猫を擬人化しただけの作品「にゃんこデイズ」レビュー

評価★☆☆☆☆(13点)全12話

あらすじ 人見知りの女の子・小長井友子と、友子が飼っている3匹のネコ、甘えん坊の「まー」、しっかり者の「ろー」、泣き虫の「しー」の日常を描く引用 – Wikipedia


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猫を擬人化しただけの作品

原作は4コマ漫画な本作品。
監督は池芳正、制作は大島美和。
1話あたり1分半ほどのショートアニメ。

見出して感じるのはキャラデザの可愛さだろう。
とてもじゃないが1分h半のアニメとは思えないほど、
しっかりとしたキャラクターデザインであり、
掲載雑誌は違うが、いわゆる「きらら系」のような印象だ。
にゃんこデイズ
ただ、内容はかなり突飛だ。
普通の高校生の女の子が勝っている3匹の猫と、
高校生の女の子の日常を描いている。
これだけ書くと普通なのだが、3匹の猫が擬人化している。

等身が低く小さい3匹の猫は擬人化はしているが
耳と尻尾はついており、普通に喋るし
「猫」という立ち位置は変わらない、主人公のペットだ。

見た目は小さく耳と尻尾は確かについており、猫の特性もきちんとある。
例えば器などに入りたがったり、ゲームをしているときの指の動きに
反応しちゃったりもする。
だが人間並みの知能が有り、普通に会話もできるし、普通に生活もしている。
にゃんこデイズ
この作品において絶対に突っ込ではいけないのだが、
擬人化した猫達があまりにも人間っぽすぎて、
「飼われている」という状況は色々とアウトなんじゃないのかと思ってしまう。
もちろん彼女たちはこの世界では猫だ。

だが、耳と尻尾をついている以外は小さい人間な彼女たちは、
法律的にどういう概念で、
人間たちのペットとなっているのかと物凄く気になってしまう。

擬人化ものの場合は普通、擬人化されたキャラだけの世界だったり、
擬人化されたキャラたちの等身が高く人間世界で
普通に人間と同じように暮らしていたりと、
ある程度、納得できる世界観や設定がきちんと作られている。

しかし、この世界では普通の日本と思われる場所で、
我々と変わらない法律や概念がありそうな中で、
猫だけが小さい人間になっているような感じになっている世界だ。
にゃんこデイズ
「とりあえず猫を擬人化した」という安易さが作品の世界観に
説得力の無さを生んでおり、ものすごく違和感が生まれている。
獣耳と尻尾が生えて小さい人間を普通にペットして、
猫として飼っている世界だ。
ちょっと怖くないだろうか(苦笑)

そういった設定の細かい部分を突っ込まずに、
可愛い女の子と可愛い擬人化した猫との日常を愉しめば良いのは分かる、
だが安易に猫を擬人化してみただけの設定だけの世界のせいで、
そんなゆるふわな日常ストーリーが頭に入ってこない。

さらに言えば、安易な猫の擬人化だけの作品なので、
別に「猫の擬人化」という設定自体の必要性を感じない。
一応、モチーフになっている猫はいるのだが、
いわゆる猫あるあるみたいなのも少なく、
基本的には小さい女の子と主人公の女の子の日常を描いているだけで、
「猫」という設定を活かせていない。
にゃんこデイズ
物語の主軸が人見知りで友達の居ない主人公が中心となっており、
猫がきっかけで友達が出来ましたというだけの話を描いている。
そんな話を描くのに「猫の擬人化」するという必要性がまったくなく、
思い出ししたかのように&おまけのように擬人化した猫の日常も描いている。

ストーリーも1話1分半ほどの尺だが、1話完結ではない。
どうでもいい日常ストーリーを次週へ続く!という展開にされても、
ショートアニメとしての魅力や、
1分半ほどの尺を活かしたストーリーにしきれておらず、
単純に1分半で話をぶつ切りにしているだけの印象だ。
にゃんこデイズ
全体的に見て練り込み不足が半端ない安易な作品だ。
「猫を擬人化する」というアイデアを日常系のストーリーに組み込んでいるだけで、
彼女たちのこの世界での立場や法律などどうなってるんだ??と心配になるほど、
安易な「擬人化」をしてしまっており、
「猫を擬人化」というのがメインの作品のはずなのに、
猫という設定の必要性が全くなくなってしまっている。

別に猫でなくても幼稚園児の妹たちという設定に置き換えても全く問題がない。
あまりにも安易に「擬人化」しており、
流石にもう少し、「擬人化」という設定を受け入れやすい世界観や
設定を作るべきだろう。

正直、よくアニメ化できたなと思ってしまう作品だ。
確かにキャラクターデザインは優秀だが、
浅すぎるストーリーや練り込み不足の設定のせいで、
ゆるふわな日常を全く持って楽しめない。

7話と8話は猫達だけの日常が描かれるのだが、
猫の特性を全く活かさないいストーリーだ。
逆に「猫の擬人化」という作品なのに、
ここまで猫の特性を生かさないストーリーをよく作れるもんだと
ちょっと感心してしまうくらいだ(苦笑)
にゃんこデイズ
個人的にはびっくりするほど無表情で見てしまった。
猫の擬人化という設定で普通に可愛さだけを楽しめる作品かなーと
気楽な気持ちで見始めたら、ここまで浅い作品とは思わなかった・・・。

例えは悪いのだが道端に猫が座っていて「猫だ」と思って触りにいったら、
触った瞬間に猫のコスプレをした幼児だった気づくと言うような感覚だ。
あまりの唐突さに困惑し、その状況をどうにか解釈しようとするが、
道端になぜ猫のコスプレをした幼児がうずくまっているという状況を
理解することができなかったという感じの作品だ(苦笑)

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KADOKAWA / メディアファクトリー (2015-12-26)