空前絶後のォォ!アホ娘にィィィ!耐えられるかァァア!「アホガール」レビュー

2017年10月9日

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評価 ★★★☆☆(59点)全12話

あらすじ 学力テストで5教科全て0点を取るほど頭が悪い空前絶後のアホの子・花畑よしこは、幼馴染の「あっくん」こと阿久津明に説教を受けても的外れな返答しかできず引用 – Wikipedia

空前絶後のォォ!アホ娘にィィィ!耐えられるかァァア!

原作は漫画な本作品、アニメ化もされた
「マンガ家さんとアシスタントさんと」と同作者のヒロユキ。
監督は草川啓造、制作はディオメディア。
1話15分の短編アニメ

見出して驚くのはangelaのOPだろう(笑)
angelaといえば宇宙のステルヴィアや蒼穹のファフナーなどのOPやEDを歌っており、
どちらかというと「かっこいい」感じの歌手だ。
しかし、びっくりするほど間の抜けた歌詞で本作品のOPを歌っている。
「バナナは夜食~♪」で締められるOPを聞くだけで思わず笑ってしまうほどだ。

そしてヒロインの強烈なアホさ。
マンガやアニメの中でのいわゆる「アホキャラ」はいるが、
この作品のヒロインである「よしこ」を超えるアホな高校生キャラは類を見ない。
テスト0点は当たり前、バナナがとてつもなく好き、幼馴染の主人公が好き。

この強烈な「アホさ」はかなり好みがわかれるアホさであり、
人によってはこのアホさはいらだちを感じてしまうレベルのアホさだ。
ある意味でつらぬいたアホさも言えるのだが、
貫きすぎてこのキャラに対する苛立ちのほうが上回る可能性が高い。

そんな彼女に対するいらだちを代弁しているのが主人公だ。
外見は普通以上の可愛さを秘めているヒロインでは有るが、
バナナがうまくて涙をながすようなアホさを秘めている彼女の下着姿を見て、
「ぺっ!」とつばを吐くほどだ(笑)

視聴者の彼女に対する苛立ちやストレスといったものを
彼が過剰に表現することでギャグに成っている。
ただ時折、その表現方法が過剰であり「暴力」に訴えることも多い。
女性に対して平気で男性がフルパワーで殴るというシーンを
ギャグに受け止めきれない人もいるかもしれないだけに好みが分かれる。

だが、アホに何を言っても仕方ない(笑)
彼女に対するいらだちは脳天チョップや腹パンでようやく解消され、
イラっとくるレベルのアホさにやりすぎなくらいの暴力で突っ込むことで、
古き良き「夫婦漫才」のような清々しさを生んでおり、
スカッとした面白さを生んでいる。

これが中途半端なアホさだったり、中途半端な暴力ツッコミでは漫才にならない。
ストレスを感じるレベルのアホさとやりすぎなくらいのツッコミだからこそ
ギャグに成っており、ツッコミの際の演出もうまく切りかけることで
暴力ではなくツッコミに見せており、ギャグになっている。

ときには腹パン、時にはジャイアントスイング、時にはバックドロップと
男女平等を叫ぶ人が増えた世の中で女性キャラに対してここまでの
暴力ツッコミをしている作品はなかなかないだろう(笑)
めんどくさい団体に目をつけられたら確実にアウトである。

声優による熱演も大きい。
アホなヒロインを「悠木碧」が可愛さを捨て去って演じきっており、
アホだからこそ普通の女の子キャラが言わないような「う○こ」なども
恥ずかしげもなく言い放っている(笑)

更にツッコミ役の主人公のドSぶりも杉田智和が
吐き捨てるように思いっきり演じきることでツッコミによりキレが生まれており、
ただかっこいい声や大きい声で突っ込むのではない
鋭角なツッコミを生んでいる。

1話15分という尺もちょうどいい。
これで30分アニメならばいくら複数エピソードで構成されているとはいえ
「アホ疲れ」してしまっただろう、
1話15分の中に複数エピソードを詰め込みテンポよく描いているからこそ、
アホ疲れセずにほどよくアホを楽しめる。

ヒロインのアホさのおかげでセクシーシーンはかなり多い。
下着姿やパンチラなどかなりお多いのだがいっさい規制されていない。
なぜならエロくないからである(笑)
キャラクターの魅力が可愛いではなく、アホだと下着姿もエロく見えなくなる。
この作品にとって女性の下着姿すらギャグ扱いだ。

総評

全体的に見てヒロインのアホさと主人公の激しいツッコミの部分で
好みが分かれるところはあるものの、1話でしっかりと判断することができ、
1話が気に入れば最後まできっちりと笑える作品だ。

1話15分だからこそのテンポの良さと気持ちのいいツッコミの数々、
呆れるほどのアホさと清々しいツッコミと振り回される周囲のキャラ、
話が進めば進むほどキャラが増えるのはギャグ作品の宿命では有るが、
決してキャラクターを使い捨てにせずきっちりと使いこなし、
漫才のような荒唐無稽ではないしっかりとした面白さがある作品だ。

ただテンポは早くキャラクターのテンションは高いため、疲れる作品では有る(苦笑)
1週間に1話なら程よいが私のように一気に見てしまうと
アホ疲れしやすいので注意だ。

個人的な感想

個人的には「人形遊び」の回で爆笑してしまった(笑)
原作もこの作品は私にしては珍しく読んでいる作品なのだが、
アニメーションとしてみると面白さがストレートに伝わり、
よしこのアホさにストレスを感じなくなっていた。

売上が原作特典のDVDのみなのでちょっとわからず、
2期があるかどうかは原作の売上次第かもしれないが、
2期があるならばぜひ見たい作品だ。

なお、この作品が気に入った人は同作者の
「マンガ家さんとアシスタントさんと」も楽しめると思うので
合わせてお楽しみいただきたい。

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