百花繚乱 サムライブライド

評価/★★☆☆☆(33点)

百花繚乱 サムライブライド 第六巻 [Blu-ray]

アームス
監督/KOBUN
声優/平川大輔,悠木碧,釘宮理恵,小林ゆう,寿美菜子,後藤沙緒里,豊崎愛生ほか

あらすじ
己の「将」の力をさらに高めるため修行の旅に出ていた宗朗。 柳生義仙との戦いで消滅したと思われながらも、柳生道場へと帰還した柳生十兵衛。宗朗と契りを交わし、“剣姫(マスターサムライ)”となった徳川千と真田幸村。その従者、服部半蔵と後藤又兵衛。刺客として宗朗を狙うも、今は柳生道場に住み着いている直江兼続。 天草四郎の復活を阻止した宗朗たちは、自らが取り戻した平和の中に生きていた…。だが、武應学園塾に、大日本に新たな敵が襲い掛かる!

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サムライは修行するとビームを撃つことができます。

本作品は百花繚乱サムライガールズの2期、原作はライトノベル。
売上は普通だったのでまさか2期があるとは思わなかったが、
思いのほかフィギュアなどが売れたようだ

基本的なストーリーは前作の続き。
何とか天草四郎の復活を防いだマスターサムライたち、
「将」である柳生宗朗が修行のため半年ほど旅に出て戻ってくると、
道場はメイド喫茶になっていた。
更にそこに「ダークサムライ」を名乗る者達が道場破りにやってきた
という所からストーリーは始まる。

始まって早々、前期を見ていない人には優しくない。
前期が3年前の作品と言うことを考えるともう少し一期を振り返るような内容があれば
唐突な設定の多いこの作品の世界観を2期から見始める人にも
受け入れやすかったかもしれないが、1期を見ている前提のストーリー展開になっており
更にパワーインフレが起こる。

ストーリー的にも前作はエロ要素こそあったが、
バトルファンタジーとして王道の面白さがあった。
しかしながら今作は「萌えアニメ」になっており、序盤でパワーインフレが
起こるほどの敵が現れたのにもかかわらず敵は一ヶ月待ってくれるわ、
1期でも結局出ずじまいだった「天草四郎」は100年は復活しない宣言(苦笑)

序盤からメイド喫茶を舞台としたサムライ萌えアニメになってしまっており、
ストーリーが「萌え」や「エロ」なシーンを作るためだけのものになってしまっている
だが、そのエロ要素に関しては加速している。
むしろ若干理解できないレベルまで突き進んでしまっており、
猿かと思ったら女性だったとか、クンカクンカなど
毎話のようにあるわけではないのが残念だが、ときおり意味不明なエロシーンがある

水着シーンや裸のシーンなど定番なものからマニアックなものまであり、
そういった要素が好きな方には楽しめるだろう。
なぜか敵のはずのダークサムライもきちんと水着シーンが有ったりする違和感はあるが、
お約束のセクシーシーンの数々は本筋のストーリーがつまらないだけにより楽しめるが、
後半に向けて、その要素が薄まってしまったのは残念だ

1期からの設定はほとんど生かされていないのはある意味すごい。
1期では本当のボスだった「天草四郎」は100年蘇らない設定になり、
生徒会という設定は忘れ去られ、学園という設定はあるものの必要性を感じない設定、
1期から引っ張ってきた設定をないがしろにしてストーリーを進める。

更に展開もあまりほめられたものではない。
序盤、ヒロインである「十兵衛」は前回の戦いの末、力がなくなってしまったかに見えた
その力が復活する展開があることは重々理解できるのだが、
力自体はあっさり復活(苦笑)
新キャラの掘り下げのストーリーのついでの力の復活だ。

1期の段階で「2期へ向けたストーリー展開」にしていたが、
1期の段階で敵のボスである天草四郎を復活させなかった事による原作改変のせいで
2期でまともなストーリー展開ができなかったことが原因だろう

大筋のストーリーの敵である「天草四郎」をないがしろにしてしまったことで
1期であった王道バトルストーリーが薄まってしまい、
2期では滅茶苦茶とも言えるストーリー展開になってしまっている。

特に終盤のストーリー展開はある意味で「笑える」ほど馬鹿馬鹿しいのだが、
まじめに見てしまうと目眩がするほど酷い。
作品全体で最初から引っ張った要素が結局拍子抜けするような展開になっており、
話が進めば進むほどストーリーが滅茶苦茶になっていく
主人公は刀を使う将なはずなのだが、かめはめ波を放つ始末だw
更に最後のボスは何かでっかい侍と、笑うしかない。

最終話のゴタゴタ感は凄まじい。
登場人物たちが死にまくるという、コレまでの展開から考えられないほどシリアスになるのだが
全員生き返る(笑)
そして、サムライブライドの正体が「ケーキ入刀」というなんか・・・もう、あれだ(笑)
機動武闘伝Gガンダムの最終話を彷彿とさせる笑える攻撃は、
「やりきってやったぜ!!!」というスタッフの満面の笑みが見えるようだった

全体的に見て2クールやったとは思えないストーリーの内容だ。
しかしながら、ある程度割りきって「B級アニメ」としてみれば
これほど笑える作品はなかなか無い。
主人公がかめはめ波を打った当たりでまじめに見ることをやめれば
その後の展開は爆笑しながら見ることが出来るだろう。

1期からの設定は無視、2期からの新キャラはあまり生かさない、
序盤で作った問題は終盤であっさり解決、
1期にあった終盤の燃え要素やキャラが増えたことで萌え要素が薄くなったり
終盤に連れてエロ要素が薄れてしまったことなど問題は多く
まじめに考えると酷いストーリー展開だが、B級アニメとしては優秀だ(笑)

色々問題が多く欠点の目立ってしまい、
1話~11話まで見ると微妙だなという印象だけなのだが
最終話の12話を見るとこれはこれで面白かったと感じてしまう。

3期はあるのだろうか???
個人的には3期があれば、次にどんな馬鹿馬鹿しいことをしてくれるのかと
ちょっと楽しみではあるが、これは私がB級アニメ好きだからかもしれない
決して万人におすすめできるアニメではないが、
3期があれば期待したい作品です。