1時間で楽しめるストライク・ザ・ブラッド 「ストライク・ザ・ブラッド OVA ヴァルキュリアの王国篇」 レビュー

2016年3月25日

評価/★★★☆☆(59点)全48分
ストライク・ザ・ブラッド OVA 後篇<初回生産限定版[Blu-ray]

あらすじ
絃神島での調印式典に参加するためにラ・フォリアと国王夫妻が来日し、暁古城と姫柊雪菜はひょんなことからラ・フォリアらと出会うことになる

スポンサーリンク

1時間で楽しめるストライク・ザ・ブラッド

本作品はストライク・ザ・ブラッドのOVA作品。
前後編で2作品発売された
監督は山本秀世、制作はSILVER LINK. / CONNECT

見だして感じるのは作画の安定感だろう。
TVアニメではセクシーシーンはある程度、気合が入って描かれていたが、
戦闘シーンの手抜き具合や、2クール目以降の作画の不安定さなど
気になる部分が多かった。

しかし、今作はOVAということもあり非常に安定している。
本作品は「ヒロインの可愛さ」も魅力の1つであるため、
その魅力が存分に活かせるように、ファンだからこそ楽しめるように、
OVAだからこそしっかりと気合が入った作画になっている。

キャラクターも前後編の1時間という尺の中で、
TVアニメに出てきたヒロインを満遍なく登場させている。
「主人公」をある「特殊な状態」にすることで、
OVAならではのヒロインの可愛らしい反応が
生まれるシチュエーションにしており、
各ヒロインのファンならば文句無しに楽しめるだろう。

また、かなり大胆にヒロインたちのセクシー描写がある。
お風呂シーンではOVAということもあり、光規制や湯けむりなどが一切なく、
こだわって描かれた細部は「OVAらしい」セクシー要素となっており、
そのセクシー要素が主人公の特殊な状態のせいでギャグになっている(笑)

露骨なセクシー描写とギャグ描写、
TVアニメにはなかった「荒唐無稽さ」がOVAにはあり、
個人的にはまともな状態の主人公よりも、
OVAの特殊な状態の主人公のほうが好きだ。
ギャグとセクシーがいい塩梅でテンポよく描かれることで、
非常に見やすく、素直に面白いといえるシーンづくりになっている。

前半はコメディとセクシー要素、後半はバトル要素と
前後編というストーリー構成を活かしたメリハリのあるストーリー作りになっており、
1時間の中できっちりと「ストライク・ザ・ブラッド」という
作品を楽しめるようになっている。
オチもユニークになっており、最初から最後まで面白い作品に仕上がっている

全体的に見てファン向けであることは否めないものの、
きっちりと1時間という尺の中でストライク・ザ・ブラッドらしい面白さを
ギュっと詰め込んだ作品になっており、
ファンならば確実に「面白い」と言える作品だ。

欠点を言うならばストーリーが若干いつものワンパターンになっており、
OVAだからこそ、もう少しバトル要素が薄めでも良かったのでは?と
感じる部分も大きい。
ただ、セクシー要素はきっちりと描かれてお入り、
ストライク・ザ・ブラッドの「お約束」もきっちりと盛り込まれ、
1時間という尺でダレることなく楽しむことが出来るだろう。

OVAであくまでもファン向けであり、高い評価はしづらいが、
ストライク・ザ・ブラッドという作品を嫌いでないならば
確実に楽しめるだろう。

1期は6000枚前後の売り上げ、
OVAは前後編共12000枚前後の売り上げとかなり売れている。
原作が第一部完となっており、第二部が始まる予定のようだが、
ストックが貯まり次第2期という感じなのだろうか?

予想以上にOVAのクォリティが高かっただけに、
このクォリティのままの2期ならば期待したい所だ。