中の人目的以外の人はおかえりください。「イケメン戦国 時をかけるが恋ははじまらない」レビュー

2017年10月7日

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評価 ★☆☆☆☆(15点)全12話

あらすじ 俺の名前は佐助。大学院生だったんだけど、ある日、戦国時代にタイムスリップしてしまった。しかも、教科書で学んだ歴史とはまったく違う戦国時代に…… 引用 – Wikipedia

中の人目的以外の人はおかえりください。

原作はソーシャルゲームな本作品。
PSVITAでのゲーム発売の予定も有るようで原作ゲームとVITAゲームの
宣伝も兼ねての制作だろう。
監督は渡辺誠之、制作はトムス・ジーニーズ。
1話5分ほどの短編アニメ。

見だして感じるのはバリバリの3DCG感だろう。
CGと言われなくともCGと分かる角が立っている感じの作画であり、
アニメの作画というよりはゲーム内のCGという感じの印象がかなり強い。
こういうデザインのキャラが動き回るソーシャルゲームをいくつかやった事がある。
髪の毛の刺々しさは凄い(苦笑)

動きも硬い。
口の動きやキャラ動きなどスマホゲーム内のアニメーションだったら我慢できるが、
大画面であればあるほど刺々しさが目に突き刺さる。
予算が少ないのだろう、本来はゲームで使うようなデザインとクォリティの
CGを無理矢理アニメにしており、かなり見がたい。

内容的にも女性向けだ。
現代の男性が戦国時代にタイムスリップして織田信長の家臣となり・・・
というところからストーリーが始まるが、
内容自体はかなり荒唐無稽だ。

豊富秀吉とテニスをしたり、伊達政宗とラップをしたりという感じで、
それが何が面白いのかと問われるとかなり厳しい。
はっきりいって中の人(声優)目的でなければ厳しい。

本来は男性武将同士のイチャコラ的な感じで
女性が見れば黄色い声を上げるのかもしれないが、
前述したとおりカクカクな3DCGなためそういった女性向けの萌え要素も薄い。
あくまで演じている男性声優さんのファンならば目を閉じても楽しめるだろう。

設定自体もタイムスリップして戦国時代なんて使い古された設定であり、
イケメン戦国武将も織田信長だけでダース単位で存在してそうな設定であり、
使い古された設定と使い古された設定を組み合わせても、
そこに斬新な設定の面白さやストーリーの面白さも生まれておらず、
新鮮さが全くない。

総評

全体的に見てただの美男子動物園なだけの作品だ。
出ている男性声優は豪華であり、彼らのファンであれば目を閉じて楽しめるが、
それ以外の人にとってはよくあるイケメン戦国武将もので、よく有る日常モノ。
嫌悪感を抱くような要素やストレスになるような要素はないが、
その反面でコメディなのに無表情で見たしまう起伏の薄さも有る。

一応、主人公は織田信長の家臣と思いきや裏切ってたというような
ストーリー展開も有るのだが、あくまでも日常コメディ系なので、
そこに強いストーリーの盛り上がりや面白さが有るわけでもない。

ゲーム自体は2015年からあるのでソシャゲとしては割りと古いため
根強いファンも居るのだろう。
きちんとアニメ化すればもう少し違ったかもしれないが、
来週にはすっかりと内容を忘れていそうな作品だ。

個人的な感想

原作は一応、女性が主人公のようだがアニメでは排除されている(笑)
その点だけが個人的には1番の笑処だった。
昨今ではCGアニメも増えて3DCGが手軽に作られるようになってきたのはいいのだが、
こういった予算の少なさを感じさせるお手軽3DCG作品も増えてくるのは
ちょっと厄介な所だ。