うーさーのその日暮らし 覚醒編

2014年5月10日

評価/★★★★☆(62点)

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俺は金と肉とギャルの居るこの世界を守る!

本作品はうーさーのその日暮らしの2期。
原作は約10年も続いている日記風コラム。

始まって早々、うーさーのその日暮らしのキャラデザではないキャラが出る(笑)
基本的にこの作品はうーさーというキャラクターもヒロインたちも
デフォルメされたキャラクターで描かれている作品なのだが、
1話に限っては「ちゃんとした頭身」のキャラクターデザインで始まる。
妙に凝りまくった女性キャラクターのデザインとうーさーの相変わらずの存在感で
「あ、うーさーってこんなかんじだったな」と沸々と思い返すことが出来る

2話以降はいい意味でも悪い意味でも「安定した宮野真守劇場」だ(笑)
うーさーを演じられている宮野真守の宮野真守さんによる宮野真守ためのアニメといっても
過言ではないくらい宮野真守劇場だw
パロディ、小ネタetcの数々が「宮野真守」という要素で構成されており
今までに宮野真守さんが演じられてきたキャラクターのセリフのパロディやネタをふんだんに取り入れ、
毎話毎話のネタを全力で宮野真守さんが演じていることでこの作品の面白さが生まれている。

ある意味で1期は序盤の段階でそれを感じにくくて中盤から面白くなったのだが、
2期の場合は「最初から全力」なため1話から面白い。
相変わらずの小ネタ、相変わらずのうーさー、相変わらずのパロディなど
1期を楽しめたのなら確実に楽しめる内容を毎話毎話繰り広げている。

更に1期に比べると「動き」の面が強化されている。
もちろん1話4分短編アニメなので限界はあるものの、
1期に比べると「うーさー」がアクロバティックに動いたり、
細かい背景の部分で何かが動いていたりと1期に比べて見ていて楽しいシーンが多い。
きちんと動きのあるシーンを繋げつつ小ネタを展開し、
細かい動きでキャラクターの可愛さや魅力を深めている。

そして毎話のコラボ。
ミス・モノクローム、蒼き鋼のアルペジオ、どーにゃつ、カーニヴァル、
キルラキル、翠星のガルガンティア、ガンダム00、アイドルマスターなどなど
有名作品のキャラクターがちょろっとうーさーとからみ、小ネタを展開する。
この小ネタがきっちりと練られており、うーさーとのコラボが自然かつ面白い。
次にどんな作品とコラボをするのか、見ながら楽しむことが出来る。

豪華なゲストコラボキャラクターとのネタの数々は
思わず爆笑してしまうものが多く、逸脱なものが多い。
だが逆に「コラボ元」をしらないと笑いづらいネタになってしまっているのは欠点だ。
4分という短い尺の中で人によっては「笑えない」ネタがるのは残念ではあるものの、
パロディ元が分かれば確実に笑えるネタだけにパロディという要素の欠点と良点が
短い尺の中で全開に出ているといえるだろう。

全体的に見て安定した2期だった。
1期以上に練られたパロディや小ネタの数々、
うーさーというなんともいえないキャラクターの愛くるしさと
2期からのコラボキャラクターとのコラボネタの数々は純粋に笑える。
欠点を言うならばだが、パロディネタが多いだけにパロ元がわからないと笑いづらいということぐらいで
あとは1期を楽しめれば安定して楽しめる作品だ

更に2期の特徴として「ストーリー」がある。
うーさーが二人の女の子と住んでいる理由などが徐々に明かされる中で
うーさーが「ヒーロー」として活躍する最終話はなんともいえない余韻を見終わった後に残す。

この作品はギャグアニメのはず、この作品は笑って追われるはず・・・なのに
なんとも悲しく、不思議な余韻の残る作品だ。
不意をつかれたシリアス展開を自分の中で消化しきれない感覚といえば分かりやすいだろうか。
3期があればそんなシリアスをあっさり吹き飛ばす展開になるのはわかる、
わかるのだが、この寂しい余韻はこの作品を最後の最後で更に強烈な印象を残すものになっており、
この余韻を「面白かった」と捉えるか「すっきりしない」と捉えるかは
見る人の好みのよってわかれるだろう。

個人的には3期を希望したい、中の人的に「メタルウーサー」になって帰ってくる展開を
見たいと思ってしまっている自分がいる(笑)