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【20年前】2005年春アニメを振り返ろう!アニメ特集【あなたと合体したい】

2005年春アニメ アニメコラム
2005年春アニメ
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今から20年前というと、この記事を読んでいる人たちは
いくつでしょうか?私は17歳くらいです。高校生真っ盛りですね。
当然、そのころからアニメオタクだった私ですが、
今回は20年前の春アニメを振り返ってみようという
アニメコラムになります。

2005年春

春アニメは時期的に通年アニメなども始まったりして
作品数が増えやすい時期ですが、
2005年春アニメの作品数は33作品でした。
今の半分以下くらいの作品数はどこか安心感させ感じさせてくれます。

そんな2005年の春ですが、
Youtubeで最初の動画『Me at the zoo』が投稿されたりと
時代を感じさせる出来事もおこっています。
今は大阪万博が開催中ですが、
20年前の3月25日からは愛知万博が開催されていました。

そんな時期に放送されていた2005年春アニメ、
個人的な思い入れとともに振り返っていきます。

うえきの法則

2005年春アニメ一覧の中で思わず
「懐かしい」と叫んでしまったのがうえきの法則でした。
この作品、思い出に残ってる人も多いのではないでしょうか?

いわゆる能力バトルものなのですが、その能力が非常に特殊で
主人公の能力は「ゴミを木に変える力」という
一見使えなさそうにも見える力です。
そのほかにも相手をメガネ好きにかえる能力、
手ぬぐいを鉄にかえる能力などユニークな能力が多かった印象です

だからこそバトルの展開が読めず、
神様を選ぶバトルの中で選ばれた神様候補な中学生たちの
バトルを大いに楽しめた作品でした。

うえきの法則、そしてエレメンタル ジェレイドやメルヘブンなどが
2005年春アニメから放送されており、
この手の能力バトルが流行ってた時代を感じさせる
作品の1つかもしれません。

スピードグラファー

SPEED GRAPHER
評価/★★★★☆(61点)あらすじ舞台は失われた10年の混乱から脱し、一部の富める者だけが我が世の春を謳歌する“快楽都市”と化した東京。 雑賀辰巳は、友人戸越清冶郎からセレブリティーのみが出入りできるとされる闇の社交場六本木倶楽部の潜入取材...

20年前のこのあたりの時期は制作会社のGONZOが元気だった時期でした。
GONZOが制作したアニメはこの時代特有の陰鬱さを抱えつつ、
GONZOらしさというものが作品全体に現れている作品が多かった印象です。

2005年春アニメだけでもパチンコでおなじみの方も多い
「バジリスク ~甲賀忍法帖~」や「トリニティ・ブラッド」、
そして「スピードグラファー」と3作品も制作を手掛けており、
GONZOという会社の当時の偉大さを感じさせてくれます。

そんな3作品の中でもスピードグラファーは
私が未だに好きでたまに見返したくなる作品の1つです。
この作品、エロスを描いてます(笑)
フェチズムという誰しも何かしら持つもの、
それを「能力バトル」に落とし込んでいる作品です。

あるものはラバーに異常なまでに執着し、ゴムのようにしなやかに戦う、
あるものはダイヤに執着し、ダイヤを喰らい自らをダイヤに。
欲望に忠実に、性欲に忠実に、快楽に忠実に。
嗜好と嗜好のぶつかりかいで本能を解放させる。
この性欲の開放こそがスピードグラファーの本質ともいえます。

主人公が目覚めた能力の正体、女神と呼ばれた少女の秘密、
敵である「水天宮」の復讐劇、
話が進めば進むほど面白くなっていく作品です。

特に水天宮は1万円札でタバコの葉っぱを包み
タバコとして吸うという意味不明なことをしている敵であり、
1度見たら忘れられません(笑)

コアかつマニアックな作品ではありますが、
個人的に大好きな作品です。

ハチミツとクローバー

ハチミツとクローバー

20年前のちょうどこの時期にフジテレビに
「ノイタミナ枠」が誕生しました。
普段アニメを見ない人に向けたドラマ的なアニメ、
それがノイタミナ枠の特徴であり第一作のハチミツとクローバーは
まさにそんな感じの作品でした。

スピッツやYUKIさんなど有名なアーティストの曲を起用し、
描かれる青春恋愛模様は甘酸っぱく、
ポエミーな台詞回しも含めて非常に印象深い作品です。

実写映画化もされており、あわせてご覧いただくと
実写とアニメの違いも感じられ、
ノイタミナという枠がどんな枠なのかという方向性も
位置づけた作品でした。

ゾイドジェネシス

ゾイドジェネシス

このころはまだゾイドシリーズも元気でした。
この作品、多くの小さな少年の性癖を歪ませるような要素が
地味に多く「おねショタ」要素だったり、
妙にセクシーな要素が目立つ作品で記憶に残ってる人も
多いのではないでしょうか。

ただストーリー的にはかなり地味で、
作画面でもメインとなる制作会社がなく、
すべてグロス、下請けで制作するというわけのわからないことを
していたため、不安定でした。

この作品の中途半端さ、クォリティの低さも相まって
ゾイドシリーズのアニメはしばらくなく、
ゾイドワイルドが2018年に放送されるまでの
13年間ほどゾイドシリーズのアニメがなかったのは
かなりの痛手でした。

これが私の御主人様

このころはGAINAXもギリギリ元気でした。
この作品はGAINAXとシャフトが共同制作している作品であり、
今だと考えられない組み合わせですね(笑)

まほろまてぃっくといい、この作品といいい、
いわゆる「メイドブーム」が起こってることを感じさせる作品です。
今見ると設定やら展開やら色々ときつい作品なのですが、
20年前の時代感を味わうにはふさわしい作品かもしれませんが、
主人公の性格の悪さは好みが分かれるところではあります。

原作について調べると、原作と作画を手掛けていた方が
夫婦だったようなのですが離婚により
連載中止からの事実上の打ち切りとなってしまったようです。

交響詩篇エウレカセブン

交響詩篇エウレカセブン

新世紀エヴァンゲリオンから10年のときがたち、
エウレカセブンが始まりました。
放送当時は多くの人がエヴァを彷彿とさせる設定に
突っ込みつつも、エヴァとは違う方向性へと進んでいった作品でした。

この時代はそういう作品が多く生まれた時期でもありました。
エウレカセブンはそのなかの1つであり、
エヴァがキリスト教の要素ならエウレカセブンは仏教だというかんじで、
言い方は悪いですが逆張りのような設定を詰め込んでいる印象を
私は受ける作品でした。

エヴァとは違い「4クール」だからこそ、
登場人物たちの成長がゆっくりで、序盤はその未熟さゆえに
ギクシャクし、見る側もストレスが貯まるのですが、
そこを乗り越えるとエウレカセブンの魅力が見えてくる作品です。

今だとここまで長尺にロボットアニメをやることができなくなったと
考えると、これもまた時代なのでしょうね。
エウレカセブンもエヴァよろしくリメイク、リビルド映画を
やっていたのですが、そちらは一切話題にならずに終わりました。
あの時代だからこそ「エウレカセブン」はうけたのかもしれません。

創聖のアクエリオン

エウレカセブン、ゾイドジェネシス、そして創聖のアクエリオンと
ロボットアニメも元気な時代でした。
この作品はなんといっても「主題歌」と
「気持ちいい!」というセリフの印象の強さ、
1度聞くと忘れられないフレーズが多い作品です。

この作品もエヴァ的なニュアンスがあるのですが、
エウレカセブンほどではなく、転生という要素を活かしながら
物語がシリアスに進みつつも合体時の気持ちいいというセリフや
必殺技の面白さなどのコミカルな部分もあいまって、
人気になった作品でした。

今年、2025年冬アニメとしてアクエリオンシリーズ最新作の
想星のアクエリオンが放送されましたが、
アクエリオンシリーズは制作されればされるほど
微妙になっていき、想星のアクエリオンもなんとも言えない作品でした。

総評:時代

振り返ってみると2005年という時代を感じるラインナップでした。
ロボットアニメの充実さ、能力バトルものの多さ、
メイドブームと深夜アニメの製作数がまだ少なく、
徐々に増え始めていく流れを感じさせるノイタミナ枠など、
20年という月日の経過を感じさせます。

20年経ったからこそ今見ると古いと感じる作品もあると思いますが、
色褪せない魅力を持っている作品も多く、
この機会に気になる作品があればぜひご覧いただければと思います。

最期までお読みいただき、ありがとうございました。

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「2005年春アニメ」は面白い?つまらない?