「雨色ココアsideG」レビュー

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日常

評価 ☆☆☆☆☆(4点) 全12話

あらすじ とあるのどかな日。
静けさを破り、一人の少女がカフェ『Rainy Color』の扉を蹴破る音が響く。 彼女の名は、天見ヨーコ。引用- Wikipedia

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浅いし、浅はか

原作は声優ボイス電子マンガ作品。
雨色ココアシリーズは何度かアニメ化されているが、
基本的にイケメン男性が多く登場する作品だったが、
今作はSideGと書かれてる通り美少女が多く登場する作品になっている
監督は石井久志、制作はEMTスクエアード

古いキャラクターデザイン


引用元:© IAM電子出版/チーム sideG All Rights Reserved.

2019年になり平成も終わるというのに
「いつの時代のアニメだ?」と思うほどのキャラデザだ。
髪の色合いや色の塗り方など絵だけみても2019年のアニメとは
とても思えない。

1990年代のアナログとデジタルの作画の切り替え時期によくみた感じの
色合いとキャラクターデザインは流石に「手抜き」を感じる。
かわいい感じのデザインではあるのだが、
1話5分に満たない短編アニメだけに予算がないのはわかるが、
このふるさは拒否感が出る方も多いだろう。

ストーリー


引用元:© IAM電子出版/チーム sideG All Rights Reserved.

実質1話2分ほどの尺で大きなストーリーは展開できない。
1話早々に主人公がクラスメイトに「土下座」して始まるというのは
なかなか斬新ではあるものの、ストーリーが全く進まない。

1話は主人公が土下座し、なぜ土下座してるのかの回想に入り
2話は主人公の父親の店でバイトをしないといけなくなった経緯が描かれ
3話でようやくクラスメイトとバイトをしはじめる。

恐ろしく展開が遅い。
いざバイトをし始めても何かが起こるわけでもなく、
ものすごく淡々としたストーリー展開だ。

キャラクター


引用元:© IAM電子出版/チーム sideG All Rights Reserved.

この作品は1クールで30分ほどしかない作品なのに、
7人もキャラクターが出る。
一人あたりの平均出演時間は4分にも満たない。
7人ものキャラクターをこんな短い尺でさばけるはずもなく、
掘り下げ不足のキャラクターがあまりにも多い。

ろくにキャラクターの紹介もしないせいで名前すらよくわからず、
結局、最後までろくに名前も知らないキャラクターが居る。
1クールで30分しかないのに7人のキャラクターを出すというのは
明らかに「無理」なのはわかるはずだ。

肉感的なキャラクターデザインのせいもあって、
喫茶店の衣装が妙に露出が多かったり、コスプレしたり、
胸がばーんと出るシーンがあったりと、
古いキャラクターデザインでセクシーなシーンを描写されても、
「セクシー」というよりは「あざとさ」のほうが全面に出てしまっている。

無駄


引用元:© IAM電子出版/チーム sideG All Rights Reserved.

どうでもいい話が非常に多く、どうでもいいシーンに尺を撮る。
特に中盤でプールに行く話がある。いわゆる水着回だ。
これ自体は別にいいのだが、なぜか、そのプールにYOUTUBERがいて
「プール」を紹介してる動画を撮ってる。

それを作品のキャラクターが
「はじめてみた~!プールでお仕事できるなんてうらやましいね♪」
といってYOUTUBERの出番は終わりだ。
なぜYOUTUBERを出したのかまるで意味がわからない。
実在するYOUTUBERのようだが特に有名でもなく、出る意味もまるでない。

しかも、この回は本当に意味がわからない。
キャラクターの一人が浮き輪をひっくり返し、
それにもうひとりのキャラクターが「びっくりしたんだから!」と
キレたかとおもえば、プールに突き落として水着がはだけて終わりだ。

これのどこが「面白いのか?」と脚本を書いた人に問いたくなるほどに
浅すぎる脚本は空虚でしかない。

総評:あまりにも薄い


引用元:© IAM電子出版/チーム sideG All Rights Reserved.

全体的に薄すぎる作品だ。
古くて印象に残らないキャラクターデザインで
1話2分なのに無駄なシーンや余計な台詞の多いストーリーは
笑えることも泣けることもなく、何も感じない。
キャラクター数が多いせいでキャラの掘り下げもまるで出来ていない。

この作品のストーリーで描いたのは迷子の猫を見つけたこと、
他校の女の子と仲良くなったことだ。
最終話にしてなぜか「百合」な雰囲気が出てきている。

もっと早い段階で他校の女の子と仲良くなって、
この百合な雰囲気を突き詰めれば楽しめる作品になったかもしれないだけに
ちんたらバイトしてちんたらネコ探しをシていた1クールが
本当に無駄に感じてしまうストーリーだ。

本来のアニメなら1話分でここからキャラクター同士の関係性が深まって
盛り上がってくる感じなのはわかるのだが、
1話2分、1クールというのは予め決まっているのだから、
もう少しなんとならなかったのか?と感じる作品だった。

個人的な感想:最終話だけ


引用元:© IAM電子出版/チーム sideG All Rights Reserved.

この作品の良さを感じたのは最終話だけだ。
唐突に百合な雰囲気が出てきたのは驚いたが、
あの雰囲気自体は悪くなかっただけに
もう少し早くその方向性に作品が向いていれば違った作品かもしれない。

個人的に1番の謎はなぞのYOUTUBER出演だ。
UUUMに所属しているYOUTUBERがモブ役などでチラチラ出ているのだが、
出ている意味がまるでわからないし、必要性もまるで感じない。
せめてYOUTUBERのファンで視聴者を
獲得しようとでもしようとしたのだろうか?

一応1話に出てる「堀川りょう」さん演じるキャラクターが
YOUTUBEで動画を出してるので、その流れなのかもしれないが、
出すなら出すできちんと生かさなければまるで意味がない。
1話2分なためセリフも一言か二言のみ。
そんな出演時間ではファンも喜べないだろう。
下手したら聞き逃すレベルだ。

本当に浅はかでしかない。

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