まぶらほ

まぶらほ感想

評価/★★☆☆☆(23点)

まぶらほ感想

制作/J.C.STAFF
監督/木村真一郎
声優/阪口大助,生天目仁美,松岡由貴,猪口有佳ほか
全24話


あらすじ

舞台は、魔法が存在する現代日本というパラレルワールド。エリート魔術師養成学校・葵学園に通う、式森和樹は、成績・運動・魔法回数共にイマイチの劣等生。ある日、そんな彼の前に突如3人の美少女が現れる。彼女達の目的はなんと彼の遺伝子(要は体)。実は、彼の先祖には偉大な魔術師が多数存在しており、彼との間に生まれた子供は驚異的な魔力を持つ可能性が高いと言う。大した魔力も無い彼がこの学園に入れた理由も、この遺伝子のおかげ。こうして、和樹の平凡な日常は一変し、波乱の学園生活が始まるのであった。

Contents

典型的

けんぷファーと同じ作者の本作品。
基本的なストーリーは典型的なハーレムラブコメ。
魔法がある世界でヘタレな主人公が実は優秀な遺伝子を持つ存在だと分かり、
3人の美少女にいきなり迫られ・・・という感じ。
ラブコメ+ファンタジー要素という感じで、ドタバタ部分はラブコメ、
ファンタジー部分はシリアスという具合になっている。
序盤は本当に基本的なハーレムラブコメだ、
幼馴染、ツンデレ、年上とバランスの良い3人とのハーレム状態で
魔法を絡めたドタバタストーリーを展開する。
基本的に序盤は主人公の魔法の回数がキーとなっている。
残り8回しか魔法が使えず、8回使うと灰になってしまうという設定で
主人公はハーレム構成のためにバシバシ使っていく。
ここまでの展開は・・・まあ、予想ができる(苦笑)
ちょうど1クールの区切りで主人公は魔法を使い切る。
中盤からは幽霊となった主人公を中心の物語が展開していくが・・・
基本的にはここも典型的なラブコメだ、特徴ははっきりいってない。
パンチラなどのセクシー要素もあるが、あまり期待するほどよくはない。
ありきたりだ。
終盤からようやく、オリジナル要素が垣間見える。
幽霊から人間へともどることが出来るのだが、人間に戻った場合は記憶を失う・・・という
設定のもとシリアス展開をする。
このシーンは意外に深く、「幽霊のまま記憶維持」or「記憶なしだが人間」という
ヒロインたちの葛藤はよく描けており、ヒロインたちの心理描写や
どういった選択をするのか!?という展開も気になるものになっていた。
だが・・・だが・・・それは全て台無しになる(苦笑)
中盤で主人公が灰になるかもしれないという状況で
結局灰にならず肩透かしを食らったのと同じで、結局は肩透かし。
ご都合主義全開の最終話は何とも言えないものになっている・・・
原作が終わらない状況でオリジナルの展開で努力したのは分かる、
だが、この最終話の展開は何とも釈然としないご都合主義を感じてしまった。
これだったら、1クールの時点でとりあえず終了!としたほうが
「まぶらほ」という作品の印象はそれほど悪いものにはなっていなかったはずだ
更に主人公がヘタレかつ、意味不明だ。
自分の最後の魔法を使って夕菜を助ける男気を見せたのに
その後幽霊として復活しても、幽霊としての自分の悩みうじうじしやがる。
いいところを見せても普段のうじうじモードがマイナス評価になり、
結果として典型的なギャルゲー主人公以下になっている。
またサブキャラも酷い、主人公と同じ組の連中は金に汚く行動もいちいちむかつく
表現方法を変えればイラダチも少しだけはマシになりそうだが・・・
ただ、人によってはサブキャラは魅力的に感じるかもしれない(苦笑)
個人的にはただの尺稼ぎとドタバタ要因でしか無く、
物語の中での重要性が感じられなかった
ただ、本作品の最大の原因は2クールという尺だろう。
1クールならば、もっと圧縮された内容で見れたかもしれないが、
2クールだとありきたりな展開が多く流石に中盤にだれてしまい、
結果として見れば見るほど右肩下がりになってしまっていた。
全体的に典型的ハーレムラブコメなので、
そう言うのが観たい!という人にはお手軽な作品だが、いかんせん長い。
1クールで作成していればもう少し評価を挙げられたが・・・残念です。
個人的には原作も少し読んだことがあるのですが、
何時まで経っても完結しないので読むのをやめた作品です(苦笑)
2期はつくろうと思えば作れる展開ですが・・・あまり期待はできない作品です。