期待はずれの質アニ「GIRL」レビュー

2015年10月2日

評価/★★☆☆☆(26点)

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期待はずれの質アニメ

本作品は日本アニメーター見本市という企画の中の一本、
MEMEMEなどと同じくアニメーションPVという形の作品になっている
監督は吉崎響、アニメーション制作はスタジオカラー

見だして感じるのは「淡い色合い」だろう。
非常に癖のあるキャラクターデザインの女の子、
背景は色鮮やかな星や宝石などきらびやかな背景を派手な色合いで飾っており、
癖のあるキャラクターデザインが映える。

だが、同時につまらない。
ME!ME!ME!は刺激的な性的描写と考察できるストーリー展開が曲とあっており
好みは分かれるもののアニメーションミュージックビデオとしてよく出来ていた。
ループするという落ちもWEB配信という媒体をうまく使った演出で
記憶に残っている作品の1つだ。

だが、この作品の場合は同じ監督ではあるものの中途半端だ。
パンチラや下着姿などのセクシーシーンはあるものの、
この雰囲気の作品ならばパンチラや下着姿などはいらない。

はっきりいってしまうと「曲」に「映像」が負けている。
「DAOKO」さんが歌っている曲の雰囲気、声が非常に素晴らしく、
その曲の凄さを映像で表現しきれておらず、
映像部分での遊びやアニメーター見本市ならではの遊び心がなく
「綺麗にまとまりすぎている」感が否めない
曲自体は何度も聞きたくなるが、映像は何度も見たくなるとは言いがたい。

全体的に見てちょっと期待はずれだった作品だ。
「DAOKO」「吉崎響」とMEMEMEの衝撃をもう1度味わえるかと期待したのだが、
その期待という名のハードルの前にあっさりとこけてしまっている感じが否めない
中途半端に「MEMEME」の要素を出しているのも個人的にはあまり受け付けず、
MEMEMEの完成度や評判に制作側が日和ってしまった印象が強い。

ただMEMEMEがあまり好きではなかった方はこっちのほうが受け入れやすいかもしれない。
可愛らしい雰囲気も非常に強く、MEMEMEよりは性的要素も薄い。
綺麗にまとまりすぎている感じが私は嫌いだが、
まとまっているからこそ好きという方も居るだろう。

いわゆる「質アニメ」で終わってしまっている
この「雰囲気」が好きな方にはたまらないが、
この「雰囲気」が微妙な方には微妙な作品で終わってしまう作品だ