佳奈,吉野裕行,ほか
全25話


あらすじ

謎を食糧とする突然変異種の魔人脳噛ネウロ。魔界の「謎」全てを喰らい尽くしてしまったネウロは、自らの脳髄の空腹を満たせる「究極の謎」を求め、人間界へと赴く。
人間界へと降り立ったネウロが最初に見つけた謎は、女子高生桂木弥子の父親・桂木誠一が殺された事件。警察の捜査が難航する中、ネウロは弥子に接触し協力者(奴隷人形)となり探偵を演じることを強要する。魔人の力をもって脅迫され、弥子は嫌々ながらもそれを引き受ける。前菜として近場の喫茶店で起きた事件を『魔界777ツ能力(どうぐ)』を駆使し解決し、そして桂木家の謎もあっさりと解いてしまう。

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素直に原作読もうっと♪

本作品は久しぶりに見ていてフラストレーションがたまる作品だった。
原作はジャンプの漫画ですが、私は未読です。
基本的なストーリーは探偵もの。
ただ、普通の探偵ものとは違いファンタジー要素を絡めている。
魔界から謎を食べに来たネウロが魔界の道具などを使い事件を解決し
最終的に犯人が狂気で豹変して、ネウロが犯人の謎を食べて終わる。
基本的にはこの流れで話は進んでいく。
ただ・・・本作品は制作と監督が何考えているんだろう?と思うほど
悪い部分が目立ちまくっていた。
第一話の時点であまり説明のないまま物語が進んでいく。
ファンタジックな要素を含んだ作品で説明もなしに進んだのはマイナス評価につながった。
他サイトなどを見ると、原作と違いストーリーの時系列をシャッフルしていたようですね。
まったく意味のない時系列シャッフルは制作側の都合か自己満足かのどちらかで
視聴者にはやさしくない。
キャラクターの説明や状況説明もまったくしないまま
1話、2話、3話、4話と進んでいき、物語の世界感に一切入り込めない。
原作を読んでいる方には説明はいらないかもしれないが・・・・
序盤で「とりあえずアニメ化してみました」っていう匂いがプンプンしてました。
序盤の時点で出鼻をくじかれましたが、その後も低評価に繋がることばかりしてくる。
謎やトリックとも言えない事件の数々で最後にネウロが謎を食うだけ、
タイトルに「探偵」とついているので、
コナンや金田一のような事件を想像してしまった私が悪いのかもしれないが、
事件の数々が、明らかに警察でも解決できるようなばかりなのも気になった。
あくまでも事件はおまけで、狂気的な犯人が変貌し
ネウロがその「謎」を食べるシーンを見せるアニメにしかなっていない。
後々調べてみるとその展開の話の全てがアニメオリジナルエピソードでした
面白く作れないなら、わざわざ原作ストックがある状況で
アニメオリジナルエピソードをやる必要があったのか制作に問い詰めたいくらいだ(苦笑)
序盤を乗り切れば、中盤からはそこそこ楽しめる展開になっていく。
犯人の狂気に満ちた行動や殺害方法は独特の雰囲気を放っており、
ネウロのドSなキャラクターも好感が持てた
無理があるようなトリックや展開も魔人というファンタジー要素を出すことにより
無難に展開させており、新鮮味のある設定だった。
特にコンピュータープログラムと対決する話は素直に面白いと感じた話だ。
ある種、原作の面白味が伝わってくる中盤以降のストーリーは、
アニメで見せられると「もどかしさ」を強く感じた。
原作を見てみたくなったという意味では原作の宣伝にはなっていたかもしれないが・・・
終盤のストーリーはオリジナル展開でグダグダを若干感じつつも無難にまとめていた。
しかし全体的に見ると、やはり「もどかしさ」を拭いきれ無い
作画や声優さんには問題はなかったんですが・・・・
原作が人気な作品なだけに、明らかに制作側の責任としか思えない。
序盤のストーリー構成やアニメオリジナルエピソードは何とかならなかったんだろうか?
制作や監督が違えば、もっと面白くなったかもしれない・・・
そう思うと非常に残念でなりません。
制作側がこの作品の「本質」をつかめていないような気がする。
あえて例えるなら、原作がパイナップルならアニメは酢豚に入ったパイナップル状態。
同じパイナップルでもぜんぜん違う、人によってはウザったくなる存在になっている。
近々、漫画喫茶にいって原作を読んでみたいと思います(苦笑)