はぴねす!

はぴねす!感想

評価/★☆☆☆☆(15点)

はぴねす!感想

制作/アートランド
監督/原博
声優/大原崇,榊原ゆい,成瀬未亜,日向裕羅ほか
全12話


あらすじ

魔法にゆかりのある瑞穂坂で、幼い頃以来魔法と関わらずに生きてきた主人公の小日向雄真。ある事情から養母となった「かーさん」小日向音羽、その娘であるすももと平凡な暮らしをしていた。
しかしバレンタイン前日、悪友の買い物に引き回された帰りに、自分の通う学園の生徒神坂春姫が魔法を使う場面に遭遇し、思わず見とれる。また翌日には成り行きで彼女からバレンタインチョコをもらってしまう。

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またハルヒか

春眠暁を覚えず。
この言葉が思わず浮かんでしまうくらい平和な印象を受けた本作品。
基本的なストーリーは魔法を絡めた学園ラブコメもの。
といっても基本的には主人公とヒロイン意外に恋愛要素は少なく、
魔法ドタバタコメディともいえるかもしれない。
肝心のストーリーですが、序盤で世界観の説明が無いのはマイナス評価につながった。
原作のゲームをやっている方にはわかるのかもしれないが、
魔法を使える人間と魔法を使えない人間が居る世界で学校に通ってて・・・と
一話一話をなぞりながら、世界観に入り込むのに時間がかかりました。
更に展開も速い、バレンタインで始まったと思ったらいきなり花見になる(苦笑)
第一話はほんわかしたムードで安心して見られていたが、
後半になるにつれて作画もどんどんと崩れだす。
顔や体格、動きなど製作のやる気がどんどんと抜けていくようだった。
大体が魔法が失敗⇒魔法嫌い主人公「魔法なんて使うから!」⇒ヒロイン「そんなことない!」
のパターンで前半から中盤は構成されており、
各話であたりはずれが多く、ストーリーの起伏が無いので盛り上がりに欠ける。
だが、9話を境に物語は一気にシリアスムードに展開されていく。
このシリアス展開が・・・何とも滑稽。
魔法の戦闘シーンも肝心の演出が単純かつ作画のレベルも低い、
前途したようにきちんとした世界観の説明も一切無いので、
きっちりとした下地が無くキャラクターへの感情移入ができない。
更には9話後半からの急展開なので、ストーリーが穴だらけだ。
ストーリーに深みが一切無い。
主人公が魔法を使わなくなった理由や、主人公の母親が主人公の記憶を消した理由も甘すぎる
更にシリアス要素の要である伊吹が秘宝を狙う理由も弱い。
12話中、2話も伊吹と主人公の妹が仲良くなる話に割いたのに
結局終盤にそれがまったく生かされていない。
伊吹と主人公が原因で妹を傷つけてしまったときは、秘宝を使って妹を助けるフラグかと
思ったんですが、結果としては肩透かしを食らいました。
結局はみんな良い人なので、魔法を持ち出した割には刺激が無く
ストーリーの盛り上がりが一切感じられない。
ずーっとまっすぐな一本線のままのようなアニメです。
前半の魔法を交えたほのぼのストーリーは確かに平坦だが、
それなりに楽しめるラブコメ的面白さがあった。
だが、最終的には穴だらけのシリアス展開が全てを台無しにしてしまった。
最終輪で主人公が魔法を使うシーンなんかもう滑稽でした。
横笛を「ぴゅー」って(苦笑)
なんかの曲を弾くくらいの演出はしてくれてもいいんじゃないだろうか?
ずっと同じ単音で「ぴゅー」ってw最終的に間抜けな印象しか残らなかった。
結局、この作品は何がしたかったんだろう?
ヒロインと主人公の恋の結末はついていなく、
主人公は最終話以降魔法を使い出すようになったようだが、
それがどういった意味になるのかもよくわからず・・・
(主人公が魔法を使えなくてもヒロインとは結ばれるフラグはあった)
個人的な意見をのべれば、シリアス要素はいらなかったのでは?と考える。
ラストまで学園ラブコメ展開で持っていけば、それなりの評価はできただろうが
結果として解決したものが少ない。
キャラクター萌え作品としてみても、原作がアダルトゲームの割には
セクシー要素は少なく、萌え要素も多くは無い。
ただ、男の娘出ているのは好きな人にとっては涎モノなのかと思いますが・・・w
全体的に改善すれば面白くなりそうな展開がたくさんあった。
あと一ひねり、二ひねりするだけで話の雰囲気や深みも全然違うのに
わざとのように浅く深みにかける話になっている。
脚本を書いた人は自分が書いたシナリオを一回読み直した後監督に見せたのだろうか?(苦笑)
また、その監督はこの脚本を見て「もう少しひねれない?」と一言言えなかったのだろうか・・・
制作のやる気が感じられない残念作品でした。
おそらく原作ゲームをやったほうが素直に面白いだろう。
制作は原作がアダルトゲームだからって馬鹿にして作っているのか???
もう少し制作会社がきっちりとした気持ちで作ってくれれば、
だいぶこの作品は変わったんじゃないのか・・・そう思うと非常に残念な作品です。

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