みつどもえ 増量中


みつどもえ 増量中感想

評価/★★★☆☆(53点)


みつどもえ 増量中感想

制作/ブリッジ
監督/太田雅彦
声優/高垣彩陽,明坂聡美,戸松遥,斎藤千和ほか
全8話


あらすじ

小学6年生の「日本一似ていない」三つ子・丸井みつば、丸井ふたば、丸井ひとは。
このアニメは丸井三姉妹とその周辺人物が織り成す、ギャグアニメである




増量中かよ!

みつどもえ2期な本作品。
一期からの分割作品で、本作品は一期の売上が芳しくなかったためか
全8話という中途半端な話数の作品になっています。
基本的なストーリーは一期と変わらず。
三つ子の3姉妹を中心としたドタバタコメディもの
しかしながら今期が不安がいっぱいだった、全8話という話数もそうだが、
劇中作である「ガチレンジャー」を意味もなく一話まるごと製作し、
せっかくの2期のスタートを台無しにしてしまっていた。
大切な2期の、大切な第一話。
その大切にしなきゃいけない大事な話を、劇中作のストーリーってどういうことでしょうか?
そんなにガチレンジャーがやりたいなら、特典映像で勝手にやればいい。
スタッフのこの作品にかける意気込みに不安を感じた
一期とは違い基本的に一話の中に大量に話を詰め込んでいる。
短い小ネタが5~6個入って一話という感じだろう。
確かに物語の気だるさはなくなったが、詰め込んでいる割にはテンポが悪い部分もあり、
さらに一期からの欠点である決定的な「ツッコミ役」が居ないのでギャグは放りっぱなしだ
本当に、誰かひとりキレの良いツッコミ役が入れば作品の締りが違う。
さまぁ~ずの三村のような単純かつ見たまんまなツッコミが欲しい所だ(笑)
ギャグの内容でいえば、一期ではすれ違いネタが多く、
レビュー内でも「萌えアンジャッシュ」と評したが
今期ではキャラの特性を生かしたギャグが非常に多かった。
逆に言えば、一期の勘違いネタは殆ど見当たらない。
キャラクターの特性を生かしたネタは確かに面白いのだが、意外性はまったくなく
「あ、このキャラが出たら○○ネタか」とある程度予測できてしまい、
違う意味でパターン化してしまった。
物語やギャグに意外性が無くなってしまったのは、ストレートではあるが
人によっては「つまらない」と感じてしまうだろう
意外性という意味ではすれ違いネタのほうが新鮮味があった
しかしながら、かわいいキャラありきの作品と考えると今期のほうが
完成度は高いと言えるだろう。
前期はネタに、今期はキャラに力を入れたストーリー内容になっている
全体的に言えば、キャラクターに愛着をわかなければ厳しい。
だが、キャラデザが非常に癖のある感じになっており、キャラに愛着を持ちづらい。
この作品の魅力である「可愛いキャラによるギャグ」という本質の中で一番重要な
かわいいキャラというのがキャラデザによって台無しになってしまっていた。
また、アニメ特有の動きが少ないのも
「別にアニメを見なくても原作見ればよくね?」という考えにいたってしまう結果になった
少しは過剰な動きやアクションがあれば笑いにプラス要素が加わったが、
動くのは一部の話のみという感じで、残念だ。
しかしながら、最終話の出来栄えは非常に良かった。
前半の焼き芋ネタ、後半の三つ子たちの成長をしんみりと描いたストーリーは
1クール+8話を絞めるには非常に心地の良い話で、
何故か少しだけ評価を上げる最終話になっていた。
三期の可能性は薄いかもしれない
2期も全8話と、一期の売上が悪く制作費が1クール分降りなかったのだろうし
一期の売り上げ自体も一巻あたり1500枚以下と厳しめだ。
最初から分割2クールが決定していたため、無理やり製作した感じも否めない。
一期が気に入れば、2期もすんなり見ることができるだろうが
一期の時点であまり気に入らない方は微妙な印象をうけるかもしれない。
個人的には斎藤千和さんが出ている所だけはニヤニヤしながら見ていました。
ごめんなさい(笑)