セクシー

「スカートの中はケダモノでした。」レビュー

2.0
セクシー


評価 ★★☆☆☆(22点)全12話

あらすじ 男が苦手な女子大生・小南静歌は、女友達に誘われ、街コンに参加したものの、雰囲気に馴染めずにいた引用 – Wikipedia

悪質女装男子

原作はネットの広告でよく見かける電子書籍サイト、
めちゃコミックなどで連載中の漫画作品。
監督は熨斗谷充孝、制作はマジックバス。
1話5分ほどの短編アニメ。

可愛いヒロイン

この作品は僧侶枠としては2作品目の作品だ。
1作目は女性をターゲットにした所謂「ティーンズラブ」ものであったが、
今作は男性をターゲットにしてるのか?と思うほど
女性ヒロインのキャラクターデザインがしっかりしている。

そんなヒロインが友だちに誘われて「街コン」に参加するものの、
彼女は「男性」が苦手な女の子だ。
街コンに馴染めず戸惑っている彼女は長身で巨乳のお姉さんに出会い、
お酒を飲みに行くことになる。

キレイなお姉さんに憧れ仲良くなりたいと思った彼女は
女性なのにドキドキしてしまい、なおかつ部屋に連れ込まれ…
ワンナイトを過ごす寸前に彼女の股間の異物に気づきつつも襲われる。
1話から僧侶枠らしい怒涛の展開だ。

一瞬百合もののように見えるが、ヒロインの相手は女装男子であり、ノンケだ。
彼がなぜ女装をシているのか、1話を見た人なら気になってしまうかもしれない。

悪質

女装男子は女装はしているが完璧に男であり、
女の子を連れ込んで股間をビンビンにしている様が
1話から描かれている。

「僧侶と交わる色欲の夜に…」と比べても
かなり悪質な手法でヒロインとそういう仲になっている、
自分の性別を偽って女に手を出すような男だ。
悪質極まりない。

戸惑うヒロインにつきまとい、2話ではトイレに連れ込む始末だ。
流されるヒロインもヒロインだが、
女装しつつ「女子トイレ」で襲う女装男子もかなりやばいものがある。

1話では性別を偽り酔ったヒロインを家に連れ込み、
2話では女子トイレに連れ込み襲う、
もう確実に犯罪だ(苦笑)

真実

女装男子はヒロインを襲いまくるが、いつのまにか彼女に本気になっている。
なにがきっかけでそうなったのかも一切分からず、
ヒロインの方も満更でもない感じだ。
犯罪寸前というか犯罪的な行為で襲った女と恋愛関係になるという
展開はのちの僧侶枠にもつながる要素ではあるものの色々と強引だ。

彼の女装の理由も謎だ。
彼のファンを名乗る女性たちが常日頃から彼を追いかけ回しており、
そんなファンから逃げるために女装をしている。
なるほど、意味がわからない(苦笑)

そもそも彼は別にアイドルや歌手でもない。
ただの「イケメン」大学生だ。
そんな彼に謎のファン達がつきまとっており彼の日常が脅かされ、
彼は女装していないと日常生活を送れないほどだ。

もう警察に通報するなり何なりすればいいと思うのだが、
なぜか彼は女装を選んでいる。
「女装男子」という要素を出したいのは分かるが、
出し方があまりに強引すぎて目眩がするほどだ。

ふわふわ

女装男子を出したはいいものの
女装理由をあまり考えていなかったのだろうか?
浅すぎる女装理由はある意味で僧侶枠らしい浅ささだ。
しかも彼がなぜ女装をして「街コン」に参加したのかも謎でしか無い。

彼いわく、自分の外見だけで寄ってくる女性に嫌気が差しており、
外見ではなく中身を見てくれる女性を探していたらしい。
意味がわからない(苦笑)
女装した姿は女性から見てもキレイだと思われるほどの外見だ、
そんな外見で街コンに参加すれば女性より男性の方が引っ掛かりそうだ。

しかも、彼が惚れたヒロインも彼の女装姿という
外見にまず惹かれており、あとは経験の少なさから
強引な彼にヤられるままされるがまま、流されて恋心が芽生えている。
話があまりにもメチャメチャすぎて笑えてきてしまう。

そもそものヒロインの男性が苦手という要素も
なにか明確な理由があるわけでもない。
根本的にこの作品は色々な設定がふわふわだ。

展開自体もかなり唐突であり、
ヒロインがナンパされたと思ったらホテルにいきパコパコ、
満員電車で密着してイチャイチャ、
デートしてたら雨が降ってきて観覧車でパコパコと、
色々な場所でやりまくりだ(苦笑)

男性が苦手な女の子が女装男子で男性になれるために練習する。
この点だけ見れば悪くないのだが、
設定の浅さや展開の唐突さ、女装男子のほぼ犯罪行為の数々が
色々と気になってしまう。

ミスター慶大

女装男子はミスター慶大に選ばれるほどのイケメンだ。
女子が一切ほうっておかず大量の女子が彼を追いかけ回し、
だからこそ女装しないといけないのはなんとなくは分かるものの、
そんなイケメンだからこそ自信のないヒロインは釣り合わないと自信を失う。

同時に動き出すのが当て馬キャラだ(笑)
僧侶枠では伝統的ですらある当て馬男性キャラクターだが、
今作は非常にキャラクターとして弱い。
同じ大学生でヒロインに思いを寄せる男子というだけであり、
それ以上でもそれ以下でもない。

しかし、どストレートに彼女の好意をよせ告白する姿は立派だ。
どこぞの女装男子のように女装して
女性のフリして家に連れ込んで襲ったりしない。
そんな誠実な告白をヒロインも誠実に断る。

だが、そこに現れるのは女装男子だ(苦笑)
他に好きな人がいると勘違いし嫉妬に狂い、
彼女への愛情を暴走させた彼は外だろうが構わず襲い出す。
獣である、もはや女装をシてるかどうかなど関係なくやべぇやつだ。

しかし、そんな彼にヒロインはほの字だ。
一体どこに惚れるのか、もはや理由が一切わからない。
女装男子フェチなのだろうか?

最後は二人で幸せなベロチューをしておわるものの、
色々とハチャメチャな内容は僧侶枠らしい作品だったと言えるかもしれない。

総評:百合かと思った!?残念、獣でした

全体的にみて作画のクォリティはそこそこに高く、
ヒロインも可愛らしいデザインをしており、
規制はあるもののそんな彼女のあられもない姿を楽しめる作品ではある。
しかし、問題は女装男子だ。
やってることがめちゃくちゃの極みであり、犯罪スレスレな行為も行っている。

特に1話はやばい。
女装をし女性のふりをしてウブな女性を酔わせ家に連れ込みヤる。
ヒロインが警察に駆け込まなかったから良かったものの、
駆け込んでいたら間違いなく犯罪だ。

そんな彼の女装理由もふわっとしたものであり、
ヒロインの男性への恐怖もふわふわしている。
色々と設定が浅く、浅いままストーリーを進めるため
ツッコミどころがものすごくなってしまっている。

僧侶枠らしいぶっとんだ作品ではあり、笑処はあるものの、
流石に1話の犯罪スレスレの行為に関しては
飲み込み難いものがある作品だった。

個人的な感想:これだよこれ

しかしながら久しぶりに見返すと「これだよこれ」感もある作品だ。
いい意味で初期の僧侶枠らしいめちゃくちゃさがあり、
「女装男子」という僧侶枠特有の大人のキッザニア要素とは少し違うものの、
もしかしたら女性の中には女装男子とそういうことをしたいという
憧れを持ってるひともいるのかも…しれない(苦笑)

そういったかなりマイナーな嗜好を満たすために作られていると
考えればニッチな層を取り込んでいる僧侶枠らしさも感じられる。
規制シーンはかなり多いものの、当時の地上波版はもう少し緩かった記憶があり、
昨今の僧侶枠のほとんど映らずにカットされるシーンの数々を考えれば、
この当時はまだ規制と戦っていたんだな…と僧侶枠の歴史を感じる作品だ。

原作のあらすじをよむと意外と話は続いているようで
2023年段階でなんと8巻まで続いており、
2023年の7月に最終巻である9巻がでるようだ。
この内容でどう9巻まで引き伸ばしたのか…
物凄く原作の内容が気になってしまうため、
ぜひ2期をやってほしいところだ。

「スカートの中はケダモノでした」は面白い?つまらない?

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